昔からよく来ているコスパの良い焼き鳥屋は、あれこれ営業努力の結果、子供を連れて家族がやって来るファミリーレストランより人気のあるチェーンになった。

ところが普段は土曜になど来ることもないので知らなかったのだが、なんとデートディナーの人気店になっている。
ちなみに土曜の午後7時.カウンター席はカ2人掛け11組あり、なんと半分以上がカップルで年齢は20 代から60代という感じ。
会話の少ない倦怠期?カップルとか、どうみてもバリバリの怪しい関係な感じもあり、人生の縮図を見るようだ。個人的感想と推測です。
さて、自分の過去を振り返ると、デートでガールフレンド?を焼き鳥屋に連れてくるのは、どれくらい付き合いが進展した後だったかと不思議に思った。半年付き合った程度で焼き鳥屋はハードルが高すぎた。
チラチラと観察していると、どうも酒はほとんど飲んでいない。定番の締め飯である釜飯を食べに来ている気配がある。
この店も一号店開店以来50年が経過したはずで、どうも子供時代に親と一緒に来てファミレス使いしていた世代が、焼き鳥屋ではなく飯屋として来店しているみたいだ。
オヤジ世代としては忸怩たるものがあるが、こうして釜飯屋として若い世代に支持されるのも生き残り戦略としては正しいなあ、などとほろ酔い気分で思うのでありました。