食べ物レポート

パフェを食す 倉式コーヒーとサンマルクカフェ

もともとあまり甘い物が好きなわけではなかった。が、最近になって嗜好が変わったのか、パフェを食べてみようかなと思うようになった。きっかけは老舗喫茶店のチョコレートパフェ だったのだが、それはそれとして。

倉式コーヒー マンゴーパフェ

最近食べたパフェといえば倉式コーヒーとサンマルカフェ、どちらも同じ会社の別ブランドみたいな物だ。お値段もこなれているが、アイスクリームと生クリームを載せた物がパフェという乱雑な定義をすれば(甘党の人には怒られそうな乱暴さだ)、倉式コーヒーのマンゴーカフェは間違い無くパフェだ。

マンゴーは冷凍物なので、出てきた物をすぐ食べると凍っている。シャリシャリというよりガリガリに近い。だから、アイスクリームを先に食べ、その後に半解凍のマンゴーを食べることに方針を決定した。これが正解で、半解凍のマンゴーの酸味がアイスクリームとよく合う。量的にはこれくらいでちょうど良いというのが個人的感想だった。有名どころの老舗喫茶店のパフェは、暴力的と言いたいくらいの盛り付けと質量で、こちらの抵抗を粉砕するつもりがあるとしか思えない。倉式コーヒーの量と値段はなかなか良いバランスだった。ただし、男3人が囲むテーブルで、ふたりがマンゴーパフェという光景はいささかシュールでもあるなあと・・・。反省はしていないけど。

サンマルクカフェ しらたまパフェ 白玉は好みであるな

一方、サンマルクカフェでのパフェは、アイスクリームではなくソフトクリームで、これは個人的なパフェの定義からすると、ちょっと逸脱しているというか、「・・のような物的存在」で本物とは違うと言いたい。ソフトクリームは柔らかいし溶けやすいので、食べるには良いのだが、何というかアイスクリームのしゃりしゃり感みたいな物がないので、舌触りが物足りないということか。
白玉に小豆という組み合わせはソフトクリームのミルク系な甘味とはそれなりにあっているが、やはりデコレーション的、ビジュアル的に物足りない。カップで注文したソフトクリームに白玉トッピングしてみました的な、まんまと店側に騙されてしまった感があるからだ。かといって、不味いわけではない。ソフトクリームをカップで食べるときにはソースとかトッピングで楽しむべきだ。ただそれをパフェというかは・・・矜恃の問題だななどと偉そうに言ってみたい。

どちらにしても、今年はチョコパフェを極めてみようかなと思う。そのためには、全国屈指の著名店をいくつか退治しにいかなければ・・・。

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肉そば NAMIKIでチャレンジ

ネットで流れてくる情報は、玉石混交と言うか、ずいぶん大げさな書き方になっているレストランレビューなども多く、話半分にしても盛りすぎだななどと思うことが多い。ただし、それはいわゆるお値段の高い方の店に多い話で、立ち食いそばとかラーメンとか定食系の情報は意外と信頼性が高いと思っている。だから、たまに紹介されている情報を片手に、所用のついで行ってみることもあるのだが。

今回は中野に用事があった時にふらりと立ち寄った駅前の立ち食い蕎麦屋、肉そばNAMIKIが予想を超えるユニークな店だった。

メニューは肉そば¥550のみといって良い。スープは日本蕎麦のつゆとは全く違う。きつねそばや天ぷらそばのような蕎麦つゆとは異なり、どっちかというとラーメンのスープに近い。強さのある肉系濃厚だし汁とでもいうべきだろう。

そばは日本蕎麦でラー油蕎麦のような腰の強い物ではなく、感覚的にうどんに近い柔らかくて太めの麺だった。上に載っているのはたっぷりの長ネギともやしと豚肉のみでシンプル。つゆは薄口に感じるが出汁は効いている。

そして店内の解説書を読むと、食べながら味変をしていくのが流儀らしい。最初はそのまま食べ、次に生姜を投入し、最後の方では辛味噌を溶かす。まずは肉トッピングを平らげながら、生姜を大量に放り込んだ。生姜の味でぴりっと締まる気がする。口の中で、大量に食べた豚の油が溢れている感じがあるので、生姜を溶かしたつゆを啜ると、これはなかなか調子が良い。麺を半分ほど平らげたところで辛味噌を多めに入れて、よくかき混ぜる。つゆを啜るとそれなりの辛味がついて、明らかに味変した。蕎麦を完食し、つゆも飲み干してしまった。まさしくボトムズアップ、ラーメン漫画に出てきそうな光景だが、不思議と塩辛く感じない。

