
札幌で美味い寿司を食べるなら回転寿司に行けとよく言われる。立ちの鮨屋は既に握り鮨を締めにしたコース料理になってしまった感がある。その締めの握りが3ー4貫ということも多い。
たらふく寿司を食べるなら回転寿司が良いというのだ。確かにそれは当たっていると思う。
その札幌で人気の回転寿司屋「トリトン」に出向き、夏になれば頼むものといえば、北海道産マイカといいきりたいのだが、最近では道南のイカ漁はほぼ壊滅しているらしく、すでにマイカは高嶺の花となった。
そんなマイカパニックの中で、今年は何故か青森産マイカが提供されていた。皿の色はお高い紫色になっている。うーん、美味いがなんだか悔しい。全国チェーンの回転寿司と比べるとお値段以上のお値打ちがあるので、そこは仕方がない。

北海道以外であまりお目にかからないのがカレイだ。同族のヒラメは全国区の人気者だが、他の地域でカレイを生食するとは寡聞にして知らない。何か毒でもあるのだろうか。食べると普通に美味い。ただヒラメと比べれば泥臭い感じもある。しかし、個人的には好物であり、これも外してはいけないメニューだ。

そして自家製シメサバで締める。すでに鯖の主力はノルウェーからの輸入物になっているそうだが、近海物の鯖をあっさり酢で締めたものはマグロを超える美味さだと思うのだが、どうやら近海鯖もすっかり希少品になっているらしい。鯖のお値段が鰻登りだ。
若い世代に大人気のサーモンは注文することがない。マグロもほとんど食べない。回転寿司では好きなものだけ頼めるので、セットメニューに混じりこんでくるエビだのいくらだのを食べることもない。めでたいことだ。
ちなみに、この店では回転レーンは動いているが、注文はタッチパネルでするので、回っている寿司を取り上げることもない。(週末のピーク時には満載で回っているとのことだが)


北海道的な楽しみだが、ヤリイカとマイカが両方楽しめる。タコの足と頭も別メニューだ。そして、サイドメニューの大人気はイカゲソ唐揚げ。この辺りがやはり北海道民の生き方らしい。