
博多駅在来線ホームの端っこに立ち食い蕎麦屋ならぬ立ち食いラーメン屋がある。これは一度お試ししてみなければと思っていたが、ついにお試しすることができた。自動販売機で食券を買いいそいそと店の中に乗り込んだ。期待感はマックスだ。

目の前でチャチャっと麺が茹でられる。所要時間1分ほどでラーメン登場だ。やはり博多ラーメンの麺は細いので茹で時間が速いのだろう。立ち食い蕎麦屋の速度に引けを取らない。
博多ラーメンのルックスは基本的にシンプルでネギとチャーシューが乗っているだけみたいだ。キクラゲの細切りも標準装備だろう。見た目は、かなり貧相だ。

だが、そこから卓上にある取り放題のトッポングを使い自分でアレンジするのも博多ラーメンの流儀で、辛子高菜と紅生姜、それに白胡麻を振りかけると、あーらゴージャスなラーメン位大変身だ。ちょっとお高いラーメン屋だと、これに辛子明太子も追加になる。
トッピングは徐々に加えて味変を楽しむのもらいいのだが、我が流儀は最初に全部投入する。混ぜませじながら部分味変を楽しむというものだ。、
博多ラーメンは、このぐちゃぐちゃ感が良いのだと思う。麺を食べ切った後、いろいろな味が混ざり合ったスープを飲むのも楽しみだ。うむ、やはりお江戸で正統博多ラーメンを出す店を見つけなければいけないなあ。と、博多駅ホームの正統な博多ラーメン店で強く思いました。