食べ物レポート, 旅をする

仙台でウロウロ 5月編

仙台に仕事で毎月行くようになり、あちこちの店を試してきたが、お気に入りの店が何軒か決まってきた。そんな店の中で、一番よいのがグリル梵天か。

グリル梵天のサルサハンバーグ

ゴツゴツ系の歯ごたえのあるハンバーグに辛いソースがかかってくるサルサハンバーグが、ハイボールで飲むには一番よい。仙台は良い魚を食べさせてくれる店はたっくさんあるが、いつも肴というわけにはいかない。だからと言って、仙台でいつも牛タンを食べるのも芸がないというもの。このグリル梵天では肉系つまみが多種多様なので、今日あh肉と思ったらこの店が重宝する。サラダとハンバーグでのむのもよいものだ。

グリル梵天 お通し

お通しもだいたい肉系のメニューというか、その残りというか。このチャーシュー切り落としメンマ添えは、まさしくラーメンの具なのだが、いやはや、好みだ。おかわりが欲しい。もう少しこの店に通って馴染みになったら、裏メニューで注文したい。

餃子番長 ホヤの酢の物と餃子

もう一つの肉バル的もつ鍋や「餃子番長」は、魚も出す。夏ホヤの季節ということで、ホヤ酢、ホヤ刺し、どちらもオーケーとなった。これはこれでありがたい。しかし、この番長の餃子のブレっぷりはどうにかならんものか。とてつもなく美味い日と、とてつもなくダメな日を定期的に行ったり来たりしているような感じがする。この日、普通の日だった。もっと安定してくれれば、安心して通えるのだが、いつもブレるのが怖くて半人前尾を注文して美味かったら追加で一人前という変則的な注文方を身につけてしまったではないか。

炉端焼き 天海

しかし、どうだろう、この自信満々な看板。確かに宮城には美味い酒は多い。しかし、蔵によって随分味が異なるので順番に試してみてもあたりにたどり着けないことも多い。魚に関しては新鮮さは確かだから、好みの魚を注文すればよいだけだ。

天海 刺し盛り これで一人前

気仙沼や石巻など水揚げの多い港が近くにあり、カツオやマグロなども美味いと思われるが、意外と店によって当たり外れが出る。金華サバをどの店も押しているが、サバはサバだよね。仙台ではどの店もコストパフォーマンスは抜群によいから、自分の好きな店が決まればそこを続けて使うのがよい方法だと思う。

天海 炉端焼き 一人前

炉端焼き発祥の店に行ってみるとわかるが、炉端焼きとは目の前で魚を焼くスタイルではなかったようだ。今では客の目の前で魚を焼く店を炉端と呼んでいる。ただ、焼き物は魚に限らず肉や野菜も焼く。この日の一番は、そら豆。焼いた鳥に柚子胡椒をつけるのは九州スタイルだと思っていたら、なんと今では仙台でも当たり前のように柚子胡椒付きになっていた。
日本は随分狭くなったものだ。

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札幌でフラフラ 5月編

ゴールデンウィークが終わると札幌もようやく気温が上がり始める。良い季節の始まりだ。晴れた日の大通公園を眼下に収めるナイスなスポットが、お気に入りの喫茶店でもある。冬は暖房が効いて眠くなるほど暖かい店だが、初夏は適度で気持ちが良い。

徳光コーヒー 苦目のブレンド

大通公園で行き交う人を眺めるにはこれくらいの高さが良いのだ。ビルの上層階のレストランではちょっと遠すぎる。とうきび売り(焼きとうもろこし)販売所も始まる頃で。散歩するには最高だ。

大通り Bisse

そこで散歩がてらに、近くのパン屋まで足を伸ばす。このパン屋はもともと札幌の東部の地下鉄駅そばにあった。その頃から繁盛していたが、今は札幌市内に多数店舗を構え、朝からパン好きの(主に女性客)で混雑している。ヨーロッパ系のハードなパンはあまり置いていない。柔らかい調理パン、菓子パンが多い典型的な日本のパン屋さん。最近はやりのフランス風パン屋(ブー○○○○○○)などとは違う。

棚に並ぶパンを見て歩くのが楽しい。商品名は例えば「午後のスコーン」。こんな感じで、カタカタで書いていても日本語だよねというわかりやすさ。これが大切なことなのだよ。今の後期高齢者、75歳以上では若干カタカナ・アレルギーは残っているが、それ以下の前期高齢者はカタカナ=流行物という青春時代だったはずだから、逆に小難しい漢字の方が読めなかったりする世代だ。なので、こういう表記はすっかり高齢者向けだと言い切れる。決して若者向けではない。(若者向け表記とはどういうものかについては、そのうち業務ブログの方で考察してみる予定)

