
基本的にスポーツ観戦に対する関心が人一倍薄い。野球、サッカー、バスケットボール、陸上に水泳や体操、その他もろもろ。ほぼリアルタイムにライブ観戦することは無い。どのスポーツもそこそこルールは知っているので、テレビで見てもゲームの運び具合はわかる。野球やラグビーはルールがよくわかっていなと楽しめないものだが、そういう意味で観戦しないわけではない。学生時代は体育会系スポーツをやっていたのだが、どうもその反動なのかもしれない。エンタメコンテンツとしてライブが好きではないのかもしれない。
相当昔になるが、例外的に後楽園ドームへ何度かゲームを見に行ったことがあるが、それもゲーム観戦ではなく、中にある飲食店を視察するためという、なんとも邪道な目的だった。

実家のある街に出来た新球場もちょっと遠いが歩いて行ける距離にありながら、一度も行っていない。これはあまりに怠慢な人生では無いかと反省して、平日の夕方にぶらりと出掛けてみた。ゲームのない日でも、飲食店は営業しているらしい。ボールパークと言っているので、カリフォルニアにあるネズミの王国や映画セットで有名なスタジオ街のように、入り口まで続くアーケードや商店街がある人工的な町が出来上がっているのだと思っていた。
そんなものは存在していなかった。球場周辺はこの先も開発が進むそうなので、あと2・3年待てばそれっぽい町ができるのかもしれない。少なくとも現時点で存在しているのは、球場前の駐車場(ゲーム時は利用不可)周辺にあるドッグランとキャンプ施設、そしてフィールドアスレチック的な施設だった。成長し続ける街として期待することにしよう。でもベースボールを見に行くことはなさそうだ。テレビで映像を見る限り、スタジアムが満員にならない日はあるようなので、ゲームを見るのはあまり難しくなさそうだが。チケットをどこで買うのかもしないしなあ。

町の中は一面に球場讃歌みたいな雰囲気があり、なんと赤いはずのポストまで色が変わっていた。チームカラーが焦茶なのだろうか。これも野球を見ていないので全くわからない。F villageと書かれているが、Fはチーム名であることはわかる。
ちなみに駅の構内では大型ジョンが設置されていて、パブリックビューイングもできるらしい。(あくまで、「らしい」で詳しくは知らないが、狐ダンスの映像を見た記憶がある)
駅前はまだ賑わいが足りないが、現在建築中の駅前ビルができればレストランなども入るのだろうし、街の活性化はもう少し時間がかかるようだ。しかし、名前がVillageだから、村おこしが街おこしにつながるという、なかなか不思議な現象だなあ。