街を歩く

年の瀬が迫ってきて

12月上旬に感じる年末感

クリスマスツリーをみると門松を見るより年末感がする。世間的にはクリスマスツリーの撤去された後の門松の方が、年の瀬を感じおさせるのだと思う。クリスマスにとクエ別な思い入れがあるのは、長年働いてきた会社の特性というか強制刷り込みのせいなので仕方がない。今年のクリスマスは今までやったことがないイベントを企んでいるのだが。

その年末感に突き動かされて(笑)味噌ラーメンを食べに行った。深い意味はないが、最近はよく味噌ラーメンを食べ比べている。醤油ラーメンはあまり味の変化がないが、味噌ラーメンは店ごとにまるっきり個性が違うものが登場するので「びっくり箱」を開けるような気分があり楽しい。
いつもの埼玉発ラーメンチェーンでは、関東風のオーソドックスな味噌ラーメンが出てくるが、今回はそれにネギを足してみようと、ネギタワー味噌ラーメンなるものを注文してみた。
そうしたら、ネギが別添で出てきた。うーん、これはなんと評価するべきだろう。確かに、このチェーンは夏の冷やし中華もトッピングは別皿で出てくる。合理的と言えばそうだが、手抜きと言った方が正しい気もする。そのセルフ方式で「ネギタワー」と言われても……………

仕方がないので、自分でタワーを作ってみた。やはり予想通り、タワーは直立しない。ピサの斜塔のように傾いている。なんだか微妙な残念感がある。ただ、自作してわかったことだが、タワーを正しく作るにはそれなりの技術が必要みたいだし、手間もかかる。どうせ食べる時はタワーを崩してネギラーメンにするのだから、別添セルフでも同じだろう、ということのようだ。身も蓋もない、というしかない。上手にタワーを作ったとしても配膳の間にタワーが倒れる可能性もある。
仕方がないかあ。と諦めることにしよう。

チャー酒の代わりに追加で頼んだ焼き鳥も、なんだかパックに入っていたのをそのまま袋から出しました感があり、世の無情を感じてしまう年の瀬であります。

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