
去年はほとんど見かけなかったが、有名観光スポットで写真を撮る観光客が戻ってきていた。ただ、観光バスが横付けされて修学旅行のように群れているインバウンド観光客の姿は見られない。チャイニーズスピーカーも、ほとんどが台湾から来た人たちらしい。この時期は、服装や格好で観光客の日本人・外国人の区別がつきやすい。
地元民は、まだ恐る恐るの夏仕様で、半袖のシャツあたりが限界だが、南方から来た人たちは、足元は素足でサンダル、派手目のTシャツというサマーバケーション的なラフさだからだ。日本人観光客でも、さすがにショートパンツ姿は少ない。
北の街で屈指の観光名所に設置されている、撮影台に上る観光客の姿は見られない。個人的な感想で言えば、この上に立ってWピースサインの姿を撮影してもらう(自撮りする)のは、かなり恥ずかしい。観光地によく置いてある、顔の部分に穴が開いてある撮影ボードも恥ずかしいが、このお立ち台の方がはるかに羞恥心をそそる。
少し時期が変われば、この撮影台も賑やかになるのかもしれない。どうも北の街の人たちは、オーバーツーリズムという視点は感じていないようで、もっと観光客が増えても良いぞ、という感覚らしい。
ホテルの宿泊代は、すでにコロナ前より高騰している。バブル期の経済状況に似ている感じもするのだが、それでも観光客増を望むのは、あのコロナの落ち込みぶりが恐怖感に繋がっているのだろうか。

観光地とは全く関係ない場所だが、地下街中央部にある休憩施設の閉鎖が続いていた。もはや時代遅れの町飲みならぬ地下街飲みで、騒いだ若者グループが市民の顰蹙を買い、飲んで騒ぐのは禁止となった後に、酔っ払いが暴力沙汰を起こて全国ニュースにも放映される事態になった場所だ。ある意味、今年の有名スポットだ。閉鎖されて二月以上も経つのだが、どうやら行政は解放する気がないようだ。
前に見た時も思ったことだが、これは立体造形的というか現代アートっぽい感じがする。どうせなら、地下街のあちこちにこんな感じのアートな展示を行なって見るのはどうだろう。地下街の人通りもすっかり少なくなった気がするので、街の活性化として取り組むのが面白いと思うのだが。「地下街・アートストリート」みたいな感じか。
災転じて福をなす。雪まつり前の観光イベントとして考えれば面白そうだけどなあ。