街を歩く

高知名物らしい

前回は、名物ではない方の中華そばを頼んでみたので、今回は「名物」を注文することにしたのだが……………
開店すぐに入店したが、すでに何人かラーメンを食べている先客がいた。人気店なのだな。

迷わず「つけ麺」を注文した。自分ではお店の名物である牛モツつけ麺が出てくると思っていたのだが、何と「牛モツ」と「普通」のつけ麺があるらしく、出てきたのはう普通のつけ麺だった。それに気がついたのは、隣に来た客が牛モツつけ麺を注文したせいだ。従業員の注文の通し方が違っていた。「つけ麺一丁」と「牛モツ一丁」みたいな感じだった。

普通つけ麺は、当たり前だが普通にうまいので文句をつけてはいけないのだが、牛モツ試したかったぞ、という勝手でわがままな気分でモヤモヤしてしまう。さて、このつけ麺を食べた感想だが、関東で最もオーソドックスなつけ麺を提供している池袋大勝軒に近い。スープのざらっとした舌触りは魚粉由来のものだろう。麺は太めだが、大勝軒のものよりはやや細い。一番の違いは麺量で、これは大勝軒の小盛り程度だろうか。個人的にはこれくらいの量がちょうど良いのだが、若い麺好きにとっては大盛りにしても足りないのではないか。

つけ麺が全国的に広がり始めたのは1990年代だったと思うが、今では日本全国に到達したようだ。北海道でも多くのラーメン屋がつけ麺を提供するようになった。ちなみに、北海道のつけ麺はまだまだ技術的に未熟な店が多い。あと10年くらいは進化しなければ「一本立ち」のものにならないと思う。
九州ではあちこちに独自の進化を遂げたつけ麺が生まれているが、こちらもまだ模倣段階で、独自な九州つけ麺が生まれるまではもう一息か。沖縄ではそもそもラーメン屋をあまり見かけないので、沖縄そばの変形バージョンみたいもの、つまり「沖縄つけそば」が生まれてきそうな気もする。
そうしたローカルなつけ麺文化が発展途上であることを考えると、この高知「牛モツつけ麺」はちょっと異形のつけ麺ということになるだろうか。

もう一回行って、牛骨つけ麺食べるしかなさそうだなあ。

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