この三角形のアップルパイの斬新さ、というか、これでアップルパイと言い切る言語感覚、ネーミング力が素晴らしい。最近の繁盛店に共通する要素がこれだと思う。一見洋風の店づくりをしていても、売っている商品や説明が実に前期高齢者向けに作られている。よおうは和風なのだ。
もちろん、易しい日本語なので若い人向けとしても理解しやすい。小学校高学年から中学生が、そのままでわかる言葉遣い、単語の選択、形容詞の使い方、こうした平準化された言葉の使い方が重要なのだ。

アメリカ映画のセリフを聞けば、アメリカ人の標準語彙がわかる。映画の英語がわかりづらいのは、スピードが速いためであり、単語自体にはあまり難しいものは使われていない。日本語の会話でも同じように、省略が多いことやスラング(隠語・時代単語が多く使われるので、意味が取りづらいだけなのだ。日本語で言えば辞書になる前の「ちょーむずい」とか「まじぎれ」のような言葉だと思えば良い。学校の授業では教えてもらえない単語だろう。
ちなみに、映画のセリフだけ書き出したものを(シナリオ)読めば、中学生程度の語彙力があれば理解できることがわかる。
現アメリカ合衆国大統領などは、それよりももっと使う単語の数が少ない。大したセリフが喋れなくても大統領になれるのが、英語という言語だ。(いや、アメリカという国と言うべきか。イギリスの首相の英語は格調高いからなあ)
繁盛する店、使い勝手の良い店は、こうした言葉の(誰も教えてくれない)定理を着実に実行している。

「NEW」と「新商品」の重ね書きなど一見無駄のように見えるが、newは記号であり、新製品も漢字で表す記号である。このあたりの使い方は肌感覚に近いうまさだろう。しかし、オレンジクロワッサンって、本家のフランスでは売っていないような気もする。そして、きっと小倉あんクロワッサンとか、餅入りクロワッサンとか平気で売り始めるようなパン屋なんだなあ。(いや、もしかしたら既に過去に販売されていたのかも)

おそるべし散歩の途中のパン屋 どんぐり

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札幌で立ち飲みとは珍しい

札幌駅と北海道庁の中間点あたりに「千歳鶴」直営の立ち飲み屋がある。一時は日本酒市場のシェアを大きく独占していた千歳鶴は、今やその面影くらいしか残っていないが、ある年齢までの札幌の呑んべいには「千歳鶴=日本酒」という時代があった。すすきので飲むとき日本酒トイwば何も言わなくても千歳鶴の徳利が出てきたし、ビールといえば札幌の赤星壜が出てきたものだった。

一見居酒屋風だけど、立ち飲みなのだなあ。でも高齢者向けに椅子席もある。

日本酒は当たり前ながら千歳鶴ブランドのものが、各種取り揃えられている。おすすめはこの三種の味比べセットらしい。ちなみに吟醸酒とは米の精米歩合が高いものをいう。アルコール発酵の調整をするため、醸造の途中でアルコールを添加する。したがって純米酒ではない。
純米酒は、米以外に何も入れない。ただし、精米歩合は吟醸ほどでなくても良い。アルコール添加して発行のコントロールをしないため、吟醸酒とは味わいが異なる。(まあ、ぼやっとした味になるということかな)
本醸造は精米度合いも高くない、純米ではない(アルコールを含め添加物を使う)ので安くできる。
だから純米吟醸となると、コメしか使わず、精米歩合が高く、アルコール添加でコントロールしないので、醸造が難しい。つまりお値段が高くなる。下の三種の酒でいえば右が一番安い、左が高いということになる。

飲み比べセットはちょうど良い。自分の好みがわかればあとはそれだけ注文する。

もし体調が良ければ、右から順番に行けるところまで飲み続けるという乱暴な飲み方をするのも良いかなとは思うが、左端にたどり着くまでにおそらく一升を超える。まさしく死亡遊戯になってしまう。飲み過ぎには注意しましょうの域を超えてしまうので、よいこのみなさんは真似をしないようにだ。

