街を歩く

My favorite Sushi

家のものはエビとかカニを好むので、鮨は基本的にソロ食する

いつもの寿司屋に行っていつもと同じ鮨を頼む。もう10年近く同じことをしているはずだ。進歩がないと言われても仕方がないのだが、歳をとってようやく自分の好みが決まったということだと思いたい。
近年は以下の不良が続き、すでにプラチナメニューとかした「まいか」の握りだが、お江戸を界隈で珍重される肉厚のイカ、アオリイカがどうにも苦手で、北海道に来ると値段に関わらずマイカを頼む。できれば後二皿くらいいかず串にしたいのだが、それでは腹がもたないので渋々と2貫で諦める。
鯖も日本のどこでも身近で獲れる魚のはずだが最近は急速に高級化している。ただ、自分のところで締めた鯖を出す店は少ない。サバを食べるとその店のあり方、値段、考え方などがよくわかる。札幌では回転寿司のサバの質が抜群に良いのだが、おそらくお江戸の回らない寿司屋であれに勝てる店はそう多くはないと思う。それくらい美味い。

最近のお気に入りがこの貝5貫盛り合わせだ。そもそも鮨屋で頼むものも魚より軟体動物の方が好きなので、このセットは貴重だ。この日は粒・ホッキ・ホタテ・そして鮑が二貫という組み合わせだった。実に嬉しい。
ということで都合九貫の握りとなった。最近はこれくらいで胃袋がギブし始める。それがちょっと残念だが、食べたいネタもこれくらいだからちょうど良い。
ちなみに寿司ネタであまり好みでないのがサーモン。子供の頃に食べ過ぎたとも思わないが、サーモンにありがたみを感じないせいだ。テイクアウトの寿司を買うときにはタマゴが入っていないものを買うようにしている。卵焼きは好きだが、あれは酢飯とは合わないと思うからだ。いくら家数の子もあまり好みではないが、とびっこであれば喜んで食べる。我ながら呆れるほどにチープなネタを偏食している。一度でいいから鮑だけで満腹になってみたいと思うノだが、きっと10貫も食べないうちにギブアップするのだろうなあ。

鮨は好きなネタだけ喰う派です。

コメントを残す