食べ物レポート, 旅をする

駅弁が食べたい・・・から旅をする?

鉄道ファンのことを「てっちゃん」と呼ぶようだが、そのファン度合いを鉄分と称するらしい。ちなみに鉄道に「乗る」のが好きな人は、「乗り鉄」。鉄道の写真を撮りたい人は「撮り鉄」などというのだ。鉄道車両の廃材・部品などを集める人もいれば、時刻表が趣味の人もいるようで、鉄道ファンは階層というか広がりというか、なかなか奥が深い。自分もいささか鉄分が多い体質であり、それも「乗り鉄」の中の変化形、駅弁ファンというか・・「弁鉄」。

秋田のとりめし

全国の駅弁でとりめしの人気は高い。九州ではあちこちに「かしわめし」が駅弁で売られている。秋田も比内地鶏を使った大館の鳥めしが好物だが、どうも最近あまり売っていない。東京駅地下の駅弁専門販売店「祭」では、全国の弁当が手に入るのだが、どうも東北の奥からの弁当は入荷してもお目にかかる前に売り切れてしまっているのか・・・。仙台の「祭」分店でも去年は大館の鳥弁があったが、今は秋田の鳥弁当だけになってしまった。

この弁当箱いっぱいに広がる鳥づくしは、豪華絢爛であり、ふたを開けると欣喜雀躍というものだ。(四文字熟語乱発は感動の表れであります)
よく味のしみた鳥の炊き込みご飯の上に乗っている「鳥肉」が麗しい。小さいカップに入っているのは漬物ではなく、秋田名物じゅんさい。いや、鳥特化型弁当としては芸術的だ。ビジュアルナイス、味付けナイス、これは缶ビールをちびちびと、鶏肉をつまみにしながら飲み、最後にとりめしを一気にかき込むというパターンだ。 ★★★ 

大洗のたこめし

たこめしといえば神戸の引っ張りだこ弁当が有名だが、なぜか大洗でもたこ飯が売っていた。たこの出汁が出ている炊き込みご飯の上に乗っているのは茹でたたこ。錦糸卵はご愛嬌として、たこが5枚というのはちょっと寂しい感じもする。ただ鹿島臨海鉄道という私鉄で、この弁当が売っていることに意味があるのだ。週末になれば幻の「水戸黄門の印籠弁当」があるそうだ。平日でも予約すれば手に入るらしいが。私鉄で駅弁販売は少ないので、これは全国的にも希少な弁当だと思う。 ★

駅弁の情報収拾

東北新幹線の車内誌

旅行雑誌などでは時々全国名物駅弁の特集があるので、それはとりあえず買うことにしている。新宿京王百貨店の駅弁大会は、ここ数年必ず行っている。出張であちこちに行った時にも地元百貨店の催事で駅弁大会がやっている時があり、これはちょっとラッキーな楽しみだ。最近知ったのだが、駅弁のランキングサイトもあるので、それを参考にして・・・。

人吉駅の鮎ずし

包装紙を紐で縛ったいるあたりが、老舗感抜群の鮎ずし

さて、ここしばらく調達した中で一番レアな駅弁が、熊本県人吉駅の鮎ずし。そもそも鮎を弁当にしたものは同じ熊本県の八代で販売している「鮎屋三代」がテレビにもよく出ているので有名だが。あちらは甘露煮。そして、こちらは寿司という違いがある。

あゆの半身がどーんと乗ったすしが二本入っている。切り目は入っているが、あゆの下のご飯の形がなんと魚型なので、食べる場所によってご飯の量も違う。なんというか、酢漬けのあゆはいめ鯖や味の締めたのとは違い、川魚特有の匂いが残っているが、油っぽさがない。似たような感触では白身の酢締め、例えば小鯛とかシロギスをしめたものに似ている。淡白の一言に尽きる。
この弁当も、人吉駅の隣のお店でしか買えないのだから、難度高いというもので。まさしく一期一会的な駅弁なのでありました。   ★★★

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