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プレミアムなメロン

夕張メロンといえば、タネが金庫で保管されるほどの高級品とされる。今では日本全国北から南まで、メロンの産地は膨大な数になるが、やはり初セリの高音が全国ニュースで報道されるのは、「夕張メロン」の特権?だろう。
この夕張メロンを地元まで買いに行ったら安いかなと思い、昔々何度か夏になると夕張の農協直営店まで買いに行ったことがある。結論とすれば、ガソリン代を考えると安くはないだった。

その夕張メロンが札幌市内のスーパーで売られていた。値段を見て、なるほどなあと思う。一般的なメロンが大体一玉1200-1500円程度だから、それと比較すると夕張メロンの値段は比較的お安く感じられる。
それでも、絶対的価格としてはそれなりのもので、今年も夕張メロンを口にすることはなさそうだ。
プレミアムな食べ物とは、目で見て楽しむものらしい。

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ラーメンサラダという食べ物

どう見ても 冷やし中華的ルックスだが

このルックスを見て、これは冷やし中華だと思う人が大半ではないだろうか。だが、これは冷やし中華ではなく、ラーメンサラダと呼ばれる北海道発祥の食べ物だ。名物料理は「発祥については諸説あります」などと言われることが多い。蕎麦などの麺類は特に、元祖や本家が入り乱れる乱戦地帯だ。ところが、このラーメンサラダは生まれた経緯がはっきりしている。発祥の地は札幌グランドホテルのレストランだ。だから、あくまでもその原型は洋食であり、サラダなのだ。冷やし中華とはあきらかに由緒が違う。(ちなみに冷やし中華も発祥の地がはっきりしていて、仙台の中華レストランだ)
そのはずなのだが、ラーメンサラダが世に広まるにつれ変質と拡散が起こり、今では冷やし中華との境界背はなきに等しい。そもそもラーメンサラダに固有のトッピングなどがないせいだ。ラーメンサラダとはハムなどの肉系トッピングが入ったミックスサラダに、添え物として茹でたラーメンが乗せられているもので、ドレッシングは白のフレンチだったはずだが、今では中華系の醤油味(これが冷やし中華混同疑惑の正体だ)やごまだれが主流になってしまった。
居酒屋などで麺量が増量されて、ますます冷やし中華との境界線が曖昧になってきた。ちなみに北海道では冷やし中華ではなく冷やしラーメンと呼称されることが多い。ヒヤリラーメンは夏季限定の季節商品だが、ラーメンサラダは通年販売される。
つまり、ラーメンサラダと名乗りを変えただけで、冷やしラーメン(冷やし中華)が通年商品化したと考えられる。
確かに北海道では冬でも室内温度は30度近くあることが多いので、冷やしラーメンの需要は夏季限定でなくても良いはずなのだ。

まあ、あれこれ考えても仕方がないし、年中食べられるラーメンサラダは存在自体がありがたい。現在では全国あちこちに進出しているラーメンサラダだが、どうやらいろいろな地方で独自の進化を見せているようなので、この先が楽しみだ。

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とうきび その2

全国にお茶製品を販売しているメーカーがなぜか北海道だけで発売している「とうきび茶」。一時期ブームになっていたコーン茶の北海道版とでも言えば良いのだろうか。
とうきびとは、とうもろこしの北海道方言だが、昔々食べていたとうきびと今の「とうきび」は別物だと思う。昔のとうきびは甘さも少なく皮も固い、果物というより野菜に近い食べ物だった。感覚的に一番近いのはさつまいもだろうか。芋の中でもほんのり甘いさつまいもと、いかにも主食という感じのするジャガイモは、芋類の代表選手だろう。その甘めで主食というよりおやつがわりに食べたいというさつまいもの立ち位置が、昔のとうきびだった。
しかし、今ではとうきびという呼び名は壊滅的ではないかと思う。北海道でとうもろこしという言い方は全く一般的ではないが、スイートコーンという呼び方がどんどんと強まっている気がする。
最近のバイカラー系と言われる、黄色と白の粒が入り混じった品種は、皮も柔らかく甘みも強い。糖度で言えばすでに果実、スイカやメロン並みの甘さだ。茹でずに食べる「生食」品種さえ一般化してきている。もはやイチゴ並みだ。