最近北海道の蔵では、北海道産米で日本酒を作るということになっているらしい。栗山の蔵元で買った栗山産酒米の酒はとても美味かった。おそらく温暖化の影響で北海道の米の生産量が上がっているように、酒米にも良い影響が出ているのではないか? それはまた楽しみなことだと思う。昔、長野の蔵元で地元で採れた食用米を農家のおっちゃんたちが持ち込んで、これで酒を仕込んでくれと無理やり作らされたことがあったそうだ。そのさけをのませてもらったが、とても売れる代物ではないという感想を言うと、全くその通りだと杜氏が言っていた。食用米では美味い酒が作れないらしい。もっとも、そのおっちゃんたちは全量引き取り、これが俺たちの酒だと言って、一冬で飲み干したそうだ。

新十津川周辺は、今や北海道で一番食味のよい米を作る名産地だから、米作りの農家が真剣に酒米を栽培したら美味い酒になるのかもしれない。

ちなみに、千歳鶴はどちらかと言うとずっしり系の酒なので、白身の刺身よりは唐揚げ系の肉料理にむいているような気がする。今回の酒の肴は、鳥皮で包んだ餃子。ポン酢でジュワッと油を味わい、冷たい日本酒で流し込む。生きている喜びがささやかに溢れてくる瞬間だ。
札幌旅行をする予定がある前期高齢者、およびその予備軍の方たちへ。
すすきのに行く前にちょっと寄り道して千歳鶴を味わってほしい。すすきのにある千歳鶴直営店は外国人観光客が溢れるようになり、とても予約が難しいらしい。この店はちょい飲みにお進めだよ
。

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仙台の風景

仙台地下鉄南北線、長町南駅の近くにある「地底の森ミュージアム」。この名前を聞いて、なんだかワクワクしてこないだろうか。昔の漫画に地底人の逆襲などという題名の話があった。それを思い出してにんまりしながら、中に入ってみると・・・・。

これが掘り出された地底の森の跡、地下鉄工事で地面を掘っていたら出てきたらしい。当然、これを全部掘り出すまでは工事も中止?
黒い部分が、炭化した木の跡で、焚き火をした跡もある。縄文時代の頃なのか。確かに仙台の冬は、東北地方とは言え、なんとかしのげる寒さだっただろうとは想像できる。何とは無しに、縄文時代に想いを馳せると、温暖化とは言え今の時代にうまれてよかったなあ。

木の跡

JR仙石線をはしるラッピング電車を発見。石巻には石ノ森萬画館もあるから、仙石線電車にサイボーグチームが描かれていても不思議はない。でもね、なぜチャンなのだ? フランソワーズはどこに言った?と突っ込んでも仕方ないか。どうせ1号車ならジェットでもよかっただろうに。

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仙台で酒を飲むと おでんと焼き鳥

おしゃれなグラスに入っているのは日本酒であります。弘前の銘酒「豊盃」が置いてあるのを、店頭の看板で発見し飛び込んできて注文したのがこの一杯。すでに1軒目でそれなりに飲んだ後だったので、たくさんは飲めないと思っていたが、豊盃はいっぱいで十分な酒だ。

おでんの店なので、盛り合わせを注文したら、これがけっこう出汁の効いた優れもの。良い日本酒には良い肴が必要だ、酒だけ飲めれば良いなどという暴言を吐くつもりはない。発酵酒は基本的に料理と合わせて飲む酒だと思う。九州発の柚子胡椒が東北仙台でおでんについてくるというのはありがたいことだ。こういうところは素直にありがたいと思う。地元の食材を地元の食べ方だけで食していると進歩がない。料理は、やはりインスパイアし影響しフージョン、融合していくことで進化するものだ。ちなみに最近の好みの食べ物はアボガドを海苔の佃煮で和え、いりごまをかけて食べること。これは簡単でうまいと思う。考えた奴は偉大だ。

この店の表はこんな感じ。縄のれんだからさっくりと飲んでさっくりと帰ろうと思ったら、隣の席に来たのはチャイニーズの女性二人組。メニューが日本語(それも毛筆書き)だけに苦労していたが、それも旅の楽しみだよねと、横で見ているだけにした。お店の人は一生懸命英語で会話を試みるのだが、女性陣は英語も苦手らしい。写真入りのメニュー大事だなと思いながら、日本酒はラベルみてもわかんないだろうし・・・。

秋田発祥の焼き鳥屋が仙台に出店しているので、のこのこと見学?に言ってみた。鶏皮が名物というか自信作らしい。博多の鶏皮の店は知っていたが、そことは全く関係ないようで。これは鶏皮をぐるぐる丸めてちくわのようにしたものを何個か串刺しにしたもの。秋田風皮串ね。お気に入りであります。表はカリッとしていて中は柔らかい。辛味噌で食べるのだ。

