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思い出の一品 めはり寿司

和歌山の山奥で昼飯を食べた時に、ラーメンのサイドメニューとしてめはり寿司が販売されていた。菜っ葉の漬物で包まれたこぶい大のおにぎりと言えば良いだろうか。昔は山仕事をする人たちが昼飯に持って行ったものだそうだ。
素朴の極みとでもいうべき食べ物だが、確かに漬物の塩味でバランスは取れている。漬物だけに発酵した旨味も感じられる。
ラーメンのサイドアイテムとして、半チャーハンとかチャーマヨ丼とか小皿ご飯的なアレンジがある。蕎麦屋うどんで言えばいなり寿司が定番だろうが、そこにおにぎりが登場するのが和歌山流というところだ。

最近んは手で握ったおにぎり屋が増えているが、そのメニューを見ると伝統的な日本のおにぎり文化には登場しないような具材が並ぶ。マヨネーズやチーズが使われたものが人気メニューんの上位に並んでいる。それはいいのだが、このめはり寿司のような伝統的で古典的なおにぎり、おむすびにも焦点を当ててもらえないものかなあ、などと思うのであります。

地元埼玉で言えば、秩父のしゃくし菜漬けで包んだおにぎりは美味いだろうなと思う。どこにも売っていないから、暇な時に自作してみようか。

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居酒屋でサクッと

高知市にある葉牡丹は、晩飯を兼ねて一杯に飲みに行くには最適の居酒屋だと思う。高知名物と言えるかどうかはわからないが、ついふらふらと入りたくなる店だ。と思っていたら、某国営放送局のドキュメンタリー番組で高知市の路面電車が取り上げられ、そこに登場するおっちゃんが電車に乗ってこの店に入って行くシーンがあった。どうやら2階で同窓会をやっているらしい。なんだか、自分の親戚の家がテレビに出てきたような感覚がした。

この店のメニューは定番が串焼きと串揚げ、それに和洋中の料理が混載されている。オムライスと酢豚と鰹のタタキという呆れるコンビネーションの注文もできる。
日本酒を頼むと、銚子のクビに札がかかっている。ふだには注文した酒の銘柄が書かれているらしい。(しっかりと見たことはないので)
おそらく仕込みの時の準備なのだろうが、ちょっと珍しい。猪口とコップのどちらかを選ぶのだが、やはり一人飲みの時はコップ酒が似合う気がする。(ちなみにぬる燗を頼む時は猪口にしている)

まずはスタミナ豆腐を頼んでみた。これも久しぶりだ。暑い夏の間は注文するのを躊躇ってしまう。気温が下がってくると食べる気にもなる。(ちなみにこの日の高知市は気温29度で、秋の涼しさとは程遠い日だったが)
温かい豆腐の上にモツ煮込みがかかっている。見た目の割にあっさりとした味だ。一般的なモツ煮のようにコッテリとした濃い味ではない。なんだか良質のタンパク質をとれるヘルシー料理のような気がしてくる。まあ、見た目は茶色一色だからなんともなあ、という感じだが。

今回の初挑戦メニューは「にら豚」。読み方はニラトンだそうだ。ニラブタと言ったらポカンとされてしまった。ちなみに次の日に他の店で同じメニューを見かけて正しく発音、「にらとん」と注文できた。居酒屋でも学習効果は十分ある。人生、幾つになっても学びは必要だ。


このメニューは、高知特有のものらしい。他の地域で見たことがない。高知はニラの名産地だけに、そのせいなのかもしれない。ニラのおひたしに卵の黄身を乗せたニラ玉も高知発祥のメニューっぽい。ご当地の名物を食べるのも良いが、ご当地だけにある当たり前料理の方が居酒屋での楽しみかも。

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当方の事情です

ご当地名物を紹介するテレビ番組、「秘密のケンミンショー」が大好物だ。この番組で紹介されたご当地メニューは随分と新商品開発のネタにさせてもらった。ありがたい長寿番組だ。
その番組の中でも紹介されたような記憶があるが、ユニークローカルフード「北海道の赤飯」だ。
まず写真でわかるように、赤飯に入っているのは小豆ではなく金時豆の『甘納豆』だ。当然、出来上がりの赤飯は甘い。それに紅生姜を乗せて、胡麻塩を振って食べる。甘さとしょっぱさが入り乱れる一品だ。
おまけに赤飯には食紅を入れてピンクに色付けする。こちらの赤飯は食紅控えめだが、たまに「ド・ピンク」の赤飯に出会うこともある。健康志向の強い方なら口にするのも躊躇うピンクさだったりする。

