旅をする

札幌駅の駅弁 アイヌ文化とのコラボレーション

札幌駅の正面入り口から引っ込んだところで、駅弁売り場がひっそりと営業している。入場した後でも駅弁売り場はあるので、何故こんな不便なところで売っているのかは謎だ。

札幌の駅弁といえば、酒・蟹・イクラをたっぷりと使った海鮮系の弁当がほとんどで、変わり種としてヒグマの笹寿司があるくらいだが、これもヒグマの肉が使われているわけではない。

そんな海鮮に独占された駅弁界に、昨年アイヌ料理コラボという実に特殊な駅弁が出たのだが、買いに行くたびに売り切れていてとうとう購入できないまま打ち切られてしまった。今回第二弾が出るというので、朝から買いに行った・・・。
しかし、思いの外簡単にゲットできて、それはそれでよかったのだが、第二弾はあまり人気がないのか、夜になってもいつでも買える。

さて「イランカラプテ弁当」だ。パッケージのイラストがなかなかよろしい、かわいらしい。アイヌ文化の展示館が今年開くので、それにあわせてという企画なのはわかる。アイヌ文化問題を語れば、とてつもなく長くなるので詳しいことは自分で調べてねというしかないが。世界各国で先住民の文化や権利を見直そうという気運の中で、、日本政府が渋々と予算をつけた事だけわかっていれば良いと思う。
日本は単一民族国家というような話をした大臣もいたが、近代に先住民(アイヌの人たち)を組み込み、近世には鹿児島藩が統治下に置き徳川政権に組み込んだ琉球の問題は、日本史に残る歴史的課題だし、ヤマト王朝が統一するまでは日本は数々の独立国家と多系統の民族の混血・交雑で構成されていたのだから、ずっと昔から単一民族というには無理がある。

どちらにしてもアイヌの伝統文化はこの150年あまりでほぼほぼ失われようとしているので、こうした運動、特にコラボ駅弁が生まれるのは大歓迎だ。

さて第二弾だが、北海道名物であろうハスカップ(ブルーベリーのような酸っぱい実)の炊き込みご飯と鹿肉という、チョとと度肝を抜く組み合わせだ。色けとして異色の感じがするのは、紫のご飯だからだ。しかし、色と味とは全くことなる。薄い酢の味がするオコワとでもいえば良いのだろうか。個人的には好みであり、付け合わせの彩りが変わればまた旨さも増すのではと思う。鹿肉は、あー、こういう味かということは誰でも感じる。豚でも牛でもない獣の肉なのだが、臭みはほとんどない。

アイヌの人たちが米を栽培していたはずはないので、これは和人から手に入れた米を(おそらくご馳走として)食べるときのアイヌ的味付けだったのだろうなと思ったりしながらありがたく食べた。

第三弾にも期待したいな。アイヌ文化については詳しくわかるのは ↓
 ウポポイという施設がもう直ぐ開きます

https://ainu-upopoy.jp

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