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警告の地下街

さっぽろ地下街、大通公園駅の周りに広がる地下空間がある。ベンチが置いてあったのだが、昨年春に続いた馬鹿者たちの大騒ぎのせいで、空間が閉鎖されていた。
今回行ったら全ての設備が撤去されて、警告板が残されていた。
まあ、一部の不届きもののせいで社会が住みにくくなるのは、いつものことだと諦めるしかない。しかし、路上飲み、公園飲みなどコロナの時に流行ったおかしな風俗が定着したのは、店で酒を飲む金もない貧乏人が増えたことが一番の原因だろう。
もうそろそろ、大人はコロナの時代の反省をしなければいけないと思うのだが、どうやらその「大人」が、北の街には数少ないらしい。
再発防止のためには原因追及が必要だが、それをしたくないというのが市の見解のようだ。ダメな大人が増えたから、それを真似するおバカな若者が増えた。それが正しい因果関係なのか……………

4月ごろはこんな感じで閉鎖していたが

少なくとも、今の地下鉄コンコース付近は警告板しかない、空虚な空間が残っているだけだ。

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すすきの新名所は自己実現?

ススキノの目立つ場所に開いた商業ビルは、夜ではなく昼でも遊べるススキのシンボルになるらしい。上層階にはシネコンも入っているので、一時期ススキノから姿を消した映画館が戻ってきた。札幌は人口の割に映画館が少ないので、これはありがたいことだろう。
その商業ビルの地下になんとも言い難い空間が生まれていた。何やらローマにある某観光地のように、階段状の席に座っている人が大勢いるが。これは米国西海岸発のシアトル系珈琲店の客らしい。
屋外ではマイナス10度近い気温なので、そこにテラス席は作れないだろうことは理解できる。だから、地下スペースに人工的な「屋外階段もどき」を作ったということのようだが、なんともあやしい、胡乱すぎというか……………
おまけに暖房が入っているとは言え、そこそこ寒い。夏であれば、かなり暑い空間だと思う。ここで一服してコーヒーを飲むのは勇気がいるなあ。自己演出の場として考えると……………自分はごめんだな。

そこからエスカレーターで一段上がったところが、なんとスーパーマーケットだった。確かに、昼から遊べる街にはスーパーがあってもおかしくない。おまけにこのビルの持ち主はIYグループのはずだが、IYスーパーではないのがなんとも言い難い微妙さだった。ちなみに、北海道ではIYの撤退が粛々と進んでいる。やはり北海道民には、彼らのポリシーである「訳あって高い」という考え方、IYグループの商品政策や構成が理解できなかったのだろう。

そのビル地下から地表に出ると、冬恒例の駅前通りイルミネーションが飾り付けられている。クリスマス時期なのに雪がなく路面が出ているというのも、なかなか珍しい光景だったが、歩行者の安全のためには断然このほうが良い。

夜に見る新築ビルの姿は、なかなかにけばけばしいのだが、ススキノではこれくらい目立たないと存在が認められないからなあ。昼も頑張ると言いながら、やはり夜向けに仕上がっている感じも否定できないぞ、などと笑ってしまった。だいぶ厚化粧なビルだと思う。

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ミュンヘンな冬市場

北の街では11月から冬モードになり、雪は降らないまでも気温は急低下する。その時期になると、大通公園の東側で屋外イベントが毎年行われていた。コロナの間は、休止されていたがようやくフルスケールで再開された。
毎年出かけていたが、いつ行っても「なぜ、この寒いときに外で遊ぶ?」と言いたくなる。雪まつりもそうだが、雪が降ったから屋内に篭りがちなので、みんなで外遊びをしようというような趣旨で始まったはずだ。
ただ、現在の街の状態を考えると地下街は広がり、交通の便も良くなり、おまけに毎年ものすごい金をかけて除雪事業を行っている。家にこもっているとすれば、外出ができないのではなく、好きでやっていることだと思う。まあ、屋外イベント実施にはそれで観光客を呼び込もうという商売目当てなのは透けて見えるし、個人的な勢いで始まった「よさこいソーラン」が初夏の目玉商品になった二番煎じを狙っていると考えれば、なるほど納得できる。

