食べ物レポート

鳥貴族のチキンバーガー店

鳥貴族が焼き鳥屋に続く第二業態として開店したチキンバーガーの店に行ってきた。場所は大井町という、一号店としてはちょっと意外な場所だ。そもそも本拠地の大阪ではなく、なぜ東京で??とも思う。情報発信として東京を選んだのか、テストマーケットとして大阪より東京が良いと考えたのか、その辺りがわからない。

バーガーといえば、ポテトとドリンクの三点セットというのは、もはや業界常識だから、そこでオリジナル色を出すつもりもないようだ。フライドポテトの代わりに、別のものをつけたくなる誘惑はきっちりと断ち切ったらしい。
チキンバーガーは8種類あるが、全て390円の同一価格で、このワンプライスのこだわりは鳥貴族のDNAみたいなものだろうか。ただ、サラダチキンを挟んだものは、バーガーというよりサンドに近いので、バーガーは6種類というべきかもしれない。バーガー・ワンプライスについては、ちょっと議論の余地があると思う。松竹梅というか上中下のプライスラインを作らないと、プレミアムバーガーとかバリューバーガーといったキャンペーン対応のコンセプトが作れなくなる。マーケティング的には自由度が狭まるのをどう判断するかだ。
包装紙などにも最近のリサイクル、プラごみ問題を気を遣っているようだ。店内飲食ではドリンクの蓋(プラスチック製)を諦めれば良いのになあという気もする。

おそらくメイン商品であろう「トリキバーガー」はシンプルな作りで、カリッと揚げたチキンとレタスにマヨネーズという組み合わせだった。鶏肉が生姜味ということを除けば、あまり他のファストフード商品と差別化されていないように思う。バンズも大きめなので、某フライドチキンチェーンのクローン・コピーと言われそうだが、生姜味でかろうじて違いを出したというこだろう。
揚げたてのチキンが挟んであるので、普通にうまい。あつあつ感でいえば、某大手ハンバーガーのチキンバーガーより、出来が良いとも思う。ただ、どこかで食べた感が強く、オリジナルな感じがもう一息欲しい。

店内は、90年代に流行っていたタイル貼りの壁で明るいデザインだった。これは令和キッズには目新しいかもしれない。少なくとも平成時代のどこか暗い感じのデザイン、あるいはコンクリート剥き出しの無機質感とは違っている。席と席の間隔もファストフードとしては広めで、ゆったりのんびりと過ごせる仕上がりになっていた。学生が宿題を片付ける場になってしまった、大手ファストフードの雰囲気とはちょっと違っている。

不思議なのは、ビルに「袖看板」と言われる通行者に正対する形の店名看板が存在しないことだった。隣のビルの居酒屋の袖看板はしっかりと目立つ。ビルの大家の考えで、袖看板が設置できないのかもしれない。ただ、実際に店を探している時に、袖看板を頼りにしていたので店頭正面に来るまで、店の存在に気がつかなかった。
一号店ということであれこれ実験途中なのだろうがオープンから3ヶ月ほど経過した。そろそろ運営実験の段階から、改良型の展開時期だと思うので、2号店がたのしみだ。

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