まあ、そんなとうきび事情を反映したのかしないのか、北海道限定のとうきび茶は甘みもなく、ほんのりと「とうきび」の匂いがする。
中身は一緒だが、同等バージョンとか函館バージョンとかラベルが変わるのがご愛嬌だ。ちなみに千歳空港では自動販売機で売っているが、地元スーパーではたまに見かける程度なので、北海道民はとうきび茶がだいすきというわけではないようだ。それがちょっと寂しい。

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路線バスで日帰り温泉

北海道の中央部に広がる石狩平野は、約4000平方Kmある。これは東京とのほぼ二倍、埼玉県より若干大きい。滋賀県(琵琶湖入りで)ほほ同じ面積だ。
その平野のヘリというか山際には温泉が多い。そして、自治体が運営する温泉宿もかなりの数にのぼる。その中でも自宅からバスで30分ほどのところにあるながぬま温泉は、実にお手軽な日帰り旅行向きの施設だ。
最近はすっかりに一般的になったスーパー銭湯よりお安い。休憩所と食堂は併設されているし、温泉宿特有の時代遅れになったコインゲームコーナーなどもしっかりと設置されている。クレーンゲームにはご当地キャラ人形があったりなかったり……………

1時間近くかけて、のんびりと数種類の風呂を巡る。特にこの季節であれば露天風呂が気持ち良い。実際の気温は夏なので当然高いのだが、ぬるめの露天風呂に入って外気に当たると、なぜか涼しく感じる。
何日か続いたハードワークの後に入る温泉は、沁みるなあ。当然なことに、平日昼間の入浴客はジジババばかりだが、そこがまたなんとも言えない良さがある。露天風呂で聴く蝉の声は、まさにThe 風流の趣がある。

風呂の後は、キンキンに冷えたサッポロクラシックで喉を潤す。これぞ癒しの瞬間だ。この北海道限定ビールは、ジョッキで飲むより瓶ビールが似合うと思うのだ。
この一杯のために、不便を承知で路線バスに乗ってくる。そういうおんせんのたのしみかたもあるということだ。
ちなみに、この温泉施設のすぐ下には高規格のオートキャンプ場があるし、温泉施設は宿泊もできる。もう少し違う楽しみ方もあるのだが、やはり路線バスの日帰り旅が一番楽しそうだ。

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地方都市で探すうまいラーメン屋

実家のある街にベースボールスタジアムができて一年が経ち、あれこれと問題も起きているようだ。不法駐車が増えたとか、JRの混雑がひどいとか。
特に、JRに関してはスタジアム横に新駅を作る計画だそうだが、JR北海道は実に貧乏な会社らしく、新駅投資を嫌がっているそうだ。ただでさえ千歳線は空港からの便が増発不足で首都圏並みの混雑状況になっているのも放置するダメ鉄道会社だ。だから、スタジアム行き専用デコ電で一儲けしようなどといいう発想はないようだ。
西武鉄道の球場直結駅で大量輸送して大儲けというビジネスモデルを勉強するべきだろうと思うのだがなあ。
さて、ダメ鉄道会社の話は横に置き、その地方都市で、なぜこんな場所にと不思議に思うスーパーマーケットがある。山の中と言って良い。車でなければ行く気も起きない僻地だ。たた、人気がある。広い駐車場があり(当然無料だと思っていたら、ナンバープレート撮影型の有料に変わっていた。野球開催時の対策らしい)、買い物もしやすい。アメリカ的なネイバーフッド型ショッピングモールというやつだ。全国チェーンの食品スーパーと低価格アパレルチェーン、100円均一ショップ、ドラッグストアー、そしてなぜかモスバーガーがある。
その食品スーパーの正面入り口脇にラーメン屋がある。スーパー開店以来20年近く営業しているので、ラーメン屋としては超がつく優良店だ。この店が好きなんだんなあ・