それにしても、西欧で行われるクリスマス市を日本に持ってくるというのは、いささか無理があるような気がしないでもない。日本ではすでにクリスマスは宗教的行事ではなく年末のラブ・イベントとして認識されている。おそらく市民でもクリスマス市の意味合いはわかっていないだろうから、観光客目当ての雪まつり先行イベント、客寄せパンダ的な話題作りという理解ではないか。まあ、カジノ建設目当ての某万博よりはよほど健全なのは確かだが。

会場内には立ち食いフードコートが設営されている。昼でも寒いが、夜であれば耐えがたい気温になる。それでも巨大飲食用テントが設置されないのは、コロナの時期の学びというか、閉鎖空間への恐怖なのかもしれない。
ただ、客の大半を占める外国人観光客はそんなことを気にはしないと思うけれど。お江戸と比べてみると、明らかに市内の繁華街でマスクを使用する人間が多い。やはり、マスクを外すことの忌避感は地方都市ほど強いようだ。特に、北海道は人口比での感染率の高さから感染危険地域扱いまでされていたことを思い出すと、このマスク依存症は2-3年は続くに違いない。

たまたまこの時期は雪が少なかったせいで、路面が見えている。ところが一旦雪が降ると、この広場がスケートリンクのような凍結地面になる。地元民でも歩行に困難が生じる。観光客にとっては罠のような場所だ。それでも、屋外で実施するというのは、なんという商売根性だろう。

毎年実行するのだとしたら、せめてこの会場内だけでもロードヒーティングを施すくらいの「観光支援」業務は行わないのだろうか。実に不思議だ。だが、市当局は人の金を当てにしたオリンピックを呼び込むにためには予算を突っ込むが、自前の観光立地保全に対する金は使う気がないらしい。
そもそも、オリンピックを誘致したのは、老朽化した市の施設を国費で再建するという、ほとんど詐欺じみた狙いがあったようだ。誘致断念の前後に、この手の情報が漏れ出してきたのは、やはり官と民、特にメディアがグルになっていた「汚染な構造」があるせいだろう。
西の街でも万博が終わった後には東京オリンピック並みの悪徳が暴露されるのは間違いないだろうから、この街がオリンピックを諦めたのは犯罪防止の観点からしても正しい。

などとあれこれブー垂れながら、それでも毎年のようにこのミュンヘン市を訪れてしまうのは、イアー・マグが欲しいからなのだが、今年のマグはちょっと可愛い系によったデザインだった。残念なことに値段は昔の倍近くに値上がりしている。平成と令和の最大の違いは「お値段」だとしみじみ思う。おまけに、お値段以上の体験は……………保証の限りではないのが令和という時代だな。

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ジンギスカンの旅

こリスマスという期間は、人生の大半の時期をただただ忙しく働く日だと思って過ごしていた。神社やお寺の初詣の混雑と同じで、一種の職業的な宿命と諦めていた。それが、ここ数年はコロナのせいでもあり、家にいておとなしく過ごす時間と変わっていた。ただ、長年の夢であったクリスマスに何か休みっぽいことをしてみたいという思いもあり、たまたまポカリと空いた時間に路線バスでプチ旅行をしてみた。
実家のある郊外駅から路線バスに乗り、およそ1時間ほど離れたところに温泉兼キャンプ場という施設がある。冬だからキャンプはできそうにないが、温泉客は多いようだ。バスは温泉施設の入り口前に停車するので、なんとも便利な施設だ。ただ、流石にクリスマス当日に温泉にいく酔狂な客はいなかった。終点で降りたのは自分一人で、やはりクリスマスは誰かと一緒にすごすものなのか。
ただ、その温泉に行く途中の景色が、まさにThe北海道の冬という感じがした。真っ平な場所が延々と雪で白いというものだ。夏は、この辺り一帶、すべて畑か水田だったはずだが、雪に埋もれて見当もつかない。