ただし、全国で一般的な小豆の「甘くない赤飯」も同様に販売されている。北海道は明治期にほぼ全国から移民・棄民されてきた人たちの集合体であり、食文化や言語がミックスされている。ベースは地理的に近い北東北、そして当時のメイン航路であった日本海沿岸地域の文化が多様に持ち込まれている。そのため、雑煮が味噌仕立て(西国)と醤油仕立て(東国風)が混在している。いわゆる北海道弁も、ベースは北東北の言葉で、それから派生した全国方言からできた人造語が混じる独特のものだ。
北海道全体の面積が広いこともあり(日本全体の約1/4)沿岸部と内陸部では語彙の違いがある。最近ではそれもミックスされてきて、どんどん東京弁に近づきつつあるが。(ちなみに〇〇弁というのは、いわゆるポリティカルコレクションの風潮により、放送禁止用語らしい。〇〇弁のどこに差別意識があるのか不思議だし、そもそも日本に標準語など存在しないではないか)

だからスーパーに行けば、いつでも赤飯は甘納豆と小豆のに2種類が並んでいる。不思議なことにいつもほぼ同数並んでいるが、日によって甘納豆の赤飯が残っていたり、小豆の赤飯が残っていたりする。面白い現象だ。
なので、北海道に行くと、いつでもお江戸で買える小豆の赤飯は買わない。甘納豆赤飯オンリーだ。北海道に旅をする機会があればお試しください。

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JR四国の深慮遠謀 

孫に連れられ窪川まで という高齢者は多いのではないかなあ 邪推ですが

JR四国土讃線の終着駅窪川は、黒潮鉄道と予土線が集まるターミナル駅だが、明らかにローカル線集合駅なのでヒトカゲはまばらだ。乗り鉄であれば一度は行ってみたいと思う駅だが、すでに駅構内には売店すらない。
食堂が営業しているのだが、運の悪いことにいつ行っても休業日に当たってしまう。その終着駅に大きなパネルが貼られていた。初代のキャラ電車が復刻すると書いてある。熱心ンな乗り鉄であればこの罠にはまんまと引っかかるだろう。

そのJR窪川駅からとほで100mほど離れた場所に黒潮鉄道の駅がある。ローカル線ではよく見かける一両編成のディーゼル車だ。これがJRホームの隣にこれ見よがしに泊まっている。乗りたいなあ。玖波川駅から高知県西の端にある宿毛までの鈍行旅はたのしいだろうなあ。のりたいなあ。と、乗り鉄の欲を掻き立てるためのディスプレイではないか。

どうも最近のJR四国はマーケティング力が上がったようで、あちこちの駅に仕掛けがかけてある。愛媛県松山では新駅が高架化とともにオープンした。素晴らしいことに旧駅はそのまま現状保管_されている。解体せずに観光施設として維持すれば良いと思うが。アンパンマン電車のスタンプラリーも開催中だし。鉄分の多い子供を今から育成するという長期計画があるような気がする。

個人的にはJR北海道も見習ってほしいものだ。函館発、札幌、旭川、稚内、網走、釧路、フ富良野、千歳空港という北海道ぐるっと一周寝台車(復活カシオペア)の旅など、絶対プラチナきっぷになると思うのだがなあ。ホテル仕様の個室だけで十分だろう。1週間の旅で朝昼晩と食事付きでで100万円くらいでどうでしょう。
毎週、月曜と金曜の2便運行で、年間100回くらいは、切符が捌けると思うのだがなあ。

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主役交代はグローバルなチョコ

北海道土産、不動のトップは「白い恋人」だった。ところが、首位の座を奪い取ったのはチョコレート屋らしい。なぜ北海道でチョコレートと思うが、世界中の観光都市で定番土産となっているのは圧倒的にチョコレートだ。サンフランシスコ、シドニー、シンガポール、ロンドンなど世界の大都市にある土産物屋でドーンと並んでいるのは、どこの街でもチョコレートだ。
そもそもチョコレートの主原料はカカオで、それを輸入し加工する「技術」がチョコレートの品質につながるのだから、技術さえあれば世界中どこでも名物になる可能性はある。
たまたま日本ではチョコレートを売りにした街がなかっただけのことなのかも知れない。北海道であればカカオビーンズ以外の原材料は全て自前というか地元産で揃えられるというメリットはある。チョコレート製造に気温や季節は関係ないだろうから、場所を選ばないと言えばその通りだ。

千歳空港内にある「見える工場」がチョコレート会社によって運営されているのはある意味グローバルな観光という意味で理解しやすい。残念ながら海産物などであれば、製造工程を見せるのはなかなか難しい。ちょっとグロい光景になる。チョコレートであれば綺麗なものだ。

製造ラインがガラス張りの通路から眺めることができるが、この日はラインが止まっていた。いつ製造するのかとも思うが、毎日朝から晩まで稼働していてくれないと「見物」には物足りない。