わずか5分で食べ終わるグルメといえば良いのだろうか、世の中こんな不思議な物を考えだす人がいるのだなと、店主の顔を見ながら御馳走さまの挨拶をして撤収。

個人的な要望としてはもう少しかための麺にして欲しいが・・・。次回も中野に行ったら寄ってみようと思う名店だった。

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札幌駅地下花まるで、遅めのランチ? 早めの一人飲み?

根室の鮨屋なので、なぜか年中ホヤが食べられる。ホヤは散々と仙台でうまいホヤを食べてきたが、根室のホヤは明らかに仙台のものより臭みが少ない。これはホヤが育つ海域の温度差から来るものだと思うが、ぎゅっと噛んだときの濃厚な味は仙台のものと甲乙付け難い。ただ、匂いだけは根室産の方が薄いと言うことだ。(まあ、ホヤなので薄いと言っても限度がある、ホヤ好きだけがわかる程度差かな)ひょっとするとホヤの種類が違うのかもしれないが未確認。(蝦夷ホヤとかおほーつくほおやとかいうのかなあ) 

根室のホヤ So Good!

ホヤを肴に日本酒の冷やを飲んでいるとランチが登場する。アツアツの味噌汁(かじか汁が望みだが運任せ)で胃袋を温め、茶碗蒸しをあてに酒を飲み、鮨を摘みながらの酒お代わり、そしてガリでフィニッシュと言う流れ。なんだか最近このパターンが多いが、札幌のオフの鉄板コースとも・・・。

大きい魚の味噌汁が、いちばんのお得かな。スシは普通にうまい。

個人的な見解で言えば、札幌の回転寿司はシャリ玉が大きめで、腹一杯寿司を食べたいと言うときにはとてつもなく満足度が高い。ただし、酒を飲みながらつまみたいと言う時は逆に厳しいかもしれない。この店は回転寿司系鮨屋なので、シャリ玉がちょっと大きいから、気になる人はシャリ玉小さめと注文すれば良い。けっこう女性客ではシャリ玉ちいさめの注文が多いようだ。

昼酒の背徳感に浸りながらランチセットで満足できる。札幌にいれば、こんな楽しみもあるのだよねと思いつつ、実は昼酒は隣にあるサッポロビールのビヤホールの方がレベル高いかも。

これはまた別の機会にでも。

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ランチパックの話 その6

前回はヤマザキ対フジパンのマーケティング戦略の話をちょっとしたが、実は同系列のフジパンとロバパンも微妙な違いを見せる。
定番タマゴのサンドだが、どうやら季節的にパッケージのデザイン変更はするようで、「メリークリスマス」版が二社で違った商品を販売していることに気がついた。

フジパンは定番なのでウリスマスイラストの追加のみのようだが、ロバパンはミニサイズ化(4分割)もしている。ちなみに製造会社が異なる(フジパンとロバパンが表面に記載される)ので、パッケージデザイン自体は違ってもコスト的には変わりない。どちらの商品も「ごろっとタマゴでおいしい」のだから商品的に変わりはないのだろう。

このパッケージの差を「お互いに張り合っている」とみるかどうかは微妙だが、カットサイズが違うというのは明らかに販売戦略、顧客のニーズの読みが違うということなので、どちらの会社の製品が売れたのか比較してみたいところだ。両者ともデータ開示はしてくれないだろうけれど。

食べてみるとなんだか味がよくわからない

この「タマゴサンド」系は各社勢揃いのピーナッツサンドと同じ状態なのだが、スナックサンドのタマゴライン強化?としてなのか「オムハヤシ」が登場した。フジパンはタマゴファンにアタックすることにしたようだが、この結果はどうらるのだろう。ヤマザキが「オムライス」投入とか、ロバパンが「エッグ&シチュー」とか出してくれば、タマゴ戦争勃発だし、日糧製パンがまたまたの変化球で「オムナポリタン」でタマゴファンと焼きそばファンを同時攻略などという奇手に出てくるかもしれない。ランチパックタマゴ戦争勃発中なんて雑誌記事が出てこないものだろうか。

