
写真の腕前が悪く、カツオが黒っぽく写っているが実際はくすんだ赤というか深い紅色というか、美味しそうな色になっています。
自分がお手伝いしているカツオ屋さんの新製品「カツオユッケ丼の素」を解凍して袋から取り出し、紅生姜と胡麻を乗せてみたもの。
カツオ自体にはごま油と醤油で甘辛い味付けができている。そこに青ネギを散らすと色気が良いのだけれどあいにく自宅には青ネギの在庫がなかった。ゴマのプチプチ感とカツオのまったりとした柔らかさがよく合いますねえ。酒の肴としては一級品。

そもそも「ユッケ丼の素」なので、ご飯に乗せて韓国海苔と白胡麻をトッピングしてみた。丼ということから、紅生姜も必須でしょうとちょい乗せした。丼ではなく深皿を使ったのは、ご飯に染みたタレの味を楽しみたかったからで、どんぶりだとタレが底にたまってしまうのを避けた。
これは本当にうまいと思う。カツオ大好きなせいもあるが、甘辛いタレの染みたご飯とと韓国海苔のパリパリ感がカツオの旨さを引き立てる。好みで大葉や茗荷を散らすのも良いだろうなあ。
カツオは高知に行って生のカツオを食べるに限ると思っているが、このユッケ丼の素は、その日に揚がった鰹をセリから5分で加工開始する超新鮮なカツオをしようしたもの。捌いたカツオをそのまま切り身にしてタレにつけ、急速冷凍で一気にマイナス30度まで下げて凍らせる。解凍する時もドリップが出にくいので、カツオのもっちり感が従分感じられる。
この時期だと流水1分、または室温で自然解凍10分程度で食べられる。レトルトカレー並みのお手軽さだが、旨さは一段違う。
そろそろ、ユッケ丼の素として一般に販売開始する予定なので、ご興味があればお試しください。