街を歩く

今月の渋谷駅前看板

渋谷駅前の大きな広告が「紅茶」に変わっていた。この看板はオンラインゲームや音楽イベント、アニメ映画などかなり若者向けに偏った使われ方をしているのだが、この紅茶のブランドはもはや老舗級となる。おそらく元々のユーザーが高齢化したため、訴求対象の若返りを図ってるのだろうと思うが。
しかし、今や若い世代の主力飲料は水・カフェラテ・エナジードリンクなどに移行していて、そもそもノンシュガーが主流だろう。「茶・ドリンク」は何ともブランド転換の難しい商品ではないかと思うのだが。コーヒーも似たような傾向にあるが、スタバに代表されるアメリカンカフェの影響で、ラテという新カテゴリーが生まれ、甘くないミルクコーヒーというヒット商品を生み出した。
それにあやかりたいのかもしれないと、ぼーっと考えながら看板を見ていたのだが、何と根幹版に登場している人たちが一人もわからない。おそらく現役バリバリの人気俳優なのだと思うが、それが一人もわからんということに一番ショックを受けた。
少なくとも女性俳優であればもう少しわかるだろうかと自己弁護しかかったが、それは虚しい言い訳に過ぎない。女性俳優はもっとわからないだろう。

あーあ、すっかり時代遅れな高齢者一名の出来上がりでした。

コメントを残す