街を歩く

現代土産物事情

実家の実家(変な言い方だ)がある町で、道の駅に立ち寄った。実はこの町で昼飯、晩飯を食べようとするとなかなか場所がない。人口が少ないせいもあるが、基本的にファミリーレストラン的な大衆食堂すら無くなってしまったせいだ。ラーメン屋、すし屋、蕎麦屋はまちの中のどこかにあると思うのだが。その点、道の駅には大きめのレストランがあるので重宝する。食事のついでに売店ものぞいてから帰る。たまにいくからこそ、その品揃えの変化を楽しんでいるのだ。しかし、今回は色々と衝撃的な変化が起きていた。
ちなみにこの町は山の中の元・炭鉱町なので水産物は限りなく取れないと思う。川に鮭は登ってくるのだろうか。石狩川の途中まではカムバック・サーモンしているはずだが。
その酒とは縁もゆかりもなさそうな町で、なんとサーモン推し商品がある。なんだか、これはうまそうだ。ついふらふらと誘われて一瓶買ってしまった。

そして、もっと衝撃だったのが「米のお土産パック」だった。ぱっと見ではお茶とか、粉物なのかと思ってよく見たら……………

この米不足のご時世で、銘柄米が土産物になるというのがもすごいが、一回使い切りパックという発想がもっとすごい。450gなので、だいたい3合くらいだろう。

品種も選べるし、化粧箱も揃えてあるので、自分好みで3種類の詰め合わせを作ることも可能だ。この発想は実に柔軟で、道の駅で見かけるご当地名物的な土産物の中では、頭一つ飛び抜ける優秀作だと思う。
このような「情報を食わせるタイプ」の商品開発が、人口一万人に満たない地方都市で可能になるのは、やはりネット社会のせいなのだろうなあ。この米売り場の前でしばらく立ち止まり、じわっと感動していた。
このお米屋さんすごいぞ。と思いながら、ふと思いついたのだが、これと同じことをどこかの道の駅が最初にやり出したのかもしれない。思いあたることはないが、調べてみる価値はああ理想かなあ。

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