いやいや、毎月楽しませてくれるなあ、パン屋さんたちに感謝・・・。

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札幌の精力料理店 18禁なカオス

札幌では時々びっくりするような店があるのだが、ここもその一軒だ。肉料理の雄といえば良いのだろう。魚でいくなら個人的なおすすめは「テッチャン」だが、それはまた別の機会に。

さて暖簾にかかる店名の「大衆おっさんパラダイス」。これだけで、グッとくるのはそこそこ年齢がいった「おっさん」だからだろう。何やら入ってみたい気分にさせられるし、大衆というあたりで値段の安心感もある。そして看板を見上げててみれば「モツの朝立ち」だ。最近はやりのポリコレ的に言えば、極めて限界に近い怪しい表現だが、これは怪しい方に想像する方がおかしいと振り切るつもりだなと・・・。

おっさんパラダイスってすごいよね

店内に入りメニューを見ると、看板に全く偽りはない。モツ、内臓肉を中心とした、いわば肉料理屋であり、ホルモン焼きやもつ焼きと言った定番が並ぶ。その中で、どうやら一押しらしいのが「ガツサシ」なのだが、これには感嘆符しか出てこなかった。見た目の美しさ、これだけ白いガツをみたことがない。一口食べてみると、仕事の丁寧さがよくわかる。臭みもないが、それ以上に肉の柔らかさ(包丁の入れ方が素晴らしい)が口の中で堪能できる。これがガツという、コリコリ系の肉なのかという疑問しか出てこない。今まで食べたガツはなんだったのだろう。

マストアイテム ガツサシ

メニューにはモツ系料理が並ぶのだが、あえてつくねを頼んでみた。札幌で「つくね」といえば、この棒状の肉をいうのだが(多分)、昔は団子が串に刺さった物がつくねというのが主流派で、棒状つくね(ボッコつくねといった)は少数派だった。東京に行ったら団子のつくねが少数派だったのは不思議だ。まあ、このつくねが焼き鳥専門店のつくねよりうまいと思うのだ。もつ焼き屋でつくねに感動というのもどうしたものだろう。

ぼっこつくねとして高水準

普段はメニューの写真など撮らないのだが、この時は「次に来たとき何頼もう」と思い、ついつい記録してしまったのだが、なんと威力的で暴力的な魅力にあふれたメニューの数々。五香粉豚足など想像するだけで興奮する。レバのパテもおそらく並のフレンチ屋を超える水準だろう。

久しぶりの「あれも食べたい、これも食べたい状態」

と、メニューに興奮している横で、壁に鎮座?まします天狗様。店内にはあと4−5体、有難い天狗様がいろいろとありがたいお言葉をのたまっていらっしゃるのだが、どれもこれも、ポリコレ的発言で・・。正直言って女性同伴で来ると危険が危ない的な店なのだ。しかし、店内にはなぜか高齢的なカップルがちらほら。

箴言というしかない

この店でモツ料理を堪能した後はどのような活動を行われるのか邪推はしてみたが、個人的には「がんばれー」というしかないしね。人類の半分を構成する「オス族」には、嬉しいやら悲しいやら(心理的に)な様々な感情が湧き上がる素敵な店で、毎日満員になる繁盛ぶりらしい。
個人的にはカップルで来るのには向いてない店だと思う。
男一人でうまいものを食べにこよう。女性受け、インスタ映えしそうな野菜メニューはないがそれで良いのだ。

間違いなくガツさしは、世界が変わるほどのうまさだ。(個人的な見解です)

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山頭火 この店も老舗か・・・と思ってたら

札幌で昔は随分気に入って通っていた「山頭火」という旭川ラーメンがあり、ススキノの近くに店がある。この店がある場所は昔お気に入りのおでん屋があった。「愛飲酒多飲 江戸おでん」という店だった。その昔は薄野界隈に暖簾分けも含め数店あったが、今は全滅したようだ。醤油で真っ黒の出汁の中に浮かんでいるおでんに取り憑かれたのは大学生の頃だった。店名をつけたのは大学の教授だったと当時の親父さんから聞いたような気がする。だから、「山頭火」に行く時は、いつもその懐かしのおでん屋さんのことを思い出していたのだが。

