街を歩く

クリスマスにラーメン ??

いつもの幸楽苑に行って、初めて食べた豚骨味噌ラーメンは、ちょっと不思議な感じがするものだった。記憶の中にある博多ラーメンとは随分と異なる。どちらかというとお江戸の背脂ちゃっちゃ系を味噌味にしたような感じだ。
福島県発祥のローカルラーメンチェーンが店舗数を増やす中で全国の個性的なラーメンを貪欲に取り入れていくという姿勢はわかる。ただ、これは店内のオペレーションを複雑にするだけではないかと気gになる。お安い定番3種と季節限定のお高いラーメン1種くらいの構成を基本にして、チャーハン・餃子の変化系でサイドを固める。これがこのチェーンの基本だったはずだが、なんだかまたぶれているのだよ……………と心配している。

ただ、この豚骨味噌ラーメンはよくできている、普通においしい。価格対比で考えるとよくできている。ただコンセプトとして中途半端、オペレーション複雑化の原因ではないかなあ。
それよりも基本定番の野菜味噌ラーメンをもっと強化した方が良いのではとか、つけ麺の麺を専用にするとか、既存商品の磨き上げの方が常連客には意味がありそうだが。

そんなことを考えていた定点観測なのだが、今回一番びっくりしたのが、クリスマスの2日間限定というラーメンを予告しているのだ。これはコンセプトとしてどうか? と思うのだがなあ。
いや、商品に文句をつけているのではない。クリスマスにラーメン食べようという、新しい食習慣提案であれば良いのだ。ただ、もうちょっと言い方という表現に気を使っても良いと思う。クリスマスもバレンタインデーも昭和中期に人工的に作られた「食習慣イベント」であり、それをラーメンに適用しようとするのならもっと物語性が必要ではないのか。
平成では恵方巻きが作り上げられたブームだった。季節イベントを作り出すことは可能だ。それにあやかりクリスマスにラーメンをという「新しい文化」を作り上げようとすれば、それはそれで壮大な試みだし。

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