キャンプ場の受付も兼ねる建物にジンギスカン専用レストランがある。世間的には「チキン」を食べる日だが、自分だけは羊肉を食べるのだという高揚感がある。
ところが、レストランにに入ると昼前にも関わらず、何組かの「アンチ・チキン」派と思われる客がいた。世の中には変わった人が多いものだなあ、と自分のことを棚に上げて感心してしまった。
ちなみに、室内はジンギスカン特有の匂いが充満している。入った瞬間から、帰りのバスの中を思い(つまり自分がジンギスカン臭を強烈に放つことへの申し訳なさ)ちょっと怯んでしまった。

単純な注意事項だが、温泉に入ってあとに、帰りぎわでジンギスカンを食べると、身体中が羊肉臭くなるので、温泉に入った意味がなくなる。ジンギスカンを食べてから温泉に入るという手順が正しいので、それを間違ってはいけない。
ちなみに、なぜこの場所にジンギスカン・レストランがあるかといえば、この町が味付きジンギスカン肉で有名だからだ。肉屋兼レストラン営業をする店もあるくらいだ。最近はすっかり主流になったタレ付き肉のジンギスカンだが、昔は冷凍肉をそのまま焼いてタレにつけて食べるのが、札幌圏ではスタンダードだった。だから、初めてタレ付き肉を食べた時は相当に驚いた。これまた邪道な食べ方だな、という感じだった。

ジンギスカンといえば七輪を使った炭火という固定概念があるが、現在は技術革新もあり無煙ロースターのような「煙吸い込み」グリルで、煙まみれにならずに済むらしい。すすきののジンギスカン屋もこうなっているのだろうか。数年前に行った店は、伝統的な煙モクモク、排煙施設なしの人間燻製製造機みたいなものだった。技術革新とはありがたいものだ。

このレストラン・オリジナルも含め3種類の肉違い(味違い)セットを注文できる。昔は肉をマトン(親)とラム(子)で分けたものだが、今ではロースという言い方もあるらしい。これはラムなのかマトンなのかと聞きたくなる。最近の北海道におけるジンギスカン事情に疎すぎるなと思い知らされた。
この一皿が二千円程度なので、焼肉屋に行ったと思えば、まあ普通な値付けだろう。ただ、個人的にジンギスカンとは焼肉の半額程度で、庶民のというか貧乏人の焼肉だという強固な思い込みがある。だから、ジンギスカンも随分と高級化したものだと改めて思った。
北海道では有名なジンギスカン肉ブランドの本店(滝川市)で食べたものより価格は高いのではないかという気がする。札幌市内にある、某ビールメーカー工場跡地の巨大レストランはなかなかの高級店だ。観光客目当ての価格設定でもある。そのレストラン並みという感じだ。
夏にはキャンプにきて、この店で肉を仕入れて屋外ジンギスカンを楽しむというのは良いアイデアのように思える。次回は夏だな。
とりあえず3食食べ比べをしてみたが、お気に入りは真ん中の肉だった。

この場所にバスで来たのは意味がある。北海道限定ビールを楽しむためだ。工場跡地レストランは観光客客向けの一大テーマパーク的な賑やかさがある。お客さんを連れて接待するのであれば、まさにぴったりな場所だ。そこであればビールもジンギスカンも堪能できる。ただ、一人でひっそりとジンギスカン&ビールを楽しむのであれば、工場跡地レストランは賑やかすぎる。八代亜紀的演歌な環境が望ましいが、店内が暗すぎると肉の焼け具合がわからなくなる。ほどほどに明るくて、ほどほどに静かなところが良い。まさに、郊外の店で、それも人が集う日にだからあまり混雑していないはずで、ひっそりと一人ジンギスカン道を嗜む。我ながら、良い場所を見つけたと思った。

この日も食べたのはジンギスカンのみ。全く夾雑物なしのストロングスタイルで楽しんだ。たぶん、こんなストイックな(笑)クリスマスの楽しみ方は、最初で最後だろうなあと思いながら。

