
今ではキッズスマホでもこれ以上の性能だ トホホ
これもグーグル先生保管の写真だが、おそらく諏訪近くの山道で撮ったもの。紅葉の綺麗な場所はあちこちにあるが、赤と黄色が絶妙に混じり合う場所はなかなか少ない。
春の桜と秋の紅葉、どちらも写真を撮るには良い季節だが、どうも秋の写真は苦手だった。単純にこれからどんどん寒くなるというのが嫌いだからだ。逆に、サクラの季節はちょっと肌寒いがそこ死すれば夏がくると思うと心が浮き立つ。実際に夏になって仕舞えば、この暑さなんとかしてくれとは思うのだが。
おまけに秋は写真に撮るときは光の加減が難しい。特にスマホのカメラはあれこれいろいろと自動的に細工?してくれるのだが、どうもあの機能は人の顔を撮るときは向いているが、遠景で風景を撮るときにはちょっとズレた感じがある。特に、この時期のAndroidはそうだったと思う。今はスマホも賢くなったからちょいと違うかもしれない。
だから当時は風景写真を撮るときに一眼レフカメラが必携だったが、最近ではスマホで良いかなと思う。iPhoneであれば画素数は800万だ。これはちょっと前の一眼レフ普及機と変わらない。ただレンズの焦点距離が問題でフレームぎわが歪む。これが嫌なのだだが、それを除けばスマホは良い写真機だと思う。
写真自体もそのまま見る・使うではなく、画像調整するのが前提なので画角だのフレーム位置だの全く気にしない。銀塩フィルム時代からのカメラ小僧としてはなんとも歯痒いというか、モヤモヤするものもあるのだが、便利さには敵わないなあという感じもある。
昔撮った写真のフィルムは全て電子化して廃棄した。紙焼きもアルバムに貼って残したもの以外は全て捨てた。残っているデジタルデータも、今ではマイクロSD一枚の中に全部収まっている。過去5ー6年の写真は全てクラウドでアーカイブだ。
10台以上あったカメラもほぼ処分し、今残っているのはお手軽一眼レフが2台、バカチョン(死語だなあ)デジカメ2台。それをたまに取り出して使ってみるのだが、最近ではスマホの写真のほうが上等な感じがする。そのせいで新型カメラにもすっかり関心がなくなってしまった。ミラーレス一眼レフなど手に取ったこともない。
カメラ愛好家としては実に困った時代になったものだ。