街を歩く

歩いてみつけたポスター

札幌大通公園近くで見つけたポスターだが、まず突っ込みたいのは「とうもろこし」ではなく「とうきび」だろう。この季節であれば大通公園内の屋台で焼きトウキビが売っているはずだ。なぜ、とうもろこしというかな?

そして難解北海道語のおそらく筆頭である「たべらさる」が、解説がいるだろうということだ。
〇〇さるという表現は、自分では意図しないのにもかからず、ある動作、好意が半強制的におこなわれる、というような意味合いを持つ。この場合は、自分では食べる意思が倍にも関わらず、食べるのをやめられないというニュアンスだ。強制性を持った受動態みたいな感じだろうか。
トウキビを一本食べたところで腹は満ちたし、もうやめた方が良いと思うのに、その自分の意思とは裏腹に2本目にてが伸び、3本目にも手が伸びる。何か、自分の意思以外のものがトウキビを食べるように強制しているのだ、だから自分は悪くない、自分では止められないのだという弁解が色濃く滲む表現だ。
行列に並んでいたら何かの拍子に前の人を押してしまった状態なのに、「おささったもなあ、ごめんね」、などと自分の責任をどこかへ放り出すっような表現をする。

鍵がかからさるなどもありがちな言い方だ。自分では鍵をかけるつもりもないのに、鍵をかけてしまったことへの言い訳だったりする。

まあ、確かに焼きとうきびは美味いしやめられなくなる。ただ、それをまるで自分のせいではないように言い訳するのが北海道人的な生き方なのだな。無責任というよりは、まるで神の言いつけに従ったような他人感こそ、全国各地からの移民で構成された北海道人特有の、人との距離の取り方なのだろうと思う。

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ドロドロ系味噌ラーメン

このポタージュのようなスープのラーメン。自分で勝手にドロドロ系と呼んでいるが、スープが麺にまとわりつくので、少なめのスープでも十分味わえる。スープと同系色のチャーシューとメンマがスープと同化するので、見た目が茶色一色というのはちょっとだけ残念だけど。

きっと醤油ラーメンも美味いと思うもだが、いつも味噌を注文してしまう。次こそは別の味にチャレンジしてみます(たぶん)

我流麺とはこのドロドロ系だと思うのですよ。

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晴れた夏の日

しばらく実家のある街に滞在している。お盆の時期に北海道にいるのは何年振りか。

北国の夏は、日中はお江戸より暑かったりするが、朝夕は涼しくエアコンなしでも快適だ。まさに避暑地の夏休み感がある。

前から気になっていたのだが、この街にエルフィンという地名?があるのは、何故だろう。

アイヌの伝説に登場するアレのことなのだろうか。だとしたら英語で言い換えなどしなくてもストレートにいえばいいのに。政治的言い換えというやつか。よほどそちらの方が失礼だと思うけどね。

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くら寿司で

久しぶりにくら寿司に行って、2皿食べたら、なんとなく腹一杯になった。暑さにバテたかとも思ったが、それだけでもなさそうで…

どうもシャリの感じが違う。パラパラしすぎというか。色々と米が話題の時代だしなあ。また、半年くらい後に試してみるか。

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渋谷駅前

ハチ公前の広告が変わっていた。8月バージョン、なるほどなあ。お盆に向けての新作ゲームか。と思ったが、よく見ると発売は10月。予約告知かあ。

現代のビッグビジネスは、映画を超えたゲーム業界らしい。それもスマホのオンライン課金ゲームではなく、ゲーム機専用とはねえ。

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串鳥で

何年振りかでお盆の時期に北海道にいる。

お盆といえば串鳥だと脈絡もなく思いつき、注文したのが焼き鳥ではなく焼き豚ばかり。

これがうまいから文句はつけない。そろそろ北海道遺産に認定しても良さそうな気がする。

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ちょっと浮気した味噌ラーメン

旭川のもはや老舗ラーメンと言える店が札幌にも何店か視点を出している。どうやらフランチャイズの店らしいのだが、駅前通りのオフィスビル地下にある店は、昼のピークさえずらせばあまり待たされることもなく使い勝手が良い。コロナの間はなかなか苦戦していたようで、その間に夜メニューが充実したらしい。それに加えて、味違いのラーメンがいろいろと投入されたり、進化し続けるお店だ。
その進化の具合が店頭のPOPに現れているなと思う。あまりラーメンとは関わりない情報が増えているが、そこはご愛嬌というものだ。
この店の本ちゃんというか原型というか、一押しのラーメンは伝統の「塩ラーメン」だ。それは間違いない。注文しても後悔することのない定番だ。旭川ラーメンは数多くブランド店があるが、この店の豚骨系白濁スープのうまさは抜群のものだ。
ただ、醤油ラーメンもある。そして当店限定と書かれてある味噌ラーメンもある。この味噌ラーメンは今まで一度も頼んでいないので、今回は定番塩ラーメンを外して頼んでみた。

