
大阪のオフィスで関西名物の話になった時、大先輩から教えてもらったのが阪神百貨店のいか焼きだった。並んでも買う価値があるというので、帰りの新幹線の時間を気にしながら30分ほど並んで手に入れた。その時に先輩から受けた注意事項が、デラパンは必ず一つは買うようにというものだった。そもそもデラパンという単語の意味がわからない。
おまけに売り場で手に入れたものを見て、自分が勝手に思い描いていたいか焼き(イカの丸焼きみたいなもの)とは別物でびっくりした。ちなみに、それ以来、大阪に行った時に時間があれば阪神百貨店で行列に並ぶようになった。大阪の好物といえば、いか焼と蓬莱の豚まんが定番になった。

ちなみにいか焼に卵を一つ混ぜて焼いたものがデラパン(確かそうだったと思う)で、卵の分だけ大きいしお値段も高い。デラックス版のイカ焼きということみたいだ。個人的にはいか焼の方が好みだが先輩に敬意を表し、いつもデラパンを合わせて買う。
焼きたて熱々のうち食べるのが美味いが、家に持ち帰り冷めたものにソースをドバッとかけて食べてもうまい。ソースは多ければ多いほどうまい。超絶的にうまい。大阪が粉物文化だというのが、舌で理解できる旨さだ。
誰か東京でこれを売ってくれないものだろうか。個人的にはもんじゃ焼きより、こちらの方を下町名物にして欲しい。浅草の芋きんつばのお店の横で売ってみたら相乗効果でとても長い行列のできる人気店になりそうなんだけどね。