街を歩く

白い恋人カフェ

北広島市役所から見たエスコンフィールドとJR千歳線エアポートライナー。北広島市を支える二つのメインアイテムだと思う。ただ、鉄道の意義が大都市圏と地方都市ではだいぶ異なる。地方都市において鉄道やバスは、いわゆる交通弱者対策でしかなくて、大量人員の移動手段としての評価は低い。自動車で好き勝手に移動するのが基本な社会なので、公共交通機関の評価は二の次になるが、こと観光客の誘致という点では必須アイテムだ。
その辺りの地元民の常識と観光ビジネスの需要とのギャップみたいなもので、地方自治体はもう少し真剣に考えないといけないのではと思うのだ。地元民の足としては福祉関連予算みたいなものだが、外から金を落としてくれる観光客誘致は、ふるさと納税で金を集めるより重要な基盤産業の育成・投資であるはずだ。
まちづくりにとって「域外外貨」獲得の方法は、何か作って売るか、誰かを連れてきて金を払わせるしかない。その基盤を理解しているか、整備しているかで地方観光ビジネスは大きく変わる。そして、多くの市町村はその投資をサボるのだ。
閑話休題。自動車移動を前提とした社会は社会インフラの不備を個人の負担に押し付ける。この北広島市でも、少なくとも北広島駅前に広がる広域団地に住十人にとって、JRの本数は重要なkと住インフラになる。現在の状況、つまり自分たちの通勤通学時間に、大量のエスコンフィールド観客が乗り込んできて混雑するのは、甚だ迷惑だろう。それでもエスコンが生み出す「商売」のために目を瞑っている。これを解消するには、最低でもゲーム・イベント開催日には臨時便を増発するしかないのだが、JR北海道はビジネス音痴なのでそう言った対応をしない。あれこれと対応不足で今現在は、随分と不便なのだ。
などということをこの景色を見ながら考えていた。

さて、市役所最上階にあるカフェ(職員食堂ではない)は、石屋製菓が運営しているらしい。JR駅のすぐ近くに大きな工場があるためか、北海道最大の菓子メーカー(たぶん)が、運営を請け負っているらしい。(あくまでも、らしい……………)
ゆったりとしたスペースはコロナの影響もあるのかと思うが、贅沢に使った開放空間になっている。おまけにフリーWIFIも設置されている。ちょっとしたリモートワークにはうってつけの立地だ。
ちなみに北広島図書館にもリモートワーク向けの施設があるが、あちらはなんというか牢獄風なので、この開放的な場所を使う方が気分が良いと思う。

メニューはドリンク、軽食を含め必要十分なものがそろえてあるが、なんと言ってもお試しすべきは「白い恋人ソフトクリーム」だろう。
これって隠れた名所というか、誰も知らない裏観光スポットではないかな。車がないと訪れるのはなかなか不便な場所だし、外国人観光客の侵略にもさらされていない希少なカフェだとおもうのです。

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我が青春の餃子

おそらく札幌市民にとって餃子の代名詞とも言える「みよしの」という老舗がある。元々は甘味店だったらしが、自分が学生時代の頃は狸小路とススキノに小体な店を構える程度だった。飲んだ帰りの手土産にみよしのの餃子が人気だった。
その餃子店がカウンター席だけの小さな食堂を地下鉄沿線のあちこちに出し、しばらくすると道路サイドのファミレス的展開を始めた。
餃子とカレーが売り物の和風ファストフードだったはずが、メニューに定食やラーメンなどを加えすっかりファミレス化した。すごいものだなあ。まるでわらしべ長者のような成功ストーリーだ。
だから、何年かに一度、猛烈にあの餃子を食べたくなる。学生時代に刷り込まれた「うまい餃子の記憶」がなせる技だ。

衝動的にみよしのに行くことにしたら、店頭に不思議な少年?が立っていた。手に持っているのは餃子らしい。うーん、この姿は例の唐揚げ店の前に立っている白髪爺さんみたいに見える。パクリ疑惑だ。が、それはまあいい。大阪に行けば串カツ屋の親父も店頭にたっている。カニが両足を広げてモゾモゾと足を動かすというシュールな光景も当たり前だ。その立体看板天国、大阪を比べればこれば控えめで可愛いものだ。