こちらは博多風の乾くしと似ていて、串をぐるぐる巻きにした鶏皮。やはり外はカリッと中はふわっとなのだが。どちらが好きと言われると秋田風の方だろうか。鳥専門店といえば地鳥を思い浮かべるが、皮が主役というのもよいなあ。

忘れないように表の看板を撮っておく。秋田では何件んもあるチェーン店らしいが、東北発祥のローカルチェーンはまず仙台に進出するのだろう。そして仙台で自信をつけたら首都圏攻略という手順なのか。ただ、東北発祥でお江戸まで攻め登ってきたのは「幸楽苑」くらいか。奥の細道を逆行するのは大変なことなのだろうね。

鳥専門店だけに、お通しは鶏ハムと鳥スープでありました。この鶏ハムはお代わりしたかったなあ。

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仙台で酒を飲む たち食いそばと焼き鳥(親父出禁)

仙台駅西口そば、パルコ2の裏側にある仙台朝市は、なかなか楽しい市場で、魚や野菜果物など朝から元気に販売している。その横にある立ち食い蕎麦屋が夜になると蕎麦アンド酒に変身する。どうにも気になってついに突入してみたが、なんとそこは大画面テレビで楽天イーブルスを応援するおっちゃん達のカオスな場所だった。

朝も昼も夜も営業中

飲み物もサワーを中心に豊富なメニュで、コップで日本酒飲んでクダを巻く的なイメージはない。つまみも100円から500円くらいまで、自ブウの好みと懐に合わせて頼めば良い。マグロブツは高い方、メンマは安い方の代表か。ともかく、自分の好きなものを好きなように食べるというのが一人飲みの醍醐味で、誰にも遠慮せず独り占め。これが嬉しい。珍しく酎ハイを頼んだら、お店の人に何も入れなくていいのと聞かれた。しかし、これが正統安い焼酎の飲み方なのだ。

ちょっと手のかかったものはと思いカツの卵とじを注文。これがうまい。確かにそばつゆを使っての卵とじは不味くなるはずがない。カツは肉が薄めで衣がそこそこ。でもトンカツを食うのではないのだ。酒の肴にカツの卵とじをあてにするのだから、このばタンスが正解と言おう。たっぷり唐辛子をかけて食べる。至福であります。

そんな親父天国とは全く別方向の焼き鳥屋。焼き鳥とワインということなので、だいぶきになっていたが、たまたま空いている日に遭遇してラッキーと思っていたら、すぐ後に満席になってしまった、人気店らしい。

焼き鳥はおsーオドックスなものを一串ずつ注文した。いや、この一串ずつ頼めるのが最近の焼き鳥屋のありがたいところだな。ちなみにいつものやつとは砂肝とつくねで、これでその店の鮮度管理がわかる(と思っている)。どちらも足が速いが、ダメでも死に目に合わない。レバーはもっと足が速いのでダメな時は一口で放棄する。これは死に目に会う危険性高いので、そんなレバーが出てきたら速攻で会計して退出するしかない。けっこうそんなダメ焼き鳥屋はあるのだよ。こちらの砂肝、つくねは良好で美味しゅうございました。

だいたい定番で頼むポテトサラダだが、最近はメーカーのロングライフポテサラを使う店も増えていて、なんというかマッシュポテトのマヨ和えマタイなものが出てくることも多い。こちらは、故障の味付けが独自で大人のポテサラ感がしっかりとしていた。これをクラッカーにのせて食べると美味そうだ。

まだ満席なる前の一瞬の店内。普段じゃあまり店内の写真を撮らないのだけれど、この時はセンスの良さについ感動してしまいパチリと。高い天井と照明のバランスが良いのと、空間の使い方がセンスを感じさせる。ちなみにこの後、ここに座ったのは合コンと思しき男女のグループ。良いなー、青春だなー、フェロモン全開だなーという感じでした。

というわけで、このセンスの良いワインと焼き鳥のお店は、コップ酒を飲む親父の代わりにワインをグラスで、それも今日の泡は美味しいねなどとのたまう、オシャレ系な若者の店なのだ。
親父がいるととても浮きます。満席の店内でネクタイ・スーツ姿の男性およびその同僚と思しき女性はいましたが、40歳以上の存在は認められませんでした。(当社調査に基づく)
つまり親父族を精神的に追い詰めて勝手に出入り禁止感を覚えさせるというか、させるような雰囲気が漂っているのだ。この店の隣がThe 昭和の焼き鳥屋な雰囲気全開のお店だったので、余計そう感じたのかもしれない。ワインも値ごろだし良い店なのだけれど・・・。なので当方親父の自覚がある身としては、カースト感を感じつつ早めに撤退いたしました。隣で飲み直しだ!