それでも申し訳なさそうに、完成品のデコレーションされた3Dチョコ作品が並べられていた。確かに土産物としては手の込んだものだが、日本的と言えば日本的なものだ。
キャラ弁を作る国民性があれば、「カワイー」チョコを作るくらいお手のものだろう。国際線ターミナルの出し物としては、オタク系グッズと共にふさわしいものだ。千歳空港企画陣は思っていた以上に戦略的なのだな。
ちなみに空港併設の映画館も覗きに行ったが、上映しているのはアニメばかり。グローバルな商品を揃えるという意味では徹底している。すごいな。

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プトホテルを初体験

高知県四万十町と言われて、その場所がピンとくる人は少ないと思う。高知県は東西に長いが、四万十町は県西部の中央に位置する。香川県から高知県につながるJR土讃線の終点の駅がある。ここから愛媛県につながるJR予土線と、高知県西端の街、宿毛につながる黒潮鉄道の接続駅でもあり、乗り鉄にとってはなかなか魅力的なポイントだ。
ちなみに四万十町とは別に四万十市も存在するので、この辺りを訪れるときはきっちりと住所確認をする必要がある。
そんな街で、たまたま一晩泊まることになった。長い付き合いの友人が、隣町にも関わらず一夜の宿を手配してくれた。昔から続く老舗旅館の主人が、離れとして小さいホテルを開けたということだった。ぱっと見では古民家改造の旅館風だったが、実は歴とした新築で、内部のデザインも和をベースにして木を生かした作りだった。モダンジャポネスクという言葉が記憶の中から飛び出してきた。友人曰くビジネスホテルだというのだが、これはプチホテルというカテゴリーだろう。ペンションともちょっと違う気がする。

高知県は山と森林がほとんどの「森の国」なので、木材を使った建物がもっと多くても不思議はないと思うのだが、意外と木造建築は少ない。木のテイストを生かした建物で思い出すのはJR高知駅くらいだ。確か高知県長も高知市役所もガチガチの鉄筋コンクリート建造物だったような気がする。おしいなあ。
このプチホテルの2階で一晩過ごしたが、小ぶりながら快適な部屋だった。このオシャレ空間にむさ苦しいおっさんが泊まるのは場違い感がある。が、たまにはこういう洒落乙な宿も良いではないか。

チェックインするフロントは別の建物にある。食堂もそちらだ。ただ、そこに至るたる小道というか小路というか、それがまた風情がある。こういうのは計算され尽くしたものだと思うが、良いホテルは細部にこだわるものだ。作り手の感覚が優れているのだろうなあ。自分位は無理だと思う。

部屋の天井は木が剥き出しだが、これがやはり良い感じだ。宿の主人は実家の旅館を継ぐまでは美術関係のお仕事をしていたそうだ。人として感性が違うのだな。自分のようなおっさんでも、このホテルの良さ、細部までこだわった作りは理解できる。
もう一度泊まってみたいと思うが、どうやら観光シーズンは満室が続く人気ホテルだとのこと。それも納得できる。
ご興味のある方はこちらをご参考に……………

https://www.mimaryokan.jp

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ON TIMEは快適な空の旅だ

所用があり北海道にある実家に戻ることにした。今回は航空会社を変えてみた。ON TIMEで出発した。実に快適だ。隣の搭乗口からの便は相変わらず定刻では飛べないそうで。お気の毒なことだ。
しかし登場締め切り時間に。もう入り口は閉めるけれど〇〇サン……………以下数名の方、今すぐきても乗れないよ、というアナウンスを毎度のように聞く。たまには、従業員の煽動で走ってっくる奴もいるが、あれが一体どういうことなのかといつも思う。時間ギリギリに来て身体検査で捕まっているということだろうか。乗り遅れ客の探索に費やす手間や時間、おまけにそのせいで出発時間が遅れることによる同乗客の迷惑を考えると、もっとバッサリ切り捨てても良いのではないかなと思う。
オンラインチェックインが始まってから増えた現象でもあると思うが、なんとか対策を立てる必要があるだろうなあ。以前は空港でチェックインする必要があったので、その時点で間に合う間に合わないは判断できていた(地上係員が判断して引導を渡した)せいだろう。いまではそのきのうがない。身体検査の手前にある搭乗券チェック時に「もう間に合わないよ」とか警告するシステムが必要なのではないか。
それ以外に乗り遅れる原因として考えられるのは、身体検査は済ませたがのんびり飯を食っているとか、土産物を買いすぎて歩けないとか、わがままな理由がるのだろうが、そういう奴らは放置で良いだろう。
などと座席で考えていたら、通路を走ってくる奴がいた。幸いにもドアが閉まる直前に駆け込んできたらしい。やれやれだ。時代に合わせてルールは変わるが、人の気性は変えられないらしい。

