
素直に漢字を追っていて感じた違和感なのだが、冷凍の生餃子って何? だった。
少なくとも冷凍餃子はわかる。生餃子もあちこちで売っているから、餃子に冷凍と生の2種類があると理解していた。近くにある、ぎょうざの満州でも生(チルド)と冷凍のどちらも販売している。
ところが、この文字には「冷凍・生」とは書かれていない。誤植かと思うしかないなと判断して、ちゅうもんしたものをたべていてハタと気がついた。
おそらくこの店ではテイクアウト用に「生餃子」(未調理)と「焼き餃子(調理済み)」があり、そのどちらも冷凍状態で販売しているのではないか。
つまり、これはまだ火通ししていない、加熱していない「生餃子」を冷凍したものという意味なのだ。これ以外に「冷凍焼き餃子」があり、レンジで解凍してすぐ食べられます的商品が存在するのだろうと。
袋に入った餃子は、確かに調理前の生状態に見える。しかし、こういう誤解というか混乱を招く表現はどうしたものかなあ。まあ、テイクアウト用みたいだし、冷凍餃子に関してあまり気にする人もいないような気がする。我がホームタウンにある餃子チェーン「みよしの」では、焼きたての餃子を大量にテイクアウトする客も多いから、「生」と「焼きたて」は、明らかに明確な差がある。当然、「生」の冷凍と「焼き済み」の冷凍が存在してもおかしくない。
しかし、これはそれとはちょっと違うかなあ……………
埼玉県の誇る大うどんチェーンだけに、言葉の揺らぎはもう少し検討していただければ幸いです。