
こちらもグーグルフォトの保管庫っから引っ張り出したものだが、サイズ補正をしているのでピンの甘い写真になっている。元のファイルではもう少しシャキッとした写りをしているのだが、やはり当時のAndroidカメラは、発展途上にあったと言って良い。
さて、一時期信州松本あたりによく通っていた。特に10月に行われる松本城下での蕎麦祭りは毎年のように出掛けていた。
そこで初めて出石そばに出会った。蕎麦の味はあまりよく覚えていないが、また食べたいと思っていたからそれなりに上手な蕎麦だったのだと思う。
松本蕎麦祭りは松本城の敷地内に全国から蕎麦店が集合して行われるアウトドアイベントだ。出来立ての蕎麦を青空の元で食べるのは実に嬉しい。おまけに全国各地のご当地蕎麦の食べ歩きもできる。
兵庫県北部豊岡にある出石そばは、関西圏でも屈指のそば名所で、街の中には大量の蕎麦屋がひしめいている。そのルーツは信州上田らしい。
小ぶりの皿5枚に入ったそばが一人前とのことで、その蕎麦を盛る小皿に屋号が書いてある。当然伊豆市の蕎麦屋では自店の屋号の入った皿だけ使うのだろうが、この蕎麦祭りでは複数店の皿を集めてつかっていたようだ。蕎麦を食べるたびに下から別の屋号が出てくるのが楽しかった。
松本蕎麦祭りもコロナ期はお休みだったが今では再開しているので、今年の秋は久しぶりに出かけてみたいなと思っている。秋の松本は実に快適なのだ。