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ちくわパンで夢想すること

他の店では、この倍以上のモリモリで陳列している人気商品

札幌発のローカルパンで最強なのは、この「ちくわパン」だと思う。初めて知ったときに感じた、パンにちくわ?という違和感は、もう一切感じない。生まれた時から売っていたような錯覚すら起こしてしまうが、実は発売されて30年くらいの新参名物パンだ。このパン専用に作られたちくわの中にツナマヨが入っている。いわゆる惣菜パンだが、見た目以上に食べた後の満腹感がすごい。小ぶりなパンだが腹に溜まるというか、「私、実はすごいんです」的なストロングテイストなパンなのだ。
この山盛りに積まれているちくわパンダが、この何倍もの量が1日に何度か補充されるくらいよく売れている。

イラストのように、パーティーのお供になるとはちょっと考えずらいのだが……………

おそらくちくわパンの原型は、ツナマヨおにぎりだったのではないかと勘繰っているのだが、熊本にある弁当チェーンで販売されている「サラダちくわ」なのかもしれない。そのちくわは熊本の名物であるのはまちがいない。ちくわの中にポテトサラダを入れて丸く膨らんだものを揚げている。ちくわ天の進化系みたいなものだ。おそらく、このちくわパンの会社の社長が熊本旅行に行ったときに、食べてびっくりして、それをパンにしてみた……………みたいな想像をしている。ありそうな話だ。
お江戸の立ち食いそばでは当たり前に売っているちくわの天ぷらが、アイデアの素になっていたかもしれない。北海道ではちくわの天ぷらをあまり見かけないので、お江戸の蕎麦屋か食堂でそれを見かけた可能性はある。
ただ、ちくわの天ぷらにツナマヨを入れるというのは、二重の発想転換が必要だし、個人的には熊本のちくわ料理インスパイア系ではないかと思っている。

食べるときにはツナマヨから出た油なのか、かなり手がベトベトしてしまうのが難点だが、今ではあちこちのパン屋でちくわパンのコピー品が出回っている。すでに、札幌名物に昇格したと思って良いだろう。
ちなみに北海道コンビニの王者、セコマでもオリジナルなちくわパンが販売されている。こちらは油少なめなので、食べ比べると面白い。

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クリスマスは雪の中

何年振りかでクリスマス時期に北の街にいた。例年と比べて雪が少ないようだ。コロナの流行る前の年には、大雪で空港が閉鎖されクリスマスに空港で外国人観光客が夜明かしするという騒動があった。LCC航空会社の対応が悪く暴動が起きたはずだ。そんなことが嘘のような雪の少ない冬だった。

クリスマスといえば、某米国鳥唐揚げ屋が猛威を振るう(笑)時期だが、こと北の街に関して言えば、地味な勢力ながら決して侮ることができない、小樽発の唐揚げ専門店が有力だ。この唐揚げは冷めてもうまいので、実はクリスマスのパーティー向け商品としては優れものだと思う。だが、クリスマスの日に鳥唐揚げを買うために行列するなどまっぴらごめんだ。チキンのための行列など我が人生最大級のトラウマなので、クリスマス前に半身を買い込んでさっさと食べてしまった。
ただ、半身揚げを買いに行ったときに見つけたクリスマスセットのポスターが妙に気になる。この大小スペシャルパックの売り方は、某米国唐揚げ屋のなんちゃらバーレルのデッドコピーっぽい気もするのだが、まさかバケツ型容器に入ってないだろうなあ。それを確かめてみたい気もするが……………

クリスマス前日、実家の近くの駅前はこの程度の雪しかなくて、気温も高めのせいか路面は全面凍結状態で、実はこれが一番危ない。おまけにこの時期は、外気温が零下に下がり室内気温は常夏環境の25度以上であることが多い。なんと室内外の温度差が30度を超えるので、なかなか体温維持には過酷な状況になる。だから、クリスマスの頃は、あまり外に出歩かないほうがいいのだ。
暖かい部屋の中でキンキンに冷えたビールを飲み、アイスクリームを食べるのが、冬の北海道では定番の過ごし方でありますよ。クリスマスパーティーではTシャツ・短パンの人も多いだろうなあ。

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酢豚を食べに行って残念だったこと

外気温がマイナスになることが多くなる、北の街札幌の12月だが、実はこの時期のビールが美味い。それも生ビールでぐいっという飲み方よりも、瓶ビールでクイっと飲むのが良い気がしている。
理由は簡単で外は寒いが中は暑いからだ。北海道での冬といえば明らかに室内気温は夏並みだから、外の気温に合わせて重ね着をしていると、レストランなどで食事をするときには時間経過とともに一枚二枚と服を脱いでいくことになる。最後はシャツを腕捲りしてしまうこともある。部屋の中は当然のように乾燥しているのでビールが美味い。