見た目は実に北海道的味噌ラーメンだ。間違いない。炒めた野菜が乗っているのが、北海道純正味噌ラーメンでありスタンダードモデルだろう。北海道味噌ラーメンはチャーシュー抜きであることが多いが、これも野菜とひき肉が炒めたものを載せるのでチャーシューなしだった。麺は旭川ラーメンの特徴である細めで腰のあるタイプなので、ちょっとあっさり系な食べ応えになる。
全体としては、味噌ラーメンとしてちょっと物足りない感じがする。普通に美味いラーメンだが、この店の限定メニューとして期待しただけにちょいと普通感がしてしまった。
老舗の新メニューを浮気してみて、結果的に定番に戻るのは、実は老舗あるあるなので全く文句はない。
ラーメン屋なのにチャーハンの方が人気があるなどという店に行くと、あえてチャーハンではなく醤油ラーメンを頼んでみて感じる、「あー。やっぱりいつもの方が良かったな」的な感覚だ。だからと言って後悔もないし、当然のようにまた同じ店に「定番で推し」なメニューを食べに来る。まあ、常連とはそんなものなのだよね。
くどいようだが、味噌ラーメン専門店で、なぜか醤油ラーメンを頼んでしまったりするのは自分の習性なので、全くお店に問題があるとも思いませんよ。そもそも味噌ラーメン専門店で醤油ラーメンがそれより美味かったりすると、それはそれでとても困るではないか。

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回らない回転寿司  なのかな

本日の焦り醤油セット 醤油を塗って炙ったもの サーモン入りだがそこは諦めた

北の街ではローカル回転寿司チェーンがうまい寿司を食べる場所だと言われている。全国チェーンは、地元民にとって論外扱いだ。そして面白いのが、人気のチェーン店は釧路や北見という道東から進出してきた店ばかり。札幌で成功した店が全道に広がるというパターンの真逆だ。この下剋上ぶりは外食業界でも珍しい。
最近ではお江戸のあちこちにも進出し、大行列を作る店になっている。コスパというのは安さだけではないということを実践する、優良ブランドなのだ。
さて、その道東から進出してきた店に、回らない回転寿司、要するに注文したら皿に乗って握りたての鮨が出てくる「町の鮨屋」がある。
一皿に二貫乗せているのが基本だが、中には5貫セットというメニューもある。自分でもわがままだと思うのだが、「お店にお任せ」のセットには必ずと言って良いくらいサーモンが入ってくる。これがいけない。光もので言えば鯖が一番好みで、あじは良い。だが、イワシは勘弁してほしい、みたいな好き嫌いがある。なので、好きなものだけも5貫セットは、実に嬉しい。

貝だけの5貫セットも好物だ。鮑、ホタテ、ホッキが中心で時に他の貝ネタが入ってくる。これを食べる時は至福の時間だ。ラッキーな時は鮑が二貫になる。

そしてシメサバがうまい。大ぶりの切り身で、シャリとのバランスが良いのだ。今ではすっかり高級ネタに仲間入りしてしまった鯖だが、これを外すことは考えられない。
ちなみに北海道の人気回転寿司では、基本的にシメサバは自家製だ。身が柔らかい。酢の加減が柔らかい。全国チェーンとの違いは、こう言った細部の積み重ねなのだな。
ついつい食べ過ぎてしまった。

ということで、なぜか外国人観光客率が異常に高い店だが、お値段は大衆価格なので、昼の行列さえ外せば良い。夜は予約なしで行くのはちょっと危険。
品質は間違いなく立ちの鮨屋クラスだ。(握り手により多少ばらつきありますけどね)

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蕎麦屋の看板

本店と書いてある看板だが、実はこれは札幌の本店という意味だろうと思う。この蕎麦屋にはいくつかの支店があるが、それの総本店?は釧路にある、とても風格のある料亭みたいな蕎麦屋だ。学生時代に一度行ったくらいなので、もはや随分と霞んだ記憶だが、個人的には神田の藪とか赤坂の砂場よりもしっくり来る。
この「本店」は札幌の本店なのだろう。すすきののすぐ脇にある飲み屋に取り囲まれた一角で、ランチタイムが意外と空いている。夕方早い時間も空いている。
だから、午後の一杯やる場所として重宝しているのだ。そばは美味い。つまみも美味い。ただ、いちばんのお気に入りは品書きの文字だ。

このメニューのラインナップの見事さよといつも感心する。〇〇そばみたいなものはほとんどない。蕎麦屋の変化球メニューが全力でならんでいる。すごいな。
最近の原材料高騰のせいか、お値段が切り貼りになっているのがご愛嬌だ。平成時代は、実にお手軽な値段だったのだがなあ。まあ、それは仕方がないとして……………

店内にかかる品書きは、これまた面白い。出船入船セットなど読んだだけでは何が出てくるのかさっぱりわからない。いわゆる街の蕎麦屋のように丼を含めて、あれこれたくさんのメニューが乱雑に入り込んではない。蕎麦屋としてストロングスタイルだと思う。
それぞれのメニューについて説明書を読むとなるほどなと思うのだが、店内にかかる品書きの魅力的なこと。あげだしとはなんだ? ごんぼう天(そばと付け足してある)だいけが説明過多だ。あれこれ想像するのが実に楽しい。
長く続いた蕎麦屋の風格というのは、こんなところに出ているのだろうと思う。そばが出てくるまで、そんなことを感じながら店内をあれこれ見回してしまう。良い蕎麦屋の楽しみはそばと酒だけではないのだな。