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仙台近くの海沿いのカフェにて

仙台は大都会だが、ちょっと車を走らせると海が見える場所でもあるので、海なし県に住んでいる人間としてはちょっと羨ましい。趣味で釣りをする人も多いのだろうと思う。ただし、仙台周辺の海岸は、今でも大震災の修復工事が続き防潮堤の建設もまだまだ途上だ。そんな宮城県の事情も分かりつつ、仙台市の北にある半島の街へ行ってきた。確かに街は綺麗になっているが、それは津波で被害を受けたことと同義なのだ。その街の一番先の港沿いにカフェがある。

カウンターの窓越しには海が見えるのだが、店舗前はいまだに工事が続いている。対岸に見える方向は、かの有名な松島界隈。あいにくの曇り空だったが、晴れた夏の日にはさぞかし美しい景色になるのだろう。この海を正面に見ながら美味しいご飯を食べるのは、なかなか優雅なことだ。

店内はゆったりとしたスペースで、セミセルフスタイルのレストラン。まず入口のカウンターで注文をして、先に会計。商品が出来上がるとテーブルまで持ってきてくれる。テラス席もあるので気温が上がれば外のウッドデッキでブランチなんてのもありだろう。一見空いているように見えるが、この写真を撮った5墳墓には満席になった。女性率9割越え、レストラン内は一気に騒音レベルが上がった。それはそれは賑やかなことだ。スタッフはボーイズオンリーなのが原因かもしれない。にいちゃん達が注文を取りピッツァを焼き、パスタを仕上げている。

ナポリスタイルのピッツァは、軽めでアイスティーによく会う。ちょっとひねってチキンとマヨネーズのピッツァを選んだのは、マルゲリータが意外とテクを要求するピッツァなので、心配したからなのだが。焼き方は問題なし、あとはチーズをケチらない、トマトソースは自店で作れば美味しくできると思うけど、みんなモッツアレラチーズをケチるんだよね。次回はマルゲにしてみようか。

宿泊施設もあるシチノリゾート。七ヶ浜町の一番東寄りにある小粋なスペースで、カフェを楽しむ。彼女や彼氏と行くのも良いが、おっさん一人で海を見ながらピッツァ食べるもも悪くないよね。ただし、周りから見たビジュアル的には・・・。(あくまで個人的感想です)

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さっぽろでまなんだことあれこれ

北海道でセブンイレブンを撃退する実力をもつセイコーマートの本社近くにある、実験店。セイコーマーチは店内調理可能なキッチンを併設している店がほとんどで、Hot Chefがそのロゴマークだ。持ち帰り弁当チェーンほど店内調理メニューが多いわけではないが、それでもレンジアップしないで暖かいお弁当が食べられるというのは、まさしく進化系コンビニといえる。最近はイートイン併設が増えている。

この実験店では2階が全てイートイン席で、内装は随分とさっぱりしているが、ほとんどファーストフードチェーンと言えるほどの設備だ。高校生が参考書を開いていたりサラリーマンがパソコンで作業をしていたりする。流石に札幌でも夏は暑い日がある。そんな時に駐車場付きのこんなコンビニがあったら、どれだけありがたいことか。サボるには最適だ。

コンビニコーヒーはすっかり普段使いの商品として定着しているが、セイコーマートでは車対応でカップホルダーを提供している。これは素晴らしい。一人で車を運転しているときはカップ一つなので問題ないが、二人分買うのと途端に持ち運びが難しいのがコンビニコーヒーの弱点。マクドナルドのドライブスルーを使うとこれに似たサービスがある。セブンイレブンやローソンはどうだろうか?
こうしたちょっとした便利さが、好感度上げるのだよね。

さて、コンビニにすっかりマーケットを独占されたと思われる三角サンドイッチだが、デパートの地下あたりには高級サンドイッチ店として細々と生き残っているくらいか。しかし、札幌には24時間営業のサンドイッチ専門店が、しっかり存在する。価格もコンビニの下を潜るリーズナブルプライスというやつだ。この店内で従業員五人くらいが黙々とサンドイッチを作り続けている。種類も多く、肉系、野菜系、スイーツ系などつい迷ってしまう。オススメは定番ポテトサラダのようだが、ランキング等業では明太子が一位だった。ののの売り方を考えさせられる。住宅地の一角にあるのだが、わざわざ買いに来るような場所でもあり、マーケティング的には色々学ぶ点も多い。

