
乗り継ぎのために降りたのが諫早駅だった。予想していたよりはるかに巨大な駅で驚いたが、ここは長崎新幹線の駅だった。駅構内に大きなポスターが掲げられていて、なんのことか調べてみたらJ2サッカーチームのホームグランドがここにあったのだが、それを新設された長崎スタジアムに移すとのこと。これまでお世話になりましたということらしい。

その大きな駅ビルの中で昼飯を食べようとしたら、驚くほど飲食店が少ない。確かに新幹線駅でも売店くらいしかないところも多い。だから諫早駅だけが不便ということでもないのだが、それにしても駅舎の巨大さと比べて、商業施設部分の不足が目立つ。ようやく一軒の「ラーメン屋」を見つけた。長崎なのにちゃんぽん屋ではなくラーメン屋だと、旅行者としてはちょっとだけ残念な気分になる。。
長崎ラーメンというものらしい。確かに見た目は独特だった。豚骨スープの白濁系とは異なるが、スープの粘度は高い。博多ラーメンの亜種といった感じだろうか。食べてみて、ますますその感が強まった。麺はストレートで固め。これに木耳細切りと高菜を乗せれば、博多ラーメンで通りそうだ。では、長崎ラーメンとは博多ラーメンと何が違う? ちょと不思議だが。答えは見つからない。

サイドアイテムで手羽先唐揚げがあった。串に刺さって一直線に伸びている。これもどこかで見たような気がするが、長崎名物なのだろうか。よくわからないまま、ラーメンを完食し手羽先をたべきった。諫早で通りすがりに入った長崎ラーメン店では、沢山の疑問点が見つかった(笑)
本当に長崎ラーメンとはどういうものなのか知りたいのだが。