そんなときには、中華料理屋に行って酢豚を食べる。理由は、多分だが、甘辛いあんかけの料理が冬の体感温度に合うからだろう。夏の暑い時期には、あの熱々あんかけ料理に食指が動かないということかもしれない。まあ、いつでも酢豚はおいしいけれどね。
北の街で通い慣れた町中華に行った。地下街のハズレにあり、外の寒気にさらされることなく歩いていける。冬の便利スポットだ。
いつもの酢豚とビールを頼んだら、ちょい飲みセットにするとお得だと言われて、言われるままにそれを注文した。酢豚を食べているうちに、餃子が追加で出てきた。なんだこれは?と思ったが、お得なセットとはこのハーフ餃子がついているということだった。なるほど、と納得したが。この餃子3個というのが微妙な量で、ありがたいような有り難くないような……………

普通に美味しい餃子だったが、この後に注文しようとしていたハーフラーメンのスペースが胃袋から消えてしまった。やはりサービスセットについては、注文前によくよく内容を確かめておかないといけないなと反省した。
それにしても、この餃子はかなり大きめのサイズなので、普通に餃子を注文したらそれだけでお腹がいっぱいになりそうだ。次に行くときには、このサイズ感を忘れずにいなければねえ。若い頃であれば、こんなものへっちゃらだったと嘆いてみても仕方がない。

食べ物レポート

ヨーカンパン 南北対決?

小ぶりに見えるがずっしりと思いヘビー級

北海道のヨーカンパンと高知のヨーカンパンは、遠隔地で並行進化したものらしく、どちらが元であったという関係は全くないそうだ。高知で見かけたヨーカンパンはあんぱんに羊羹をコーティングしたものだったが、今回見つけたものはコーヒー味の羊羹?がかかっていた。
ただし、実食してみると中のあんこの味が強烈すぎて、コーヒー風味は吹き飛んでしまっている(笑)。まあ、気分は大切だからなあ、コーヒー味の気分を重視して……味変してみるのは勇気ある挑戦だったと思う。応援してあげるべきだろう。
ただ、コーヒー味に合わせて中身も少しいじくりまわすと良かったのかもしれない。

ご当地パンとしてはそれなりにユニークさが光る名品だが、発売場所が高知県でも西の果て、宿毛となると簡単に手に入るものではない。お江戸にある高知県アンテナショップで見かけることもあるが、その存在を知る人はどれだけいるだろう。まさに、そこが惜しい。都内各所にある各県のアンテナショップでは、たまにご当地パンというか県民にとってはソウルフード的なパンが売っていることがある。これを探すのが楽しみなのだが。また、アンテナショップ巡りでもしてみよかな、などと思いながら高知で朝飯に食べたヨーカんパンでありました。

その後、北海道でヨーカンパんを手に入れた。こちらは札幌周辺では有名ブランドなパン屋「ロバパン」と「ニチリョー」の製品だが、両者で微妙にデザインが異なる。ロバパン製品はちょっとお買い得な2個入りで、コッペパンにホイップクリームが入ったものに羊羹がかかっている。羊羹の味は控えめだ。

日りょー製品は一個入りで、ホイップクリーム入りなのは同じだが、ちぎって食べるタイプなのでスナック的というかおやつ的な感じだ。羊羹は甘めの味付けになっている。
両者とも味の優劣はつけ難いのだが、ロバパンは売っている場所が限られているのでにゅしゅが難しいのが難点だ。売っている店でも、入荷数が少ないのか売り切れるタイミングも早い。開店早々に行かないと入手できないこともあるのが困りものだ。

高知vs北海道のヨーカンパンは、高知産が高級品で北海道産が普及品という感じがする。これ以外に日本のどこかでヨーカンパンが売っているのであれば、ぜひ見つけ出してみたいものだなあ。

