食べ物レポート

新宿の老舗で飲む イーグル

新宿アルタの裏通りのビルの地下深くにあるバーが、長年のお付き合いいただいて感謝状を差し上げたいくらいだが。入り口の看板にはサンロチーラウンジと書いてある(はずだ)。もはや死語に近いラウンジという言葉が語り尽くしている。ただし、本格的なカクテルも飲めるが食べ物が高品質なので、洋風居酒屋的に使うことが多い。一人でぶらっと入るのも良いし、小グループで飲むのも良い。ただし、6時を過ぎるとほぼ満席で席を確保するのはかなり幸運が必要だ。

季節の料理として殻付き牡蠣の大盛りみたいなメニューもあるが、洋風料理がお勧めだ。なぜか中華風料理もいてあり、これもなかなかの実力だと思う。一押しはと言われると、「ミックスピザ」と言いたい。直径15cmくらいで小ぶりだが、見ての通りチーズでヒ表面が覆い尽くされている。中身はサラミと玉ねぎとピーマンというオーソドックスなものなのだが、酒のつまみとして食べるには抜群に合う。多めのチーズの脂っ気と、塩味強めのピザソースが酒の肴としてのベストマッチになっている。これに表面が赤くなるくらいタバスコをかけると、超絶技巧と言いたいくらいの旨さになる。ピッツァではなく、ピザとはこういうものだ。散々ピザ屋としてピザを食べてきたが、誰かに一番うまいピザは?と聞かれると、迷いなく「新宿のイーグル」と答える。くどいようだが、ピッツァではない。ピザだ。

もう一品がタコス。これもメキシカンレストランで食事として食べるタコスとは相当違う。酒の肴としてのタコスで、チーズも少なめだし。本格的なタコスはタコビーンの油との戦いになるが、このタコスにはそんなめんどおう臭いことは起きない。サク、サラッと食べられる。タコミートの辛味がそもそも適量というか、マイルドだからだろう。

ピザを食べる時はハイボールで、タコスを食べる時はテキーラベースでマルガリータを、何ていう具合に一杯ずつ飲む酒を変えていけるのもこの店の良いところ。夏の暑い日に、生ビールをぎゅっと行くのも良いけれど、シンガポールスリングではじめて、アレクサンダーで終わるみたいなカクテル責めの飲み方もできる。良店なのですよ。

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