旅をする

ひろめ市場では一休みできない

高知観光のメッカと言える「ひろめ市場」だが、観光客でもっている場所かというとそうでもないようで、高知県民にとっては市内で昼から酒が飲める場所として認識されているのではと思っている。少なくとも、週末の昼過ぎには館内が全開で宴会モードになっている。
感染症対策で客席が間引かれていることもあり、入り口には入場制限とまではいかないが、中に入っても飲食できないと満席宣言が出ていた。

ここに初めて連れて行かれた時は、なんとも圧倒されたというか、東南アジアで出会った怪しいビルの中の市場に似ていると思った。確かに、高知はあちこちにアジアンテイストがある不思議な町だ。

いまだに訳のわからないのが、入り口前にある大きな屋根がかかったスペースだ。おそらく定期的に「何かのイベント」をやっているのだろうなとは思う。屋台のラーメン屋大会でもやりそうな気配だと思っていたが、すでに屋外客席の常設ラーメン屋ができていた。外国人観光客大歓迎だった時期もあるが、今では国内観光客ですら溢れてしまうので、この先はどうするのだろうかと、他人事ながら気になる。

満席で諦めた次の日、昼前に行ってようやく場所を確保した。早い昼飯と思っていたが、結局周りの勢いに押されてウツボのたたきでビールをグビリということになった。昼からカオス状態の市場の中で、どうやらお店によってはテーブルまで配達?してくれるサービスもあるらしい。時間のかかる料理などは、カウンター前で待たれると密になるという配慮のようだ。
時代に合わせてサービスも変わるということだろう。昔は、平日の午後遅くに、仕事が終わった後、夜の街に繰り出す直前の隙間時間を埋めるのによい場所だった。今では、朝から全開のパブリック・ドリンクスペースになっているので、ひろめ市場で一休みというわけにはいかないみたいだ。その変化は嬉しいのか、悲しいのか、ちょっと微妙すぎる。

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