
お気に入りの喫茶店を見つけるのは、このご時世でどんどんと難しくなってきている。小洒落たカフェは多いが、実はあの薄暗い店内と大きすぎるBGMの音量が苦手で、カフェと言われると足がすくむ。
ただ、何事にも例外はあるもので、読書をするにも事務作業をリモートでするにも適したカフェを見つけた。十分に明るい店内と、しずかにかかるジャズは実にマッチしている。店内では声高に喋る怪しい業者(大抵は不動産関係か、いかがわしいコンサルタント)もいない。皆、一人で静かに時間を過ごしている。
Wi-Fi環境は整備されているし、トイレは綺麗だし、店内には旅関連を中心にたっぷりと本が並んでいる。雰囲気としては図書館の閲覧室みたいな感じだ。とても良い空間だ。

この店で一仕事した後、狸小路を散歩しながら老舗の串団子でも買って帰る。あるいは、夜の待ち合わせの前にさっと一仕事片付ける、そんな使い方が似合っている気がする。カウンターの奥には、実はホテルのチェックインカウンターになっている。それなりにホテルの宿泊者が店内に入ってくるが、それがうるさすぎると感じることもない。
ただ、みていた感じで言うと、日本人客は少ない。狸小路7丁目というちょっと変わった場所柄なのか。周りには個性的なレストランも多い、独特な雰囲気のある一角なので、外国人向けの設計がされたホテルなのかもしれない。
暑さに負けて、珍しくホットコーヒーではなくアイスティーを頼んだが、これが妙にカフェっぽく感じる。
お気に入りのカフェは自分の足で探し出すしかない、と言うのが本日の結論であります。



















