
普段は使うことのない伊丹空港でちょっとした所要があり10年ぶりくらいで空港に行ってみた。大阪駅からリムジンバスでの移動は全く問題もないスムーズな移動で、関空ができた後に国内線専用となったみたいだが、アクセスの良さを考えると伊丹空港が廃空港にならない意味がよくわかる。

少し時間に余裕を持っていたので空港内を探検して回ったら、4階の端っこにある吉本ショップで面白いものを発見した。あまりにも面白いので写真に撮ってしまった。確かにこの商品は関西限定というより、吉本ショップ限定でしかあり得ない「危険なパロディ品」だろう。他の観光地でやったら明らかにコンプライアンス問題を引き起こす。

パッケージも大阪城をあしらったとは言え、どうも元祖の菓子のデザインに似ている感じがする。実に怪しい。ただ、この怪しさは「よしもと」という名のブランドが打ち消すというか、この会社なら仕方ないかと諦めさせる脱力的な力がある。そこが「面白い」のだ。

そして、おまけというかトドメの一撃というか、黒バージョンも売っている。これで確信犯だということがはっきりわかる。実に「黒い会社」だ。大阪人的ユーモアというか、これくらいおまけしといてやー、とでも言いたいのだろうか。このジョーク感を、北海道の本家本元製造企業が笑って許してくれればいいのだがなあ。
案外、ごっつまじめに許可を取っていたりして……………って筈があるわけないよね。