街を歩く

2021年3月の写真から

たっぷりニンニク入りで、チャーシューは抜き という理解しにくいコンセプトだが、今ではこれは売られている? はずはないなあ

2021年3月といえば、コロナが始まり一年が経ち外出禁止と飲食・観光業界への補助というアクセルとブレーキを両方踏むような奇妙なことが起こっていた頃だろうか。撮った写真を見ると秩父に何回か行っているようだ。確か、秩父に行く特別割引制度が生まれて、電車賃が半額以下になり、無料で1000円分の食事ができるセットになっていた。確か昼のみが流行っていた時期でもあったようだ。

そんなコロナと馴れ合っていく時期に、なぜか青い髪の包帯少女とコラボしたラーメンの写真が混ざっていた。無口な少女とニンニクラーメンという古妙な組み合わせに惹きつけられて撮った写真らしい。どこの店だったのかも思い出せない。おそらくラーメン一杯 1000円といのにも驚いたのだと思う。

当時の外食業は、外出禁止による打撃を解消しようとあれこれ不思議なことをしていた。特に、休業で一度解雇した従業員が事業再開時には全く戻ってこない(それは当たり前だろうが)ので、強烈な人手不足に陥って一気に時給上昇が加速した。その結果、商品も値上がりしたが、値上げで客離れを起きて業績不振のスパイラルに落ち込んだ企業が大半だった。特にチェーン居酒屋は深刻だった。本来、自然淘汰されて然るべき居酒屋業界各社が、休業補償というバカげた制作でゾンビのように生き残ってしまったのだが、その弊害が深刻化するにはあと2年ほどかかる。

そんな外食業界のドタバタ劇の一面が現れたのが、この包帯少女コラボ・エアーメンだった。やはり写真は記憶の外部記録装置として優秀だなあ。

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