さて、懐かしさに感激しながらラーメンと餃子を頼んでみた。ただ、とても残念なことに、あの学生時代の感動は蘇らない。そうなのだ、数年ぶりに行くたびに、いつもこの残念感から逃れられない。
あんなに美味しいと思っていたのになあ…………… おそらく、みよしのの餃子自体が不味くなったわけではないと思う。自分の「餃子経験値」が上がってしまったせいなのだ。二十歳前後の貧乏な時には、餃子をあれこれ試してみることもできなかった。唯一無二の餃子が、みよしののだった。
その後、あちこちの名店や迷店?でうまい餃子や謎の餃子を食べる機会も多く、餃子経験値が上がった。その結果として、みよしのの餃子は実に普通の餃子に思えるだけだ。
ただ、普通の餃子だからこそ多店舗展開をして長く営業できるのも事実だと思う。老舗の味は、案外と凡庸に感ずるものだ。普通のうまさを保つことの難しさでもあると思う。
あと一年か二年すれば、またこの餃子を食べたくなるのだろう。そのときあいも変わらず、同じ味でいてくれると嬉しいな。

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動物園で こだわって撮影

顔出し看板に載っている動物を全部見てみようと思ったのだが、意外と暑さのせいなのか、奥に隠れて寝ている連中が多いようで、屋外に出張っている暑さに強い動物たちしかみることができなかった。
特に、シロクマはどこに隠れたのかわからないくらい存在を消していた。残念。

2頭いるキリンだが、手前は大きい。奥のキリンはだいぶ小ぶりだったので、二頭をうまく画角に収めることもできず、手前は足だけにして撮ってみた。思いの外、気に入った写真が撮れた。ただし、この撮影位置をゲットするため、外国人観光客多数がいなくなるのを5分以上待っていた。撮影は忍耐が必要だ。暑さで脱水症状を起こしそうになったけれど。

虎はかなり広い育の中を早足で歩き回っていた。窓の外の猿系哺乳類を威嚇しているのだと思う。どう考えても、猿類は獲物であり、自分の下位種であると認識しているようだ。その俺様ドヤ顔をみたくて、虎が何周もする間に何度か撮ってみた。
どうやら虎の顔はコントラストが強いのでピントが合わせにくい。この一枚もちょっとピントの合う位置が後ろにずれているので、鼻先がボケてしまった。が、まあまあな写真だと思う。目の前、1mに虎の顔があるのに、あまり恐怖も感じることなく撮れたのだ。動物園はありがたい。

しかし、昔はこういう写真を撮るにはかなり程度の良い一眼レフカメラを持ち歩いたものだが、今ではスマホの画質で十分なのだから、カメラ小僧がいなくなるわけだな。人生最後の贅沢はハイスペック一眼レフを買うことだと思っていたが、今ではそんな価値も無くなってしまったようだ。それが、実に残念。

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トリトンという寿司屋

札幌で美味い寿司を食べるなら回転寿司に行けとよく言われる。立ちの鮨屋は既に握り鮨を締めにしたコース料理になってしまった感がある。その締めの握りが3ー4貫ということも多い。
たらふく寿司を食べるなら回転寿司が良いというのだ。確かにそれは当たっていると思う。
その札幌で人気の回転寿司屋「トリトン」に出向き、夏になれば頼むものといえば、北海道産マイカといいきりたいのだが、最近では道南のイカ漁はほぼ壊滅しているらしく、すでにマイカは高嶺の花となった。
そんなマイカパニックの中で、今年は何故か青森産マイカが提供されていた。皿の色はお高い紫色になっている。うーん、美味いがなんだか悔しい。全国チェーンの回転寿司と比べるとお値段以上のお値打ちがあるので、そこは仕方がない。

北海道以外であまりお目にかからないのがカレイだ。同族のヒラメは全国区の人気者だが、他の地域でカレイを生食するとは寡聞にして知らない。何か毒でもあるのだろうか。食べると普通に美味い。ただヒラメと比べれば泥臭い感じもある。しかし、個人的には好物であり、これも外してはいけないメニューだ。