最近、取り組んでいる課題が街場のレストラン、住宅地の中にあるカジュアルレストランだ。大手ファミリーレストランチェーンのように幹線道路に巨大な敷地で100席超の大型店舗を開けるのとは全く逆方向で、住宅地の中で席数50−60くらいの中小型店を繁盛させる。20年、30年と地元のお客さんを取り込み、三世代客層を獲得する。偶然そうなるのではなく、最初からそういう設計で、コンセプトで店舗を作るというのはどうだろうかと思うようになった。高崎のパスタ屋であったり、岡山の洋食屋あたりがずっと意識の中に引っかかっていたのだが、札幌にもそういう店があったなと20年ぶりくらいで訪れた。

札幌円山 アグリロ1979

この店開店は1979年。すでに40年営業しているわけで、老舗中の老舗のはずなのだが、そんな気配が感じられない。中に入っても、客層は小学生から70代後半まで広がっている。駐車場が少ないので、おそらく車は近くに置いてきたか、あるいは歩いてきたか。兎にも角にも住宅地の中のレストランで、目立つ場所ではない。
商品は基本的に大盛りのパスタ。40年前といえばイ札幌でもタリアンレストランもほとんどない、スパゲッティーというのは洋食屋で食べるか、デパートの大食堂か、それとも喫茶店のナポリタンかという時代であった。だから、この場所は相当オシャレだった。今では町中にイタリアンレストランが溢れ、スパゲッティではなくパスタとなっているが、当時を思えば、これはずば抜けたコンセプトレストランだったのだ。今でも乾麺を使っている。生パスタなどという軟弱には手を染めていない。(個人的には生パスタ好きだが)40年経っても古びないというのはこういうことだね。

24時間営業の是非について、いまだにもめているセブンイレブンだが、ついに営業時間の変更を認める旨のコメントが出た。でも、そのずっと前にセブンイレブン 朝7時から夜11時までよりもっと短いセブン・エイト 7ー8の営業時間宣言をしていたので、記念に撮っておいた。確かに動物園の入口脇のお店だから、夜は人ではなくキタキツネかヒグマくらいしか通らないよね。

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札幌的飲み方を深く考えてみる

札幌では老舗というか別格の歴史を持つ「福鳥」。視点が何件もあったが、今や本店のみとなってしまった。生まれて初めて飲み屋に行ったのは、福鳥の今や無き支店であった。最近でこそ軟弱者のサワーなども置いているが、無地氏は冷のコップ酒と焼酎ストレート、それか札幌ビールの赤星だったような記憶がある。札幌の飲み屋でサントリーやアサヒが置いてあることは稀だった。アサヒの「生」(という瓶入り)が好みだったので、アサヒが飲める店は貴重だった。当時は、いわゆる生ビールもどこでも飲めるものではなく、ビールといえば瓶入りだった時代。

焼き鳥屋で、まず座って頼むのがお新香と冷酒、焼き鳥を注文しても出てくるまではちょいと時間がかかるので、とりあえずということだ。今の時代でいえば、枝豆とか煮込みになるのだが、当時は枝豆は季節品、煮込みは札幌では見たこともなかった。おそらく焼き鳥屋はたくさんあっても、もつ焼き屋が珍しかったせいで煮込みが一般的ではなかったのだと思う。もつ焼き屋の代わりにあったのがホルモン焼きやであり、普通の焼肉屋は少なかった。おそらく北海道は貧乏すぎて牛肉を食べる習慣ができなかったのだろう。今でもすき焼きといえば豚肉が主流の土地柄だ。

日本酒といえば、地元産千歳鶴でほぼ独占。旭川の男山が多少のしていたくらいで、いわゆる全国ブランドの月桂冠、菊正、大関などはあまり置いていなかったような記憶がある。日本酒が普通に飲まれていた時代だった。コップ酒をもっきりというが、これは東北地方から伝わった言葉だ。自分では全国的にもっきりというと、ずっと思っていたが。