ストロングスタイルと呼びたい 懐かしい味噌ラーメン 味は濃厚

メニューはよく絞り込んであり、ラーメンとチャーハン、そして中華飯とあんかけ焼きそばだ。このあんかけ焼きそばは北海道のあちこちで人気ラーメン店の裏メニューとして隠然たる勢力があるのだが、この店でもモリモリの量のせいか人気らしい。隣の若い女性客がワシワシと汗をかきながら食べていて感心してしまった。
ラーメンは昭和後期の札幌スタンダードという感じで、新興人気店とはきっちりと異なっている。おそらくそれが人気の原因だろう。ベーシックな定番商品を磨き上げ、あまり時流に乗った商品には手を出さないのが、個人店成功の秘訣だと思う。
この味噌ラーメンはまさに昭和の味がする、というイメージだ。醤油ラーメンも同様に昭和スタンダードな代物だ。
だからと言って店内が高齢者ばかりということもない。どちらかというと若い世代が目立つ。要は味付けを含めて現代アレンジを怠っていない証拠だろう。どうもこの辺りの商品磨き上げが「外食理論」として、新規参入者に伝わっいない。外食業界の遅れであり、撤退率が高い原因でもある。やはり外食アカデミーのような企業外教育施設が必要なのだろうなあ。そんなことを、地方都市での成功店を見るたびに思う。

ちょっと近なるのは「塩味タンメン」で、北海道には「タンメン」という野菜炒めモリモリのラーメンは存在していないはずだ。おそらくこれがチャレンジメニューなのだが、首都圏で何も言わず通じるタンメン=塩味も、北海道ではわざわざ「塩味タンメン」と言わなければならないあたり、先駆者の苦労が滲み出ているなあ。

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とうきび

北海道の人口はおおよそ500万人。テレビ放映圏としては、日本で四番目の規模になる。ダントツの一位は関東圏で首都東京を含む7都県で視聴者人口はおよそ4500万人。日本の1/3を占める代償圏だ。その次は関西圏で約2000万人、続いて中京三県がほぼ1000万人。剣単体で大きいのが北海道と福岡、それぞれおよそ500万人。
この5大マーケットは地上波5社がネットされている。それ以外の県では人口規模が小さいので、テレ東やテレ朝・フジ系列が放映されていないことが多い。
何を言いたいのかというと、この5大テレビマーケットではローカル商品にテレビCMをつかって販促することが可能になるということだ。単県マーケットでCMが使われないわけではないが、市場規模が小さ過ぎて宣伝効率が悪いせいだ。
当然、ローカル放送局が作るご当地番組も視聴率が高いので、番組に出ることは高い宣伝効果がある。首都圏番組であれば4500万人が同じ情報を見るという点では「情報の届く量」は多いが、例えば渋谷のアイスクリーム屋などであると(銀座でも青山でどこでも良いが)、届いた情報が活用される(売り上げにつながる)という点では地方放送局に敵わない。宇都宮から新幹線に乗って渋谷にわざわざ行くかという、地理問題があるからだ。
まあ、北海道でも稚内に住むものがテレビで見た札幌の店に行くのかよという、同じ距離問題は発生する。ただし、北海道であれば情報発信地がほぼ「札幌」一択になるので、やはり集中しやすい。福岡も同じで福岡市内であれば天神と博多駅周辺くらいが発信拠点だろう。
だから、北海道ではローカルコンビニですらPB商品・北海道限定商品が大量に生まれる。
このとうきびもなかは、その北海道限定品の中でも歴史が古い。老舗の風格がある、絶対定番みたいなものだ。

中身もしっかりと茹でた「とうきび」を再現している。ちなみにとうきびとはとうもろこしの北海道方言であるが、その語源、原型はおそらく東北津軽地区だろう。津軽には山間部で栽培されている「嶽きび」という小型の甘いとうもろこしがある。この「きび」という呼び方が渡ってきたものだろう。
東北地方、日本海沿岸部からの伝来語には似たようなものが多いが、多くの北海道人はそれが北海道固有の言葉だと信じている。(そんなものはないのだがなあ)
そもそも、関東平野より広い地域に関東圏人口の約1/10しか住んでいないスカスカの地で、北海道標準語など生まれるはずがない。日本各地から移民してきた多彩な言語・方言が海岸部から内陸部に人が移住するに従って混合・混交されて生まれた言葉だ。
イントネーションも東北地方の各区主方言をベースに、一部西国方言までブレンドされた人工語であり、英語で言えばビジンイングリッシュみたいなものだろう。
なので「とうきび」も北海道開拓の過程で生まれた由緒正しき北海道弁なのだと思う。たしかに、スイートコーンもなかなどという商品名であれば買う気も起きない。
とまあ、風呂上がりに食べたとうきびアイスで文化的考察をしておりました。温泉で食べるアイスはなぜこんなに美味いのだろう。

