街を歩く

1000日目になりました

20166年に撮った渋谷の桜

もうすぐ桜の季節ですねえ。

このブログは文章の練習で書き始めたのだが、今回が連続1000回目になる。とりあえず目標にしていた数字には到達したが、上手い文章が書けるようになったとは思えない。回数は達成したが、目標は達成できないというなんとも無残な結果になってしまった気がする。
眼高手低という言葉がある。文章を読むとついつい粗探しをして、この文章はなっていないなどと批判するが、いざ自分で書いてみるとその批判にも届かないほど文章が下手くそだということだ。見る目は高いが書く手は低いという意味のはずだ。まさに、その言葉を実感した日々だった。
比叡山の高僧は1000日お山を歩く修行をするそうだが、凡種である自分は全く物書きの悟りを開くこともなく、ただただ時間が経っただけだった。

今年は2月から春めいてきて、おそらく一月もしないうちに桜が咲き始めることだろう。桜の季節になると竹内まりあの歌う「人生の扉」を思い出して、つい口ずさんでしまう。人間、歳をとるのも悪くないよと歌っているのだが、その歌詞がなにやら身にしみる歳にもなった。

とりあえずこの後も、日々生きていく中で感じた面白いことや腹立たしいことをあれこれ書いていくつもりだが、次の目標を定めてみよう。駄文ではあるが1000回も書くと、少なくとも10万字くらいにはなる。10万字と言えば、長編小説三冊分くらいだから、単行本にすれば枕になるほどの厚みにはなるはずだ。宝、もう少しテーマを絞って、ひとまとまりの「本」もどきを書いてみることにしよう。
それが、今年の春からの目標ということで。

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