街を歩く

ワンピースと両さん

画像は集英社サイトからの引用リンクです 201巻あるんですね

本棚を眺めていて思ったことだが、少年ジャンプの大長編といえば、コミック200巻を達成した両さんシリーズ「こち亀」と、現在も進行中の(既刊112巻でそろそろ終了らしい)「ワンピース」だろう。
ジャンプ以外で100巻越えシリーズとなると、記憶にある限りではいくつかある。少年マガジン連載中の「はじめの一歩」が、まず思い浮かぶ。これは最新巻まで読んでいる。が、完結する日は永遠に来そうもない。
途中での読むのをやめたものであれば、少年サンデー連載「コナンくん」やビッグコミックオリジナル「釣りバカ日誌」、青年誌のモーニング「クッキングパパ」などが挙げられるが、今更続きを読み直す気力もないなあ。
調べてみるとまさに別格の大長編はゴルゴ13だった。青年向きコミックには意外と100巻越え作品が多い。ちなみに80巻くらいまで読んでいた「あぶさん」の最終巻は107巻だった。これは読み残した30巻余りをを完了してみたいが、そうなると1巻目から読み返すべきだろうかと悩ましい。

画像は集英社サイトからの引用リンクです 現在は112巻

個人的に思うことだが、メディアミックスを利用したエンタテイメント複合体で最強コンテンツはワンっピースだろう。連載開始から28年を経過し当時小学生だった読者はすでに40歳代になっている。途中で読むのをやめた大人もいるだろうが、現在でも小学生から大人まで読者層が広がっている、日本のディズニー的な作品だろう。
今では海外にも展開し、ワンピース海賊旗が集団のシンボルになる程の世界性すら持っている。TVアニメに限らず映画版アニメも大ヒットを飛ばすのは、この膨大な読者層の広がりがあるからだ。そこが他の作品群と違うところだろう。ただし、個人的には70巻あたりで一度完結すべきだったとは思う。特に90巻以降は冗長性の極みで、駄作化しているというのが自分の結論だ。が、平成エンタメ文化最大の成果であるのは間違いない。まあ、少年ジャンプのヒット作の定理、「勝利、努力、友情」を一番強く具現化している作品で間違いない。

参考まで ワンピース 公式サイトはこちら →
  https://one-piece.com/about/index.html

それとは異なる方向性を持ち、いつの時代でも子供も大人も楽しめる「エンタメ雑学」を提供し続けたのが「こち亀」だろう。基本的に一話完結だから、そのネタ探し能力は凄まじいものだったと思う。おまけに、こち亀のタイトル通り、東京都葛飾区亀有限定の小空間が舞台だったが途中で物語空間が拡大し、上野や浅草までがホームグランドになったのち、なぜか大阪で物語が展開することにもなった。
東西文化差をデフォルメしてみせるなど、大人向けの情報をばら撒いていることもある。(もちろん小学生でも分かるような丁寧な説明?をしている)そこが長期連載を可能にしたもう一つの特徴だろう。

この両作品、アニメ化や映画化もされているが、実は両さんストーリーは実写向きではないようだ。あの下町を舞台にしながらぶっ飛んだ展開は実写にしても面白みに欠ける気がする。だが、海賊一味の話はCGをたっぷり使った実写版で見てみたい。ハリウッド大作のマーベルユニバースより面白いと思おうのだがなあ。

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