おでんやはこの右隣の方にあった

当時は珍しかった豚骨スープのラーメンで、お店の押しメニューは塩だったが、醤油味が気に入っていたので、塩と醤油が半々くらいで頼んでいたような記憶がある。ここ数年行っていなかったのだが、昼飯にちょっとガツンとくるラーメン食べたいなと思い、混雑を嫌って早めに言ってみたのだが、思いの外空いていて拍子抜けした。

醤油ラーメンを注文し食べ始めてから若干違和感が・・・。スープが軽いというか、味が変わったような。確かに今風のスタイルに合わせたとして考えれば味が変わるのも店主の采配だから文句は言えない。決してまずいわけではなく、普通に完食したが、妙に残る違和感というか、昔の方が好きだったなあみたいな感想。

話はここで終わらずに続きがある。それは地下鉄に乗ろうとホームで待っている時だった。

(続く)

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ランチパックの話 その5・・・まだまだ続く

またこの話かということにもなりそうだが、もうしばらく続く予定。
さて、元祖フジパンの製品を後追いしたヤマザキのランチパックだが、テレビコマーシャルもやっているので知名度はランチパックの方がありそうだが、同じフレーバーでは「ピーナッツ」が主導権争いを続けている。(と断定)フレーバー争いでは、他にタマゴとかツナとか、いわゆる定番系の他に苺ジャムとかチョコレートも、そっくりさんで争っている感じがする。
では、商標登録等の知的財産権は横に置いておいて、あれまあという似たものを比べてみよう、その1ということで。

スナックサンド「やきそば&辛子マヨ」
「ランチパック「ソース焼きそば&マヨネーズ」
この微妙な張り合い感が素晴らしい。特に「〇〇と△△」ではなく「〇〇&△△」と両者とも「&」を使うあたりが、ばちばち火花が飛んでますねえ。
おまけにランチパックは新発売ですから、ヤマザキがフジパンの後追いで追撃戦を挑んだということでしょう。うーん、これぞ資本主義の権化たるフォロワー戦略、それも業界ナンバーワンがやるフォロワー戦略ですから山崎のN「O1マーケティング戦略」は万全と言えるでしょうねえ。これをフジパンが迎撃するには、尽きることない新製品投入でなんとか振り切るしかないのだが、二番手がやる戦略としては体力消耗が激しいので、下作となる可能性が高い。
味はというと、これも目隠しされればわからないのではないか。ソースの味が薄めというかマイルドなため余計そう感じる。

後追いの強さだ

その「新商品連続投入・・・2位では苦しいんです戦略」の典型例として、スナックサンド「サバカレー」があると思うが(個人的には好みでありますよ)、ランチパックはこれを追い落とすべく「サバマヨ」投入し、おまけにパンを白から茶に帰るという荒技で対抗。(業界一位のマウント型二番手潰し手法だな)

サバは健康志向のタンパク質なのでメンチカツなどよりウケが良いか?

いやいやえげつない業界ナンバー1とナンバー2の戦いです。ところが、フジパンが取るべき戦略は、日糧パンがちゃっかりやっていました。ごぼうサラダをサンドしたヘルシー系で、おまけに同胞たるヤマザキは対抗製品を投入しない。これぞナンバー3・4が取るべき差別化、石塚、ニッチ戦略の典型。

甘くもなく肉系でもない別路線は「アリ」なのだ
個人的には好みでありますよ

なんとも目立たない地味な戦争が、パン業界のそれまた一部で熾烈に繰り広げられているのを発見してしまったので、この話はまだまだ続きますよ。
しかしマーケティングの教科書に載せたいくらいの戦いっぷりだなあ

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ホルモン焼きの楽しみ 札幌でホルモン

ホルモン焼きという食べ物は、一応全国区なのだと思っていたが、札幌的進化を遂げた名店がいくつかあるようで、狸小路の端っこにあった「炭屋」がその典型だろう。そこそこ広い店内が煙でモクモクと霞んでいるな中、夏は冷房も効かないような店で人間燻製状態になりながら食べるものだと思い込んでいた。

