街を歩く

あんかけ焼きそば 北海道版

全国あちこちにあんかけ焼きそばが名物の地がある。具材や味付けが微妙に異なるが、どこが美味いかと言われてもそんなこだわりはない。北海道でも町おこしとして「小樽のあんかけ焼きそば」がそこそこ有名だが、北海道の他の地でも有名なところはある。
帯広の中華チラシはとろみの少ないあんかけ焼きそばみたいなものだし、稚内でも有名らしい。室蘭でもあったような気がする。(不確か情報)
さて、エスコンフィールド近くにあるスーパーの一角、どう見ても街のラーメン屋の名物があんかけ焼きそばだ。盛りが良いせいらしい。味は塩と醤油が選べる。目の前にドーンとさあらが置かれた時は完食できるか心配になるが、意外と簡単に食べ切ってしまう。味がシンプルなせいだろうか。野菜たっぷりなのが良いのかもしれない。

この店は近くに大学と高校があり、人生で最大の食欲期である10代男性が多く利用しているためか、実に盛り盛りのメニューが多いのだが、このあんかけ焼きそばにも大盛りがある。麺の量が倍あるらしい。
それは流石に無理だが、もう一度、今度は塩味を試してみたいものだ。ふと気がつけばカウンター席には体重100Kg級の男子が数人、大盛りあんかけ焼きそばを食べていた。それはそれは壮観な景色だった。あるレベルと超えた大食いは、ある意味でエンタメだなあと感心してしまった。

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