
新大阪駅で見つけた、大阪とは全く関係のなさそうなスナック菓子だが、これには魔性の魅力がある。だいぶ昔にはやったチョコボールの中に非ギャが入っているものも、うっかり一個買ってしまってから泥沼にハマった記憶がある。
なので、この菓子は開封しないでこのまま封印することにした。確か売場でも大人買い禁止みたいなことが書いてあり販売個数制限がかかっていた。新大阪駅以外でも売っているのは間違いないだろうが、それを確かめてはいけないと思う。禁断の菓子だ。

大阪名物とは全く思わないが、トラジマとお好み焼き味のせんべいはイメージしやすい。これはすぐに開封して食べてみた。お好み焼きだと言われれば、まあ、そうかなあという味で、パチモンとは言わないが胡散臭い味がするのは確かだ。ある意味、本当に大阪らしいのかもしれない。

一番大阪的なノリかなあと思ったのがこれで、千日前にある老舗洋食屋とのコラボらしい。確かにあそこのカレーは日本でも一二を争う独創性があるとは思うが、それがピーナッツと淡さてもねえ、と思ってしまう。
それより、あの名物女将の写真は使えないのかなあ。店頭には等身大の立て看板もあったはずだが。コロナの間に引退してしまったのだろうか、そちらの方がよほど気になる。
よくよく考えれば、大阪名物土産というと蓬莱の豚まんが絶対定番だろう。あとは、時間があれば阪神百貨店のイカ焼きかあ。個人的には、日本一巨大な田舎町という印象がある大阪なので、土産なんか買わないで、現地で楽しんで帰るのが一番正しい大阪の使い方みたいな気もする。街全体がアミューズメント施設で、街歩く人全員がキャストと思えば、日本最大のテーマパークとも言えるなあ。