網焼きはホルモンの原点だ

たまたま見つけたススキの近くので、肉屋がやっているホルモン屋に入ってみたら、煙が見当たらない。とてつもない吸引力で煙はこもらない最新設備のようだ。ただあまりに吸引力がすごすぎて暖房の効きが悪く、冬場だと寒いくらいだった。
直火のガスで焼くホルモン焼きはなつかしい。ただ、注文はタブレットなので懐かしがってばかりでもない。

ホルモントレバーとタンを注文し、あぶり始める。肉が丸く反り返り、表面に肉汁が溢れてくる。くるっと裏返し、程よくソリが戻ったら食べごろだ。焼肉は何度も裏表を返しては、肉汁が、うまみが全部流れ出すので、一回だけ裏返せと遠い昔に焼肉奉行様に教わった。ただ、この教えを知らない人は焦げるのが嫌なのか、一枚の肉を丹念に10回でも20回でも返していく。残念ながら、こういう方とは焼肉にはご一緒しないことにしている。
焼肉奉行の教えを伝道しようとすると、たいていはひどい諍いになるので、何も語ることはしない。飲み会をやるならスシでも鍋でもいいじゃないかということだ。焼肉は一人で自分の食べたいペースで食するのが良いと、最近では思うようになった。

ホルモンは味付け勝負だ

あとは焼肉の心の友としてキムチと冷麺があるのだが、キムチは実に店によってばらつきがあり信用できないことが多い。というか、美味いキムチに巡り合うのは、これまた何度の高い挑戦だ。そもそも、発酵が進んだ濃い味キムチと浅漬け風のあっさりキムチで、好みが分かれるのだが、だいたい世間の趨勢はあっさり系で、これが好みと合わない。残念だ。
そこで、あまり店によってブレのないダイコン系を選ぶ。カクテキ食べたいと韓国の知り合いに言ったら「カ・ッ・ッ・トゥーウゥ・ギ」(と聞こえたのだが)と発音を矯正指導されたのを、今でも思い出し時々笑ってしまう。発音はともかく、韓国で食べたおいしいカクテキはあまり発酵の進んでいないあっさり系だった。

「カ・ッ・ッ・トゥーウゥ・ギ」

韓国で食べた冷麺は、「日本の本場・盛岡冷麺」とは似ているが違う食べ物だった。というか、盛岡冷麺がアレンジ品なのだね。個人的な好き嫌いで言えば、盛岡の方が好みだが、本場ものの冷麺も捨てがたい。(ただし、相当薄味だが)焼肉を食べる時は白ごはんというガッツリ系の男子が多いが、ホルモン食べる時は白ごはんはいらないかな。まあ、これも個人的な嗜好なので押し付けはしないが。


あと札幌独自の「ラム肉」が一番高い(牛より高い)というのも、ちょっとステキだ。

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新宿の老舗で飲む 珈穂音(かぽね)

昔から気になっていた店が、新宿紀伊国屋書店の地下レストラン街にあった。お食事どころと言いながら居酒屋で、夕方5時過ぎにはいつも満席で入れる余地もないと言う感想を抱きながら20年以上たってしまって、気がついたら閉店していた。その後はラーメン屋になってしまった。一度でいいから入ってみたかったなあと後悔していたら、なんと新宿の片隅に移転してましたと言う看板を見つけ、20年越しの望みを叶えられた。移転先は席数も増え、夕方でも予約なしでもふらりとはいれそうだ。

様式美は大切だと思う、お通しの出し方

酒を注文するとお通しが出てくるのだが、これがちょっと素敵だ。一口サイズの突き出しが四品と言う感じか。そうとうな昔だが金沢の魚屋がやっていた居酒屋で。こんな簡易のお通しが出て感動した記憶がある。その店は、従業員が「今日はこれがうまいよ」と言って注文も取らずに料理がテーブルに7−8品並ぶのだが、これがどれもうまくて感動した。なんとなくお通しを見て、その金沢の店を思い出したのだが、メニューを見て注文しなければ何も出てこない出てこない当たり前の東京スタイルだった。

どじょうは夏に食べたいが・・・。

年末に近い時期だったので、何かそれっぽいものをとメニューを見ていたら、全く季節に関係ない「どじょうの柳川鍋」に惹かれてしまい注文。ぐつぐついっている鍋を一人で食べるのもさすがに遠慮して同行者に勧めてみた。どじょうは苦手な人が多いので断るかと思ったら、「おー。うまそう」とガバッと食べられた。うーん、同行者には次回はどじょうとかうなぎのような長い魚が嫌いな人をえらぶことにしよう。

なぜか鮨屋で食べるよりうまいマグロ?