さて、焼き鳥であるが、こんな感じ。昨今の焼き鳥のような肉肉しいルックスはない。玉ねぎが間に入っている変形ネギ間で、アジシオがかかっている。一人前4本が決まりなので、一人で行くとふた皿が限界。今時の一本ずつ焼いてくれる親切な焼き鳥屋ではない。徹底的に昭和ストロングスタイルだ。だから一人のみにはあまり向いていない。かインター前で仕切りもないところで焼き鳥を焼くので、煙は店内に充満し、体に染み付く。それでも夜な夜なおっちゃんたちが集まり元気に大声で仕事の愚痴を言い合っている。社内機密ダダ漏れだなと思うが、こちらも酔ってくると記憶すら怪しいので、問題はないのであろう。店の中に流れるのは、ただただ昭和な時間。焼き方の親父も店員もほとんど愛想がない。まさに骨董品的な店になってしまった。

ここ2年ほど急速に込み合うようになった「町のすし屋花まる」。時計台の隣にあり観光客が増えたせいだと思うが、特に外国人観光客が多い。その混み具合に伴って、対応がどんどん悪くなってくるのは困りものだ。予約は不可になった。多分、ノーショウが増えたせいだろう。カウンターの客にばあちゃんが増えた。女性の一人飯としては安心できるからだろう。面白いのがばあちゃんたちは昼から酒を飲む。じじいな人たちの方が酒を注文しないような気がする。ちなみにばあちゃんはセットではなく、お好みで注文していることが多い。金持ちなのである。

さて、その鮨屋で鮨を頼まず酒を飲む邪道な客が、自分であることを白状しておく。普段はタコのカルパッチョであるとか、ホヤのポン酢であるとか変化球的肴を頼む。今回はタイの兜焼きがあるというのでそれを頼んだのだが、なんとこれが予想のずっと上をいく町変化球だった。カブト素揚げなのだ。それを煮びたしのようにして提供してきた。カブトは焼いてもいない、これでは揚げだしだ。確かに熱々で、すっと時間もかからず出てきた。それは良いのだが、やはりカブト焼きとは・・・。文句をつけても仕方がないので、とりあえず箸をつけると、これが意外と上手い。正々堂々とタイの揚げ出しとか言って売れば良いのに。なんとも不思議な商品だ。

次にタコの天ぷら。札幌ではタコの唐揚げをタコザンギとして売っている。鳥の唐揚げがザンギだから、タコの唐揚げはタコザンギ。もちろん揚げたてはうまい。北海道のタコは、巨大でかつ水っぽいのであげるとちょうど良いのだろう。個人的には、スルメイカの天ぷらとタコの天ぷらを食べたい時には、すし屋に限ると思う。居酒屋ではちょっと落ちる気がする。天ぷら屋では、タコの天ぷらを注文した記憶がない。これは塩で食べるのが良いみたいだ。ということで、すし屋では刺身も頼まず、こうしたサイドメニューをドンと注文し、最後にすし2−3巻、巻物1本みたいな食べ方をする。言ってみれば一人で勝手に大将おまかせコースにしているのだが、あまり勧められた習慣ではないと反省している。回転すしでこれをやると嫌がられるだろうなとおもいつつ。いつも花まるさんにはお世話になっている。

そして、個人的には札幌イチオシの店「てっちゃん」のお通しの舟盛り。これで二人前。妻はほとんど見えない。四人前を注文すると妻がなくなる。刺身の舟盛りではなく山盛りに変わるということだ。実際にはお通しにには小鉢がふた皿つく。イカの塩辛(多分自家製)と毛ガニのむき身。では、この舟盛りは何かというと、入店時に必ずセットになっている刺身盛り合わせ(人数分が基本)という代物で、一人前が確か1500円だったような記憶がある。1800円だったかもしれない。だから、この店では追加注文をするのよほど腹の減った時にした方が良い。普通うの空腹状態であったら、席について酒だけ頼めば十分だ。例えばポテサラとか、ザンギとか頼みたくなってもじっと我慢だ。そんなものは他の店に行った時に頼もう的な精神修養が必要だ。トップに載っているウニは臭みのなく上品なものだし、自家製のしめ鯖や鯨の刺身も山の中に隠れている。
札幌一の隠れ家名店だと思うが、中のインテリアは昭和のレトロおもちゃでいっぱいで、怪しげな雰囲気もあり、ぜひ一度行ってみた欲しい。ちなみに、所在地はすすきのではない。すすきのの隣といった場所にある。予約なしではほぼ無理なので、ぷらっと行くのは難しいよ。

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仙台駅まわりをぶらぶら+おまけ

洋風酒場 最近1番のお気に入り

ハンバーグで酒を飲むのはうれしい。サルサソースがけ。

なかなかありそうでない、ハンバーグで酒を飲もうという居酒屋。肉バルというのともちょっと違う気がする。ハンバーグはゴツゴツ系でみろいろなソースで味が違うが、基本的には鉄板の上のハンバーグでグビグビとワインを飲むというのがこの店のスタイルだ(と勝手に思っている)。ステーキもあるし、他に肉料理も多いが、やはりハンバーグだよね。大人のハンバーグで、酒飲みのためのハンバーグ。So Good!!

