
夕方の高知繁華街を散歩していた。美味い焼き鳥屋でもないかなあと探しながらのぶらぶら歩きだったので、普段はあまり歩かない小道を選んで歩き回ったら、面白いものを見つけた。
最初はキャラクターを販売するサブカル系の店だと思ったのだが、よくよく看板を見ると、なんと夜のお姉さんの店を紹介するところだった。高知市内ではあまり客引きに出会うことはない。おそらくけいさつのかんりが厳しいのだろう。大都会の新宿あたりで歩くと感じる鬱陶しさはない。まあ、人通りも少ないので客引きの効率も悪そうだ。
ただ、通りを歩く人の数は少ないが、居酒屋を含めどこの店も中に入ればほぼ満員。要するに常連客でしっかりと成り立っている店が多い、つまり呑んべいが多いということなのだなと納得している。

案内所の中を覗いてみたら、おやまあ、やっぱりキャラ・フィギュア販売店のように見える。どうも店内とお仕事のイメージが一致しない不思議空間だった。夜、暗くなってから来るとまた印象が変わるのかもしれない。

そのあとしバラク歩いているとビルの解体工事をしているのにであった。思い返せば、初めて高知に来た頃、この怪しいビルをみて高知はすごいところだたと思った記憶がある。ビルの中心部が吹き抜けで、その吹き抜けを取り囲むように、怪しい夜の店がずらっと並んでいた。下から見上げると、昔の九龍城はこうであったかと思わせる妖艶さを感じたものだ。よくよく考えラバコロナの時期に一番の打撃を受けた業種ばかりだろう。ビルの老朽化というより業種の衰退というのが解体の原意なんなのかなと思う。
このビルの店には一度も入ったことはないが、眺めてみるのは好きだったのだなあ。高知で一番のお気に入りビルだったが残念なことだ。