
長い長い夏休みになった、今回のサッポロ滞在だが、流石に10日を超えると飽きてきた。何か変わったことをしてみようと考えた末、20年ぶりくらいに動物園に行ってみることにした。記憶の中にある動物園は臭くて狭いおりに動物を押し込め、囲まれた窮屈な場所だった。
それが最新施設に変わっていて驚いた。ソウ舎などはとてつもなく広い。像が意外と行動的な動物なのだとわかった。野球場くらいの広さがあるのは象にとっても望ましいことだろう。
クマや虎などの「猛獣」系の育舎はたっぷりとした植生もある広々としたもので、ホッキョクグマに至っては室内競技場クラスの大きさだ。なるほどなあと思った。檻の中でじっとして動かない動物を見せる時代はもう終わったらしい。広い空間で勝手気ままにうろつき回る姿を見せるのが教育上良いということのようだ。それでも自然空間に比べてば限定的な規模だとは思うが狭いおりの中よりはましだ。



あちこち歩き動物の写真を撮って回った。気がついたのは、昔は小学生だらけだった動物園が、今ではすっかり高齢者カップルと外国人観光客に占拠されていることだ。こちらの方が動物の生活環境の変化より、よほど大きな変化だなと思う。ヒトは人生の黄昏期になり動物に癒しを求めるのかあ。それとも精神的な幼児退行でも起こすのだろうか。
しかし、外国人観光客はなぜに動物園に来るのか。南の国から来た観光客は自国にいる動物を見て感動するものなのだろうか、それとも南の国には動物園という怪しい代物が存在しないのだろうか。シンガポールにはないと下りというイベントがあった。タイではワニ園とか象園があった。台湾やフィリピンで動物園の話を聞いた記憶はない。尽きせぬ疑問に答えてくれる人はどこかにいるのかな。