街を歩く

うまいものの研究 その2

普段はあまり気にしていない「あまいもの」の流行だが、たまたまこのモンブランはテレビの昼番組で見たばかりだった。中がふわふわという情報だけ覚えていたのだが、それをたまたま入った池袋の百貨店で、特設コーナー的な場所で発見した。とりあえず一回食べてみても良いかと思って注文したが値段を聞いて驚いた。
今のスイーツと言われる甘いものは、1000円札を出してもお釣りが来ない程度には高いらしい。勉強になった。
このモンブランの外側は実に柔らかいクリームだったが、特筆すべきは中身のメレンゲ主体なふわふわ部分(もはや生地とは言い難いので)だろう。うまさは技術によって作られるということが実感できる。これまた勉強になった。
ただ、もう一度買うかと言われるとちょっと躊躇ってしまうほどには高価だ。甘いものには出し惜しみしないという方向けのものかもしれない。これ以外に抹茶味のバリエーションがあって、それがもっとうまいらしいと聞いて、うーんと悩んでいる。困ったものだ。

そう言えば恵比寿にあるフルーツサンドの店に行って、一包み2000円もするのかと驚いたこともあるから、やはりお江戸の名所では「平成」価格でものが買えない時代になったのだなあ。

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