街を歩く

コロナの落とし子

これは本当に有効だったのか ただ、コロナ以外の一般的な衛生常識として啓蒙するつもりであれば、それは素晴らしいと言わざるを得ないが、単純にアップデートをサボっているだけのような

立川に久しぶりに行った。いつもは車で行くので駅前の商業施設に立ち寄ることはない。立飛にある外資系家具店やアウトレットで大体用事は済んでしまう。
JR立川駅を降りてペデストリアンデッキが縦横無尽に張り巡らされているのにびっくりした。立川は何だかすごい街になったのだ。
人口50万人程度の地方都市、県庁所在地よりはるかに活気がある。立川は中央線で吉祥寺と八王子に挟まれた中途半端な街だという記憶しかなかったが、駅前再開発の規模が違う。ちなみに、駅の反対側は何やら怪しげなディープ・ゾーンに変化しているので、立川駅では東西ゾーンを別々に楽しむことができる。

さて、その立川のショッピングモールに入ってトイレを使用した。何とコロナの時の怪しい注意書きがまだ貼ってある。コロナの主たる感染要因は飛沫感染と名付けられた空気感染だったはずだ。排泄物からウイルスが飛散するというのは正しい情報だったのか?
コロナの3年間で色々な医療従事者が、あるいは医療のど素人が怪しい説を唱え、おまけにそれをメディアが煽り「誤った常識」を刷り込んでいた。あのコロナの女王は今頃何をしているのだろう。
それが、コロナが落ち着いてから誤情報の訂正をしないまま、いわゆるデマ、嘘、インチキが今でもそのまま残っている。トイレにあったドライヤーも手を乾燥させる時にウイルスを撒き散らすみたいな変な理屈で使用禁止にされたが、その後、ドライヤー業界が正式にドライヤーの使用は問題がないという旨の発表をしたにも関わらず、駅や商業施設のドライヤーはずっと封鎖されたままだった。

集団免疫なる怪しい言葉も暴走していた。全国民の何割かが感染すればコロナ耐性がつくみたいな話だったが、これまでのコロナ罹患者累計数を統計的に処理して分析したものはいるのか。そもそも統計を弄び危機を煽った医療関係者、学識経験者は何の反省もしていないのではないか。

コロナ恐怖で視聴率を稼いでいた朝の番組(テレ朝系)は、一度しっかりした分析をして上で自分たちが虚報に近い情報操作をした可能性を反省し総括して欲しいものだ。まあ、やるはずもないか。社内事件ですら隠蔽するテレ朝だからなあ。親会社は謝罪記事でも自分たちの正当性を叫び開き直る新聞社だし。

ちなみに最近では大型商業施設、店舗入口の消毒用アルコールも撤去が進む。どうせ、社内で無駄なコストをカットしろという勢力がいて、安全安心は後回しにしても良いと思っているのだろうと邪推している。

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