街を歩く

高級回転寿司?

札幌では百円均一回転寿司(もはや均一価格ではなくなっているが)が大苦戦しているそうで、その原因が道東から攻め上がってきた高級回転寿司チェーンにあるようだ。北見発祥の店と釧路発祥の店が200万人都市で大激突して、その余波で東京対決すら起こっている。そのちょっとお高い回転寿司に、年に何回かふらりと立ち寄ってみるのだが、行くたびにあれこれ変わっているのが面白い。

今回の気づき(笑)は、「かれい」が主力ネタに成り上がっていたことだ。ヒラメではなくカレイというところが面白い。見た目は似たようなカレイとヒラメだが、味は明らかに違っている。刺身ネタとしてはヒラメの方が上等そうな気もするが、寿司ネタとすればカレイは侮り難い。ちょっと濁ったあっさり系という複雑な味だ。好みが分かれるかもしれない。個人的には甘だれをつけて食べたいなと思う。

二番目、サバのシソ巻きが消滅していて、あたらしく裏巻きになっていた。値段も上がっていた。なんだかなあ……………と思う。裏巻きの方が鮨としては高い技術が必要なことはわかるが、中身一緒で値段だけ上げるのは、反則っぽいぞ。

ここ数年のイカ不足、不漁のせいで高級ネタに成り上がったマイカだが、意外と値上がりしていなかった。そして、包丁を入れるようになったので、今まで以上に手間をかけているのだが、これはどうしたことだろう。訳がわからん。マイカは普通に切って握るだけで十分に美味いのだがなあ。

この時期には登場する、タコの卵。これがなかなかの名品でメニューにあるとついつい頼んでしまう。卵を持った飯蛸の煮物もうまいものだが、やはり「たこのまんま卵」は珍味だ。これが食べられただけで、来て良かったと思う。
ここ数年、合理化のための寿司ネタの種類が激減した感はあるが、その分、提供される「もの」のレベルが上がり、厳選された感じもする。うまいものにするけど値段も上げる、というのが令和の新・標準なのだろうなあ。感覚的には、これまでより千円札一枚、多く払う感じになった。

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