旅をする

札幌にてビル地下にある角打ちを訪問する

角打ちといえば、普通は酒屋の片隅に立ち飲みカウンターがあり、缶詰とか乾き物を肴にチャチャっと飲むイメージがある。東京下町門前仲町あたりにあるちょっと大ぶりな店は別として、小体な店という印象しかない。

どうみても美容室の入り口

偶然札幌の観光ブログで見つけた角打ちの店も、いつも時間が合わず、たまたま行った時はなぜかお休みだったりして、随分と時間がかかったがようやく入ることができた。しかし、この扉の向こう側は美容室の入り口に通じる廊下だ。入って大丈夫かと思う。扉を開けて左側には酒樽が置いてあり、どうやら階段を降りていけば飲み屋なのだろうと安心する。しかし地下に降りて角打ちとは。

階段を降りて突き当たるのがこの扉だ。普通の防火扉・スチールの扉だ。営業中とは書いてあるが。この扉の左右にもスチールの扉がある。右側はビルの保守管理室、左のドアは他の飲食店の事務室らしい。なんとも扉を開けるのが怖くなるが。やはり、怪しげだ。

この入り口が凄すぎる

扉の中は、角打ちと言いながらテーブルと椅子がある。立ち飲みはしなくて良いようだ。お店の奥には大きな冷蔵庫があり、中には日本酒が満タンに入っている。一升瓶の首に値札がかかっていて、一杯幾らかは日本酒の種類次第だが、300円から800円くらいまで。梅酒も何種類か置いている。

種類は豊富、弘前の豊盃もあった。

まずカウンターで1000円を支払い100円の金券を10枚購入する。あとは、金券で酒やつまみを交換する。ちなみに、お通しというか入場料というか、最初に300円分支払う。これで漬物や豆などの簡単なつまみが取り放題。あとは、1000円単位で追加購入する仕組みなので、飲み過ぎになることはないと思う。酒のつまみは他にもいろいろあるし、なかなか日本酒に合っているグッドなチョイス。

つまみはオクラとガリ

さくっと日本酒を飲みたい時には便利な店だと思う。ただし、初めて一人で入る時はちょっと緊張するかもしれない。どうみても酒が飲める場所という感じがしないからだ。札幌ではなかなか少ない角打ちだが、ここなら安心していけそうだ。ただしトイレはビルのダンジョンの反対側にあるので、トイレに行く前にチャチャっと飲み終えて帰ったほうがよさそうだ。

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