街を歩く

太刀魚のあぶり

高知の漁師町でいつものように魚屋の大将を話をしていたら、この時期は良い太刀魚が入っているので晩飯を食べに来いと誘われた。1-2月は記録的カツオの不漁で商売もののカツオはまっったくないと笑っていた。
夜に仕事を終え魚屋の向かいにある食事どころ(背でに閉店していて貸切だった)に行くと、ドンと刺身が出てきた。太刀魚を炙ったもの、腹の部分の刺身、そしてイサキが出てきた。これを二人で食べるという。なんと贅沢な食事であることかとホクホクしていいたら、ハラミの柔らかいところは塩焼きにしてくれるという。まさに太刀魚三昧だが、どんなゴージャスな料亭料理より、こういう簡素というか素材のうまさで推しまくる料理には敵わない。
締めは白飯を丼で書き込むという豪快な晩飯は、魚や夫婦との会話も楽しく、実に生きている楽しみとはこういうことなのだなあとしみじみ思った。
次に来る時は初鰹があがり始めていると思うが、焼きたてのたたきと刺身のコンビが今から楽しみだなあ。

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