
2022年2月、夜営業の禁止がまかり通っていた頃、店内混雑は密のもとということで入場制限をしている店もあった。現在はインバウンド客の大量入店で混乱を避けるため、百貨店の高級ブランド店などが、やはり入場者制限をしているが、それとこれでは随分と異なる。
今では有名無実化しているが、スーパーのレジ前に間隔を開けた行列を作るよう、立ち位置マークが事実上の標準とされたのもこの頃だった。今でも立ち位置マークは残っているし、意外と皆さんそれに従っている。一度ついた習慣とはなかなか消えないものらしい。

さて、埼玉県所沢市と東京都東村山市の境目に秋津という地域がある。西武池袋線秋津駅とJR武蔵野線新秋津駅は東村山市にある。ただし、西武線秋津駅の北側は所沢市になり、駅の北と南で行政区分が変わる。
その秋津駅と新秋津駅を乗り換えるために200mほど歩くのだが、そこが商店街となっていて飲食店や居酒屋も多い。その一角にサイゼリヤがある。所在は東京都だ。
この時期、飲酒の規制については東京都と埼玉県では方針が違い、埼玉では酒が禁止になっていた。つまりサイゼリヤの所沢店ではワインが飲めないが、一駅隣の秋津に行けば酒が飲める。一駅も離れていれば、まあ仕方がないかと諦めもつく(笑)が、秋津駅の南北では複雑なことになる。北口がやっているで居酒屋は酒がアウト。南口は時短営業可能。ということで、秋津駅南側の居酒屋はものすごく混雑している。北側の客がみんな南に集まってくるからだ。
おなしことがサイゼリヤでも起きていた。昼飲みをしたがるジジイが所沢のサイゼリヤを捨てて秋津のサイゼリヤに押し寄せているのだ。
それを確かめるためにわざわざ所沢と東村山の店、両方に出かけたのを記憶している。結局のところ、どんな法律を作ってもその裏を書こうとする怪しい輩は必ず出現するもので、そういう輩は分別の足りない若者だけとは限らない。人生経験たっぷりでいい加減悟りをひらけと言いたいようなジジイ(多分、ババアも)が、そういう抜け穴を探して脱法行為にはしるのだなあ。
などと考えながら、東京都で昼からワインを飲んでいた、埼玉県としては脱法ものの行為をする輩になっておりました。