街を歩く

街角の片隅で発掘を楽しむ

昔、というかコロナの前によく通っていたセルフ焼肉屋が閉店してしまった。しばらくテナントが空いていた場所に、また焼肉店がオープンしたらしい。店頭に置かれているブラックボードで気がついた。
ただ、その表示が最近では珍しい「喫煙」可能のお誘いだ。ちなみに、北海道では成人男性(30ー40代)の喫煙率が都道府県別の統計ではずいぶん高いらしい。全体の喫煙率も全国で上位だったはずだ。
喫煙者は室内での喫煙が止められているので、屋外喫煙の場所を探すのが大変なようだが、特に気温の下がる時期では屋外でタバコを吸うのも一大事だろう。吹雪の日に暴風と雪と戦いながらの喫煙は想像するだけで寒すぎる。もはや戦闘シーンだ。
考えれば、焼肉屋は肉を焼いた煙を追い出す強制換気システムが活躍しているので、タバコを吸っても室内環境的に問題はなさそうだ。

それが気になって、焼肉店の看板をあれこれ眺めていたら、なんと「羊肉」に特化したお店らしい。これは一度入ってみたくなる。「羊肉」好みは昭和の北海道人に刻み込まれた食文化、刷り込みの賜物だろう。
ただ、なぜかこの時期の「推し」メニューが、牡蠣の食べ比べになっていた。確かに厚岸の牡蠣はいつ食べても美味い。宮城の牡蠣も美味い。が、季節は夏だ。生牡蠣の食べ比べと言われても、ちょっとあれこれ考えてしまう。グリルで焼いて食べるのかとも思ったが、どうなのだろう。
謎がたくさんある店のようなので、やはりこれは一度行ってみなければいけない。牡蠣と羊肉という組み合わせは危険な香りがするが。それでも、マトンのタタキもうまそうだしチャレンジしなければ。
この店に行く時は、匂いがついても良い服装で行かなければいけないだろうから、あらかじめ虹地を決め予約していく覚悟が必要だな。ふらりと入ると、帰りの交通機関の中がすごいことになりそうだ。
ただ、予約しようにも店名がわからん………… 不覚だった。

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