そして自家製シメサバで締める。すでに鯖の主力はノルウェーからの輸入物になっているそうだが、近海物の鯖をあっさり酢で締めたものはマグロを超える美味さだと思うのだが、どうやら近海鯖もすっかり希少品になっているらしい。鯖のお値段が鰻登りだ。
若い世代に大人気のサーモンは注文することがない。マグロもほとんど食べない。回転寿司では好きなものだけ頼めるので、セットメニューに混じりこんでくるエビだのいくらだのを食べることもない。めでたいことだ。
ちなみに、この店では回転レーンは動いているが、注文はタッチパネルでするので、回っている寿司を取り上げることもない。(週末のピーク時には満載で回っているとのことだが)

北海道的な楽しみだが、ヤリイカとマイカが両方楽しめる。タコの足と頭も別メニューだ。そして、サイドメニューの大人気はイカゲソ唐揚げ。この辺りがやはり北海道民の生き方らしい。

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北広島市役所から見るエスコン

実家のある北広島市は人口200万人の政令都市、札幌のベッドタウン的な位置にある。昔は交通の便が悪く、札幌市民、特に地下鉄沿線に居住する連中から僻地扱いされたものだが、今では札幌千歳空港間をつなぐJR千歳線の大拡充により、札幌駅まで18分となり、札幌中心部までのアクセスは市内各所よりよほど便利になっている。
その北広島市で市役所が新しくなったのが数年前だが、行く機会もなかった。今回所用があり市役所に行ってみると、なんと最上階はテラスになっていてカフェもあるというではないか。
時間を見つけてテラスに上がってみたら、正面にエスコンが見える。いつもはJRを利用するたびに横を通過していたから、車窓の景色としてはみている。が、こうしてたかいところからみると高台の上に独特のフォルムがそびえている。
密閉式の新設スタジアムなのだから、道路のアクセスや室内への採光に制限があるはずもなく、この市役所から見える向きに正面が来るように設計施工されたのだとわかる。確かに、スタジアム建設に伴い様々な税優遇がなされ、それが札幌ではなく北広島にスタジアム建設が決定した理由だったはずだ。当然、スポンサー?へのサービスとして、市役所から見る姿も決められたに違いない。
札幌市はとにかくこの手の誘致活動が下手くそだ。オリンピックを断念し、ドル箱スタジアムには逃げら、結果的には大赤字を抱えるダメっぷりだ。市側の対応の不味さ、関係者へのふるまいが高ビーすぎるのだろうなあ、と思う・

テラスから東側を見ると夕張付近の山地まで平野が広がる。石狩平野の南部には東京23区がスッポリ入るが、その大半は農地だ。北広島市も市街地は車で5分もあれば抜けてしまう。そのあとは、ただただ田んぼと畑が広がる。のどかな農村地帯だ。
冬の雪がなければすみやすいまちなのだがなあ。おそらく、雪遊びが好きな方にとっては移住の適地だと思う。
ちなみにJR駅前にできたホテルだが、一泊3万円近い高級ホテルで、現在は野球観戦の利用より、何故か外国人観光客が多いみたいだ。この農村地帯に聳える高級ホテルというのも、これはこれでとても不思議だなあ。
なかなか味のある街になったものだ。

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夏やすみの思い出

今年の夏は、結果的に涼しい避暑地で過ごした。お江戸に戻る最終日、空港で発見したのがこのコンビニおにぎり。北海道内空港限定ということは全道7ヶ所の空港で販売されているということだろう。
北海道エアポートのサイトはこちら →   https://www.hokkaido-airports.com/ja/corporate/company/airports/

(このグループには札幌丘珠、中標津、オホーツク紋別空港ははいっていないらしいが)

離島便を除けば同じ県内でフライト便があるのは北海道だけだろう。北海道の次に面積が大きい岩手や福島県でも県内移動に飛行機はない。北海道では少なくとも札幌函館、札幌稚内、札幌釧路、札幌中標津、札幌女満別は定期便だ。

