街を歩く

ぶらぶら歩きの発見 記録2

乗合馬車が街を行く

これはいつの時代だよと言いたくなる乗り物だが、今でも夏場は現役の観光馬車で、周りを走る車もこの周りでは徐行するようだ。パカパカという音が風情を呼ぶが、一番目立つのは臭いなので、写真では決して伝わらない旅の抒情だ。

狸小路の駅前通りに面した、いわゆるメインストリート沿いの高層ビルが竣工しているようで、開業は7月中旬。ビル内に水族館ができるというから、楽しみにしていたが、まだ今は開業前なのでビル入り口を見学して終わりだ。
新しい商業ビルの開業になどほとんど関心がないのだが(開いた当初は人混みに揉まれるだけで楽しくない)、隠れ水族館ファンとしてはマスト・ゴー・スポットだ。

しかし、このビル名の命名基準とは一体どうなっているのだろうか。ここ数年は駅前通りの老朽化したビルが次々と建て直され、地下には飲食店やブランドショップなどが入って街は元気になっている、と勝手に思っているのだが。その新規ビルの名前がどれもこれもひどい、と感じているのは自分だけだろうか。

この狸小路に立つ新築ビルの一階では、まだテナント工事が行われていないのか、それとも展示スペースにでもなるのか、ちょっと不思議空間だ。実は、このガラスの回廊の前には、この冬までずっと屋台が並んでいた。コロナの間もしっかり営業をしていた、由緒正しい果物屋やフード・トラックなどが並んでいたのだが、ビルの新規開業とともに追い払われてしまったらしい。(また帰ってくるのか?)
狸小路の中には、意図的に屋台を置く場所を設置して、ぶらぶら歩きの楽しみを演出すれば良いのにとずっと思っていた。が、どうやら「官」の意向なのか、それに忖度する雑魚集団がいるのか、「屋台」なるものは全て排除の方向にあるらしい。
すでにこの国は、インバウンドという観光業に経済の主力を向けようとする、没落した三流経済国家なのだから、インバウンド観光客を喜ばせるためにも屋台の100台くらい配置しろよと言いたい。
やはり「官」というのは、頭が良いと言っても、一般人とはどこか違う部分が良いだけで、商売だの、人の心理だのを推し量ることはできない人種なのだな、きっと。あの屋台で売っていた美味しいりんごは、この先どこで買えるのか、それくらいは告知しろよ、札幌市の観光部隊(官だか民だか知らないけれどね)と言いたい。
と、ついつい怒りを覚えてしまい、散歩の楽しみは台無しだなあ。

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