街を歩く

久しぶりに一人焼き鳥

高田馬場駅から北西に伸びる小路がある。その道の一番先に大学があることもあり、圧倒的に学生が多い。学生が半分くらいで、そこにサラリーマンが混じった人の流れがある。両サイドにはびっしりと飲み屋が並んでいるのだ。お安い定食屋などは見当たらない。ファストフードの店は駅前に並んでいるので、どちらかというと昔風の小路といえる。
その小路も脇道が多く、ちょっと前までは卓球場があった。(今は無くなってしまった、残念)脇道には個性的な店が多く、その中の一点がお気に入りの焼き鳥屋だ。わせだどおりぞいにある学生向け?格安焼き鳥屋が暖簾分けをして、高田馬場の各所に支店があったが、その中の一つだ。
茶碗酒ともつ煮込みでいっぱいやるのが実に久しぶりだったが、味は変わりがない。

壁に貼られている難読計手書き文字のメニューもずうっと変わらない。比較的テーブル席が多いので、夕方からはサラリーマンが多くなる味でだが、広くて明るいので女性同士という客も多い。逆に大学生カップル的な若者はほとんどいない。
以前から不思議だったのだが、おそらく本店に行っているのだと思っていた。ただ、今回はいつもと違う道で店まで来たのだが、そこで側と気がついた。店の前の通りはラブホテルが二軒並んでいる。カップルでこの店に来るつもりであればラブホ前を絶対に通り抜けなければならないのだ。確かに、これでは気楽に女性を誘うには難しい立地だろう。焼き鳥食べに行こうよと誘ってみたら、ラブホに連れてこられたと勘違いされてしまえば、そのまま終局を迎える可能性は高い。10年以上もこの店には通っているが、そこには全く気づかなかった。オヤジの一人飲みだからだろう。

注文するのはいつも同じ、砂肝、キモ、つくねの3点セットだ。一人のみなのであれこれたくさんは注文しても食べきれない。煮込みに串が3種でちょうど良い。会計してみたら、どうも昔より5割程度高くなっていたが、この物価高のご時世だからしょうがないか。平成時代には全く値上げをしていなかったのだが、自分の価格感覚がおかしくなっているのだろう。

焼き鳥屋もすっかりお手軽価格では無くなってしまったのが寂しい。

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