ちなみに味は、まさにとうもろこしの味がするのでありますよ。絶品です。おすすめです。

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オムライスの卵抜き

いつもの洋食屋で昼飯を食べることにした。普通に注文するのは、オムライスで決まっている。ただ、ちょっとだけ気分を変えてランチセットを頼んだ。ランチセットにはオムライスセットもあるが、今回は卵をのぞいた(?)チキンライスにして見た。
オムライスにはかかっているたっぷりの赤いケチャップはかかっていないので、そこがちょっと寂しい。
が、本日は卵はいらない気分なのだ。実食した。実に美味い。普段は薄焼き卵との調和を楽しんでいるが、ケチャアプ味の飯を直接堪能するのは良いものだ。
学生時代も金があればオムライス、金がない時はチキンライスを頼んでいたが、まさにその気分に近い。(オムライスを頼むくらいの金はあるのですよ)
ただ、昔と違うのは普通盛りのチキンライスでお腹が一杯になることだ。大盛りを食べてもまだ満足をしなかった学生時代はいったいどれだけの代謝量があったのだろうか。年には勝てないなあ。

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夏の満州は……………

色味が足りないです

お気に入りの町中華チェーン、ぎょうざの満洲で今年の夏メニューを食べて見た。定番冷やし中華はすでに食べている。いつも通りだった。今年の新作はラーメンサラダという変形冷やし麺だ。札幌の名物となっているラーメンサラダは、季節感をなくした冷やし中華だと思っていたが、その語感を超えるものを作り出したようだ。
ビジュアル的に「麺料理」とは見えない。おまけにサラダという割には彩りが少ない。ごまだれの冷やし中華で麺大盛り、野菜たっぷりにするとこうなる。元祖ラーメンサラダは非レンチドレッシングベースだったが、今では現地札幌でもごまだれのバリエーション品が主力だ。
どうやら今年の満洲夏の陣は開発陣の一人相撲になっているようだ。
食べれば普通に美味いし、冷やし中華との差別化も多少はできている。ただ、そこ止まりなのだ。できれば夏場の野菜たっぷり冷麺メニューとして、もう一息改良してもらいたい。少なくとも、冬場の野菜たっぷりタンメンに対応する、夏場の野菜たっぷりな「冷やしタンメン」的なコンセプト作りが必要だと思うのですよ。
さて、夏を過ぎれば季節限定単品メニューになるはずで、できれば酢豚を投入して欲しいものですねえ。

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ちゃんぽんやのまぜそば

ちゃんぽんのチェーン店となればリンガーハット一択になる。関東では相当昔から郊外型のロードサイド店舗もあり知名度はそれなりにある。駅前繁華街にも出店していたが、最近は(コロナの前から)ショッピングモールのフードコートに大量出店していた。ちゃんぽんを全国に広めた功労者で間違いない。
ただ、コロナ発生以降、ショッピングモールをふくめて立て直しに苦労していたようだ。フードコート内にあった体力のないチェーンはほぼ撤退した感があるが、その空いたスペースを埋める「体力」のある外食企業は少ない。したがって、全国的に空きテナントが増えている。
いわゆるカフェ系メニュー、そして肉メニューの店の閉店が目立つ。そんな業界全体の動向はさておき、ちゃんぽんチェーンは複数回の値上げをしながら業績回復をしている。これは一体何なのだろう、と思うくらいの頑張りだ。ただし、主力商品のちゃんぽんは5割近い値上げになっている。ワンコインで食べる食事にはならない。簡便食というより重厚ランチ的な価格になっている。(同じことは某フライドチキン屋でも起こっていて、すでにファストフードの価格ではない)
その値上げ感を散らしたいのか、理由はよくわからないが季節限定メニューの価格が定番ちゃんぽんより低くなっている。これも外食業界では珍しいことだ。季節商品は単価アップの目的があり、定番より1-2割高くするのが定石だからだ。