続いて、本マグロの山かけも注文。この辺り(どじょうにマグロ)はお江戸的なラインアップだが、お店も妙に地方発の食材を提供していないので、東京のうまいもの系で注文するのが良さそうだ。刺身で食べた方がよさそうなうまいマグロ赤身を長芋を絡めて食べると、なんだかとんでもない贅沢をしている気分がしてきた。料理の定石を守った品物が、なんと言ってもうまいものだと再確認。

この後、気がむくままに日本酒を何種類か試して撤収したが、事前に調べてきて絶対食べたいと思っていた「ドライカレー」を食べ損なってしまった。
次回は締めがドライカレーで決め打ちのツアーを企むことにする。
こんな店に来るたびに、世界にはまだまだ経験したことのない、おいしいもの(珍しいものではない、定番の)があるのだなと思い知らされる。

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ランチパックの話 その4

食べ比べてみた ピーナッツ

ランチパックの?は続いているのだ。まずおさらいで、フジパンのスナックサンドというのが一番最初の商品で、その後追いでヤマザキのランチパックが発売されたというのが両社のサイトで調べた結果だが、今ではランチパックの専門店が池袋と秋葉原にあるので、どちらかというとランチパック優勢の気配がする。
北海道で発見したロバパンはフジパンと資本提携して製造。そのためか北海道ではフジパン製スナックサンドは見当たらない。ところが、北海道ローカルの日糧パンが、ラブラブサンドというそっくり商品?を販売している。

そこで、4社とも同じフレーバーを販売しているので比べてみようというのが今回の話。きっかけは、間違い購入だったのだが。実は、スーパーの同じ売り場で同じフレーバーが重複していることは少ない。だから、ランチパック「ピーナッツ」を食べようと思って、スナックサンド「ピーナッツ」を買ってしまうことは当然あり得る。逆に、食べ比べをしようと思えば(普通そんなことは考えないと思うが)数店のスーパーを回って購入しなければならない。

お値段お手軽なフジパン
カットが半分になっているロバパン製。食べやすい。
これが一番有名?でも英語表記はないようだ

パッケージは一番出来が良いと思う日糧製パン

まずパッケージデザインは、それなりに各社とも違いがある。フジパンに「元祖」の二文字があるのはお約束として、比較するべきは、商品名下の説明文。
フジパン「ピーナッツのつぶ入りで香ばしい」
ロバパン「ピーナッツのつぶ入りで香ばしい」・・・フジパンと同じというのも当たり前か。
ヤマザキ「なめらかなピーナッツクリームをふんわりパンにサンドしました。」
日糧製パン「香ばしい粒入りピーナッツクリームをサンド。」・・・なんだか二社を混ぜ合わせたような説明文。
実は日糧製パンは山崎製パンと業務提携しているので、微妙な関係といえる。

では、ぱっと見で各社の違いがあるとは思えない(当然、買い間違いは起こるだろうなあ)ピーナッツサンドを食べ比べてみると、フジパン・ロバパンがちょっとざらついたクリーム感、つまり粒感があるが、味としては4製品変わりがあるようには思えない。目を瞑って食べたらわからんなあ、というのが正直な感想だ。

ただし、似たような味ながらお値段は各社で違う。そもそも同じ会社の製品でも買う場所(スーパー)に寄って違っているのだ。一番安いところと高いところでは20円程度は差がある。なんと言っても一番安いのは関東で買うフジパン製で100円(税別)を切る。北海道ではどの会社の製品もちょっと高いいようだ。

ランチパックはラグビーW杯のプレスルームで無償提供していて、それが「うまい」と外国人記者に好評だったそうだが、確かにこのピーナッツ味は万国受けしそうな甘さと柔らかさだから肯ける評価だろう。

まだまだランチパックの話は続くのだ。