ちくわの中にポテサラが入ったテンプラ

変わったところでは、一品100円のつまみ各種、特にこのちくわの天ぷらがなんとも言えない。熊本の弁当屋チェーンで人気のポテサラ入りちくわの天ぷらに仙台でお目にかかるとは。札幌ではちくわの中にツナマヨを入れて生地で巻いたちくわパンという名品もあるが、酒飲んで食べるにはちくわの天ぷらは好みだ。これおwそのまま食べるか、醤油をかけるか、はたまたソースにするか。これは育った文化圏の違いが出る「良いクイズ」ですよ。ちなみに、個人的には醤油で半分、ソースで半分食べたい。

仙台駅西口正面から歩いて5分ほど。歩行者デッキでひたすら北を目指し、でき位のハズレから徒歩1分。

仙台駅西口正面から出てペデストリアンデッキ(歩行者用陸橋ね)を右側に進むとパルコがある。そこを通り過ぎると広瀬通という広い道にあたるが、そこもデッキをつたい歩き広瀬通を渡る。ここでデッキが終了。地上に降りてもう一息歩く。店がすっかりまばらになるところで到着。
ちなみに広瀬通に行く手前、パルコの先で仙台駅から繁華街一番町に通じるアーケード街がある。ここが飲食店などの集中地域なので、仙台名物牛タン屋、すし屋、ラーメン屋などがごちゃっとある。普通の人はこちらのアーケード街に行くだろうから、場所的にはちょっと外れている。でも、そういう外れの場所にこそ名店があるはずだ(多分)

洋風酒場 Great Bonten というのが店の名前だが、GBという看板を見て勝手にGreat Britainだと思い込んでいた。そうか、ビールの店なのかと見過ごしていたが、実は仙台の居酒屋チェーン 梵天グループの一店だった。だから洋風酒場なのにマグロの刺身が売り物だったりする。実に楽しい。

そば よし田  駅近の名店か

ざるそば うまし

仙台駅近はレストランと食品売り場があり、なかなか見逃せない場所だ。駅近の食堂など・・とバカにしてはいけない。仙台で蕎麦といえば、丸松だが。そこの視点も駅近に入っている。しかし、あえて、よし田を選んだのは銀座の蕎麦屋の視点だからで、何を隠そう、銀座よし田のコロッケそばが好物なのだ。で、コロッケそばを注文しようとしたらメニューにない。残念・・・。渋々ざるそばを頼んだ。良いそばだと思います。でも、コロッケそば発売してほしい、絶賛しますから。

ロッケンキッチン おしゃれに一杯

仙台駅構内2階の東西口をつなぐ通路がある。その上に新幹線ホームにつながるあたりに数件、面白い店がある。ちょっと変わったメニューを出す居酒屋やカフェが立ち並ぶ。本格点心の店おまるので、地元づかいもされているだろう。その中にある、牛タンの利休がやっているおしゃれ飲み屋で、新幹線の時間待ちにサクッと飲む。玉コンと塩辛でひんやりと冷たい浦霞純米をグビッと。

三㐂 おまけに 仙台市北側住宅地の中にある繁盛蕎麦屋

天ぷらそばがオススメ

仙台駅前とは全く関係ないのだが、住宅地の真ん中にある行列のできる蕎麦屋。仙台は住宅地の真ん中に忽然と現れる蕎麦屋が多いような気がする。そば好きが多いのだろう。この店も昼時はまず行列、駐車場が足りないので入るには相当幸運が必要。時間をずらすのが賢明だ。普通にうまい、梅雨はドンピシャで、甘辛くバランスが良い。山形もそば文化圏だが、仙台もうまい蕎麦屋多いな。
ちなみに「㐂」の読みは「き」、喜の異体字だ。日本語変換では簡単に出て来ない難字だ。屋号としてはありなのだけれど、検索するときは「三喜」で出てきます。