街を歩く

2021年2月の写真から

コロナの2年目、外出禁止は解かれていたが、お世の中には病的にコロナを恐れるものたちが増加して、これはもはや宗教的な心情を上回るのではないかというコロナ関連事案バッシングが行われていた。令和の狂気とでも記録しておくべき時期だろう。
三密などという上滑りの言葉を多用して、コロナ怖い怖い症候群の支持を集めた都知事が、ほぼ前回で暴走していた時期でもあった。そして、その暴走のために飲食業は壊滅的な打撃を受ける。
と二位知られる老舗、名店などが次々と閉店を余儀なくされた。

古い店では店主が高齢化していたことなどから、廃業する踏ん切りがついたという一面もあった。休業補助金を退職金がわりに店を占めるのだ、などという声が知り合いからも聞こえてきた。人が集まる業種全てを魔女狩りの如く弾圧した。やはり狂気の時代だったのだ。確か、コロナ2年目ともなるとそういう怖い怖い症候群にかからなかったものたちから、コロナ対策に対する反発もあり「昼飲み」なる習慣が生まれてきた。夜の営業は止められていたから、昼に酒を飲めば良いという、権威に対する反発でもあり、大衆の強かさであったように思う。

地宇治の為政者たちはすでに姿を消した、あるいは存在価値を著しく低下させているから、そいつらを糾弾しても仕方がない。当時、日本の民主主義はポピュリズムと嘲笑した「メディアバカ」の存在もすっかり薄れてしまった。そういえばコロナの女王なんて奇怪な女性もいたなあ。

そんなコロナ2年目に、この老舗珈琲店がひっそりと店を閉めた。悪貨は良貨を駆逐するというが、飲食業にもそれは当てはまる。長く続いた良心的な店が、何か社会変動が起こると最初につぶれていく。残念なことだ。
茜屋のコーヒーを飲むには軽井沢まで行かないいけないらしい。これも実に残念。

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