 この空港おにぎり、お値段はちょいと高めで300円越えだが、大きくて食べ応えはある。他のコンビニのおにぎりと比べてもコスパは良い。北海道でしかできない面白い企画だな。L社とF社はよく面白いことを考えるので、今後もぜひ精進して欲しい。

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円山動物園にて 動物を愛でる

長い長い夏休みになった、今回のサッポロ滞在だが、流石に10日を超えると飽きてきた。何か変わったことをしてみようと考えた末、20年ぶりくらいに動物園に行ってみることにした。記憶の中にある動物園は臭くて狭いおりに動物を押し込め、囲まれた窮屈な場所だった。
それが最新施設に変わっていて驚いた。ソウ舎などはとてつもなく広い。像が意外と行動的な動物なのだとわかった。野球場くらいの広さがあるのは象にとっても望ましいことだろう。
クマや虎などの「猛獣」系の育舎はたっぷりとした植生もある広々としたもので、ホッキョクグマに至っては室内競技場クラスの大きさだ。なるほどなあと思った。檻の中でじっとして動かない動物を見せる時代はもう終わったらしい。広い空間で勝手気ままにうろつき回る姿を見せるのが教育上良いということのようだ。それでも自然空間に比べてば限定的な規模だとは思うが狭いおりの中よりはましだ。

あちこち歩き動物の写真を撮って回った。気がついたのは、昔は小学生だらけだった動物園が、今ではすっかり高齢者カップルと外国人観光客に占拠されていることだ。こちらの方が動物の生活環境の変化より、よほど大きな変化だなと思う。ヒトは人生の黄昏期になり動物に癒しを求めるのかあ。それとも精神的な幼児退行でも起こすのだろうか。
しかし、外国人観光客はなぜに動物園に来るのか。南の国から来た観光客は自国にいる動物を見て感動するものなのだろうか、それとも南の国には動物園という怪しい代物が存在しないのだろうか。シンガポールにはないと下りというイベントがあった。タイではワニ園とか象園があった。台湾やフィリピンで動物園の話を聞いた記憶はない。尽きせぬ疑問に答えてくれる人はどこかにいるのかな。

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普段頼まないもの

札幌市中心部の東側、創成川を挟んだ東地区は開拓初期の住宅地だった。サッポロビールの最初の工場があったり、北海道神宮の頓宮もある。創成川は人工の運河であり、開拓気の最重要交通ルートであったから、その東西両側に街並みが形成された。
今では西側ばかりが目立つ場所となっているが、東側はなかなか趣があるところなのだ。そこにはビルに囲まれた一角、裏通りに面した居酒屋が長い歴史を重ねている。
おっさんの一人飲み聖地とでもいうべきか。昔はあちこちにあった角打ちや小皿料理が置かれた一杯飲み屋も今ではすっかり姿を消したので、この店の存在は貴重だ。

そして、最近この店で凝っているのが、今まで居酒屋で注文したことのないメニューを頼んでみることだ。前回はハムエッグを頼んだ。往年の名スターのような、燻し銀の洋食メニューだったと思われるハムエッグは、意外にも冷酒によく合った。なぜ今まで注文して来なかったのかが不思議なくらいだが、やはりハムエッグは朝飯のおかずという意識しかないせいだろう。
そして今回は、とろろ芋のすりおろしにした。これは蕎麦屋に行くととろろそばに合わせて出てくる。外食するときに全く頼んだことがない食べ物ではない。マグロの山掛けなどではお馴染みの素材だ。
しかし、これを酒の肴にするとは想像したこともなかった。すりおろした芋だけなのだ。こんなものがメニューにある理由がわからない。が、しばし考えてみた。この店は酒の肴というか締めで蕎麦を出す。当然、その中にはとろろそばもある。だから、トッピングとして存在するすりおろし芋を、メニュー単品化しただけと考えれば納得はいく。蕎麦屋で頼む焼き海苔みたいなものだ。
さて、実食してみた。これは美味い。酒の肴としては最強ではないか。これまた食わず嫌いをしていたかと反省したが、よく考えれば居酒屋ですりおろした山芋がメニューになっていることは少ない。長芋千切りというメニューはたまに目にする。すりおろしたとろろ芋は麦トロ定食についてくるものだ。目から鱗だった。
自宅飲みをするときに、目一杯すりおろした芋で酒を飲んでみるかと思ったほどだ。