太めのちゃんぽん麺はまぜそばと相性が良いはずだが、具が足りないのだよね

ということでちゃんぽん屋のまぜそばを実食して見た。まぜそばとしては普通に美味いが、トッピングがほとんどない。素ラーメンという言葉が思い浮かぶ。完食して、ちょっと後悔した。餃子を追加で頼んでおけばよかった。
ちゃんぽんやは、やはりちゃんぽんで完結してほしかったなあ、というのが素直な感想で、どうもつけ麺を試す気にもならない。確か去年まではトッピング山盛りの1000円超え商品を推していたのではなかったかな。
外食各社がそろりそろりと低単価商品を再投入し始めているのは、トランプによる円高誘導と、値上げに対する消費者の反対、つまり客数減がげんいんだとおもう。年内にはちゃんぽん500円セールみたいなことになるような気もするが、それはちゃんぽんだけではなく外食全体のムードになりそうだ。

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テレビはリアルタイムで見ない

AI作成画像 なぜか中国語表記の温泉風景も出てきたが、画像生成ロジックはどうなってるのだろうか?

はっきりとした記憶はないが、おそらく過去15年ほどリアルタイムでテレビの番組を見た記憶がない。ほぼ録画したものを見ている。リアルタイムで見る時間がある時でも録画して暇な時に見る。CMを飛ばして見るためだ。
自分でCMを作る仕事をしていながら、そんな試聴の仕方をするのはいかがなものかと言われそうだが、他人の作ったCMを見るために人気番組を録画し、番組は飛ばしてCMだけ見るという業務的視聴は別にしてきた。CMを見るのは仕事の一環だったからだ。
唯一の例外は朝のNHKニュースぐらいだろうか。ただ、それも出張先のホテルで見るくらいのものだった。自宅ではほとんどニュースを見ていなかった。複数の新聞を読むので時間がなかったせいだ。

連ドラとバラエティー系の番組は見ない。ほとんど見ないではなく、全然見ない。スポーツ番組も同様に見ない。まれにサッカー・ワールドカップの試合を見た記憶はあるが、それも翌日の話題のネタとして見たくらいだ。サラリーマン、中高年オヤジ熱愛の野球、オリンピック、そして日曜午後の定番であるゴルフや競馬も全く見ない。

だから実家に戻った時、親が見ているテレビ番組に付き合わされると、これは修行だなと思ったものだ。もはやテレビ番組は家族みんなで見るものではない。個人が自己の嗜好に合わせて自分だけで見るものなのだ。
とすると、テレビがオワコンと言われる理由はよくわかる。好きな時間で好きなものだけ見ることができるyoutubeなどのネット系動画にテレビが勝てるはずもない。米国で大規模予算投入して製作される大作シリーズも、現地で見るとCMでズタズタになっている。CMの量は体感的に日本の二倍以上入っているので、米国でネット配信が主流になったのも無理はないと思う。
そういう時代だからこそ、ネット動画にCMが割り込んでくるときに感じる不快感はテレビの比ではない。CMを外すための有料サービスという、広告媒体としてはありえないオプションが生まれる原因だろう。配信動画の世界は奇々怪界というしかない。が、テレビ番組よりはマシだ。

よくみるテレビ番組リストを作ってみた

番組名放送局
英雄たちの選択BS NHK
歴史探偵NHK
新・鉄道ひとり旅CS鉄道チャンネル・TV神奈川
飲み鉄一人旅BS NHK
ひろしのぼっちキャンプBS TBS
ひろしのひとりキャンプのすすめKAB・JCOM
秘密のケンミンショー日本テレビ
バス旅シリーズテレビ東京

などと考えながら自分の視聴リストを改めて見返すと、いかにも中高年の偏屈オヤジっぽいなと思う。どの番組も共通する特徴がある。まず、出演者が少ない。今時の旬である芸能人はほとんど目にすることがない。鉄道・キャンプなど旅系にかたよっているが、それもソロ活動ばかり。いかに人と群れることが嫌いかというのがあからさまに見えてくる。
おそらくこの先は、ヒトの出てこない「ディスカバリーチャンネル」とか、もう死んだヒトしか出てこない「歴史チャンネル」しか見なくなるのではないか。お天気予報ですらテレビで見なくなっているし。人嫌いも極まりつつあるらしい。