街を歩く

たっぷり注文してしまった

北の街では都心部に回転寿司の店が少ない。だから、どの店に行っても行列が絶えない。昼直前になると10組以上が並んでいるのはザラだが、流石に1時を過ぎると少し待ち人数が減ってくる。2時まで待てば、ほぼ行列無しになる。
だから、この店に行く時はけっこう腹ペコ状態になっていることが多い。回転寿司は、寿司(鮨ではない)を腹一杯食べるために行くところだと思っているので、それはそれで正しい利用方法だと思う。

やりいか
まいか

いつものことだが、注文のネタには著しく偏りがある。魚ネタはほとんど頼まない。その日のおすすめと言われてもほとんど関係ない。いつも同じ注文を繰り返す。イカとサバ、それにたまに貝類を追加。巻物をを2・3種類というのが定番だ。今回は、ちょっと気張って「イカ」を二種類注文してみた。(北の街の回転寿司では、回っている寿司を食べることはほぼないし、この店では一皿ずつ注文するのが普通だ)
マイカとヤリイカの食べ比べをしてみた。身の柔らかさとねっとり感に違いがある。サッパリ系のヤリイカより身に弾力と粘りがあるマイカの方が好みだ。

イカづくしを目指してゲソも追加してみた。軽くゆでたゲソは、チープ感が満載だが、このチープさが実に良い良い。好みのネタだ。いつもは甘だれをつけてもらうのだが、_注文の時に書くのをわすれてしまったら、何やら真っ裸のゲソが出てきた。

いつもであれば注文する鯖の代わりに「さめがれい」を注文してみた。これもサバに負けず劣らずのたっぷりと脂が乗った魚だが、いつでも置いてあるわけではない季節限定品?らしい。「えんがわ」とヒラメの中間的な味がする。身はちょっとぱさついた感じもあるので、人によって好みが分かれる魚だろう。白身のくせに脂が乗りまくっているので、白身っぽくないといわれればその通りだ。醤油をつけると表面にパッと脂が散るのは、中トロとかブリと似ている。

真打は巻物で、今回もメインディッシュとして注文したのが、鯖しそ巻きだ。このしめ鯖の巻物は、回転寿司でどこでも注文できそうなものだgあ、意外と置いてある店が少ない。この回転寿司店でも、回らない方の鮨屋には置いていない。ハンバーグ巻きやコーン巻きなど、いわゆるかわりネタを置いてある店でも、サバの巻物は置いていないことが多い。そこが残念だ。これだけ、4ー5本テイクアウトしたいくらいだが。

そして、最後の最後は、お新香巻きだ。何度も説明しているが、北海道の新香巻きは奈良漬が入っている。それもかなり甘めのものなので、子供向きの巻きものなのかもしれないが、これを食べたくてきていると言っても良いくらいだ。
イカとサバと奈良漬の巻物だけのセットを作ってくれないものかと思う。それほどの偏食ぶりだが、回転寿司屋からすると最低価格の組み合わせなので、客としては下の下の部類かもしれない。だから、行列のできない時間に行くことにしている。
食事をするには中途半端な時間に、ついつい食べ過ぎてしまった。晩飯は抜きにしなければいけないと思いつつ。

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