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あまいからい が店の名前

岡山駅から少し離れたところにこの店はある。繁華街を歩くついでという場所ではなく、この店にわざわざ行く、そんな立地にある店だった。看板を見ただけでは何の店なのかよくわからない店名「あまいからい」に夜飯を食べに行った。昼間は行列ができる人気店らしいのだが、流石に夜もふけるとそれなりに空いている。

店の入り口を見ればはっきりと分かるのだが、ラーメンの店だ。黄色と赤のコントラストはいかにも中華な雰囲気がする。味自慢の一言が力強い。

店名の由来は、この店独自な「追いダレ」からきたものだそうだ。ラーメンを食べていて追加の味変をするための醤油ダレが置いてあるということだ。確かに濃い味好きのひとには、これは嬉しいサービスだろう。せっかくなのでラーメンを半分食べたところで、追いダレを試みることにした。

どうやら季節メニューらしいのだが、おでんも頼めるらしい。ラーメンスープで作るおでんに興味が惹かれて注文してみたのだが、何だか普通におでんだった。やはりおでんの出汁は偉大なもので、ベースをラーメンスープにしようが、鰹出汁にしようが、やはり具材に染み込む味わいという点では、大きな差が出ないようだ。このおでん、普通に美味いがラーメン味というわけでもない。中華紋様の皿に入ったおでんというのはちょっと不思議な光景だった。

さて、ラーメンだがこれまた特異な味というわけではない。普通にうまい。何度食べても飽きのこない味だと思う。やはり長く続く名店は、飽きが来ない、また食べたいと思わせる「普通の」うまさが重要なのだなあ。
ラーメンのスープ、麺、トッピング、そのバランスというか調和というか、これを揃えるのが難しいのだが、名店はさりげなくそれを実現している。半分食べて追いダレ実施した結果として、あまいのもからいのも、どちらも美味しかったですねえ。
個人的には、追いダレたっぷり入れた極濃い味が好みのようでありました。

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三原 滞在時間2時間

広島県三原市は港町らしい。新幹線も止まる駅だが、駅前は意外と閑散としている。広島空港行きのバスを待つ時間待ち三原の街にしばらくいた。城を眺め昼飯を食べ、それでも時間が余ったので、荷物をコインロッカーに預けて散歩をして回った。
まず駅前で見つけた看板がすごい。クマ出某注意という看板は、北の国でよく見かける。動物注意と書かれた「猿の看板」もみたことがある。しかし、プリンが危険物だとは知らなかった。三原の街はプリンで世界征服を狙っているらしい。

駅前にはタコもいたが、そこには「タコの逆襲」などとは書かれていない。怪獣映画の宣伝文句みたいキャッチコピーがあっても良さそうだが。瀬戸内海を挟んで広島県川と愛媛県川でタコ推しの街があるというのはうなずける。どちらのタコがうまいか、比較してみたいものだ。

そして、もう一つの三原名物が「ダンス」のようだった。これは初見だが、西日本では有名なものなのかもしれない。

瀬戸内海の島を結ぶ港があるとのことなので、駅前から港まで行ってみた。西に行けば呉、東に行けば尾道だが、広島県の町としてはだいぶ東寄りにあるらしい。まあ、この辺りは広島(安芸国)というより備後国だから、古代中世を通して広島とは別の土地だったはずだ。村上水軍に代表される「海の民」の影響が大きかっただろうし。

港町らしく大きなスクリューのモニュメントがあった。戦中、戦後に活躍した旅客船のものだったようだ。船のスクリューは水面下に沈んでいるから目にする機会もない。なるほど、大きなものだと改めて感心した。

港の案内板を見ると、確かに三原周辺には小さな島が多い。橋を渡すほどの交通量も必要ないから、連絡船で繋がっているようだ。
よくよく地図を見ると、ウサギで有名な島があったり、レモンで有名な島があったりするが、どの島へも船で渡るしかない。レモンの島に入ってみたいものだが。
いつか、時間ができたら、小さな島をぐるっと巡るのも良さそうだ。瀬戸内海賊の気分になって見るのも乙な旅だろう。ウサギの島に行くときは人参を持って行かなければな。三原駅周辺、2時間の観光だった。