
札幌に滞在する間、三日連続でラーメンを食べる羽目になった。好きな食べ物なので文句はないが、店ごとにまるで違うラーメンが出てきたのでちょいとまとめてみよう考えた。1日目はいつもの定番、吉山商店の焙煎胡麻味噌ラーメン。焙煎というからには味噌を焼いているのだろう。大変香ばしい味噌味のスープは豚骨ベースの濃厚なもの。札幌ラーメン特有の腰のある中太ちぢれ麺によく絡まる。チャーシューは最近の流行を抑えている柔らかなもので安定の旨さだ。これが現在の札幌味噌ラーメンのスタンダードだろう。
味噌ラーメン発祥の地と言われる三平の味噌ラーメンとは、まるで別物かと言いたくなるくらい違う。50年以上進化を続けてきた札幌ラーメン界の到達点といえる。
一時期はインバウンド客が押し寄せてきていて大混雑だったが、どうも外国人用グルメサイト?の推しが他のラーメン屋に移ったらしく大陸系観光客は別の店で行列を作っていた。不思議なのはイスラム系と思しき南方アジアの観光客が躊躇いなくラーメンを注文している。現在の札幌ラーメンのほとんどでは豚骨ベースのスープが使われている。大丈夫なの?と言いたくなる。そもそもラーメン店でハラルな原材料が使われているとも思えない。
旅の恥はかき捨て、と言うのは日本人だけではないようだ。ラーメンは宗教の壁すら崩す魅惑のグローバルフードになったのか?