柱にかかった本日のおすすめを見て、次回のチャレンジ品を見つけた。「豚」モツ煮と「豚」ハヤシライスだ。豚大好きな北海道民であれば、牛ではなく豚を使った料理に変化するのは当たり前とも言えるが、ハヤシライスの原型はハッシュドビーフだ。牛肉料理を豚肉仕様にするとは野蛮ともいいたい暴挙だが、北海道らしい。ちなみに肉じゃがも牛肉ではなく豚肉を使う。お江戸の友人に、それは肉じゃがではなく「ジャガ・ブー」というのだと揶揄われた記憶がある。確かにハヤシライスがハッシュドポークになるとは、想像の域を超える。

居酒屋はやはり楽しい。

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味噌ラーメン屋の醤油ラーメン

今回はよくラーメンを食べた。親族と食事をするたびにラーメンだった。まあ、文句があるわけではないし、同じ店に何回も行く羽目になったが、その度に注文する味を変えて楽しんでいた。
この暑い盛りにラーメンかという話もあるが、実は北海道の夏は湿度が低いので気温の程には暑さを感じない。風が強い日にはかなり涼しく感じる。
駅前にある味噌ラーメン店を再訪した時、醤油ラーメンを頼んでみた。スープにとろみがある。豚骨と何かの合わせ出汁のようだ。スープが少なめの理由はこのトロッとして麺に絡みが良いせいだろう。
塩味が濃いめの味付けだったが、意外とあっさりしている。一気に完食した。味噌ラーメン専門店は、味噌味に特化すればするほど他の味は物足りなく凡庸なものになるのだが、この店はぎりぎりで醤油の個性を確立できているようだ。こうなると塩味も試してみたくなるが、そこまで集中的に通うほどでもないかと、しばらく自粛することにした。
このラーメン、生姜を追い足しするとぐんと美味くなるような気がするが、卓上にあるのはおろしにんにくだけで生姜はなかった。ちょっと残念。

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夏休みの感想文

今年の夏はお盆を挟み実家のある北広島市でたっぷりと夏休みをとることになった。最近ではエスコンフィールドが開業したこともあり、多少なりとも「全国区の知名度」がある地方都市だ。
元々は広島県からの移住者が開拓した村であったから「北・広島」という地名になったそうだ。北海道ではアイヌ語が語源となった地名が殆どなのだが(札幌も小樽もアイヌ語語源地名だ)、この地はアイヌ語とは関わりがない珍しい地域。
似たような地名には、新十津川がある。これは奈良県の十津川からの移住者が開拓入植したところだ。伊達市は仙台から移住した伊達のお殿様とその家来が住み着いた場所で、おそらくここが北海道では一番由緒正しい名称だろう。


その北広島市で有名な場所としては、かのクラーク先生が最後に別れの言葉をのべた場所がある。あの “Boys, Be ambitious”という名台詞だ。
市役所に行くまで全く知らなかったことだが、そのアンビシャスが「市」の肩書き・名称というか二つ名になっているのだなあ。大志を抱く街というのは、ちょっと格好良いではないか。

北広島市でもうひとつ有名なところが、プレミアムアウトレットだ。ここには千歳空港から直行バスで押し寄せるインバウンド客が溢れている。平日でもフードコートは満席状態で、全国に数あるアウトレットモールの中でも屈指の混雑ぶりらしい。
この顔はめ看板を見てもそれがわかる。日本語が書かれていないのだ。まさかアウトレットに大志を抱いてくる客はいないだろうが、大欲を持っている客は多いだろうな。今ではまり見かけない米国スニーカブランドの大きな買い物袋を何個も持っている姿を見ると、人の欲望が国境を越えるということがよくわかる。クラーク先生のおっしゃった「大志」とは爆買いすることではないと思うが。

どちらにしても、北海道の地方都市が世界的な国際都市になったということで、それはそれでめでたいことだな。というのが今年の夏休みの感想であります。