同じようなことだが、空港で搭乗前に気がついたことが一つある。ゴミ箱に雑誌・新聞という区分がなくなっていた。たまたま家から持ってきて新聞を読み終わったので捨てようと思ったのだが、いつの間にか専用ゴミ箱がなくなっていた。全然気が付かなかったが、なくなっても当然だろうと思う。すでに駅のホームでも雑誌のゴミ箱は消滅している。
そもそも新聞を読む人はもはやいないのだ。スマホでニュースを見る、関心のある記事は検索する時代だからなあ、と事情は理解できる。自分も使わなくなったから「新聞ポイ捨て箱」がなくなっていることに気が付かなかった。
時代の変化とはこういうところに現れるものなのだな。

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あちこちにいるアン○ンマン

アン○ンマンはJR四国の土讃線・予讃線を支配している。少なくとも幼稚園に通う子供たち、それより下の歳の子供達の心を鷲掴みにしている。その吸引力は時にママやパパへの愛情を押し除けるほど強いものだ。
この丸い顔のキャラクターとそのファミリーで満載された特別列車は、おそらくだが週末はとてつもない混雑なのではないかと思っている。ただ、子供時代の純真な愛情をすっかり失って久しいジジイ世代としては、このキャラ列車に乗っても特別な感慨はは生まれない。JR九州のデザイン列車であればなかなかときめくものもあるのだが。
車内が明るいなあとか、あちこちにキャラがいるなあとか、つまらん感想しか出てこない。感動は……………ないなあ。
ただ、ジジイ世代向けにこの特別列車は違う魅力があるはずなのだ。孫を連れて日帰り旅行を楽しむジジイの絵が頭の中に浮かんでくる。孫ッチのご機嫌取りにいそいそとアン○ンマン列車の乗り込むジイさん、バアさんという光景は、パパとママの姿よりしっくりくる。おまけに、まだこのキャラは外国人アニメオタクの侵略を受けていないようで、異国人に車内が占拠されることもない。
オタクに向けたキャラ列車は確かに短期的な収益は上げやすいし話題にもなる。ただ、少子高齢化に悩むこの国にとって、ジジイババアのエンタテイメント、つまり孫に阿る活動はもっとも広がりがあるビジネスではないかと思うのだが。
阿蘇では復興のためにワン○ースのキャラ列車がはしているそうだが、例えば国民的なアイドルキャラ筆頭の「青い猫型ロボット」列車を日本海沿いにリレーで走らせるとかやらないかなあ。新幹線の路線はあえて外して地域の活性化に繋げるのが吉だ。中央本線は新宿から松本経由で名古屋前、ライダー列車にするとか、東北本線で東宝怪獣キャラ総出演とか。東海道53継でウルトラ怪獣53体を撃破せよとか。ゴールは大阪駅でバル○ンがお出迎え……………いや、大阪城決戦はゴモ○だったか。楽しい妄想だなあ。

JR四国の主要駅ではそれぞれ趣向を凝らしたキャラお出迎えが準備されている。個人的には松山駅が一番よろしいと思う。駅内で一番良い場所を占領していたが、お子様にとっては絶好の撮影スポットだろう。バイキ○マンではなくド○ンちゃんなのは、昨今のジェンダー問題への配慮なのだろう。意外と芸が細かい。

岡山から高知へ向かう特急も、なぜか高知駅ホームでしばらく待機しているので、時間さえ合えば親子揃って(いや、ジジババ孫ッチ揃って)絶好の撮影スポットになっているのだが、意外と写真を撮っているファミリーを見かけたことがない。たまに、女一人旅風の観光客が熱心に写真を撮っているのをみることはある。おそらく、2歳くらいからの熱狂的なファンなのだろう。大人になって念願の一人アン○ンマンツアーを楽しんでいるに違いないと思っている。

高知駅ではホームに上がる階段が撮影スポットみたいだが

アン○ンマンの著者が生まれた高知県だが、意外と高知駅に撮影スポットがない。松山駅とは大きな差があるなあと思うが、これはJR四国の管轄違いによるものだろうか。駅長の考えなのだろうか。あれこれ考えてしまう。
ちなみに、高知駅から、あの有名なはりまや橋に続く駅前通りには、あちこちにアン○ンマンファミリーの石像が並んでいる。鳥取県境港市には鬼太郎ファミリーがこれでもかと道沿いに並んでいたが、あれよりはだいぶひっそりとしている。石像設置の担当が高知県なのか高知市なのか観光協会なのかはわからないが、登場キャラ全部を並べるくらいの気概を見せて欲しいものだ。アン○ンマンファミリーには軽く100を超えるキャラがいるはずだから、全国の腕自慢な石工を集めて石像製作コンテストでもやれば良いのになあと思う。

高知空港では全体的に龍馬ラブが溢れまくっているので、アン○ンマンはほとんど脇役だ。2階の休憩ロビーにあるキッズコーナーにひっそりと立っている。この隣には高さ2mを超える鳴子(よさこいの必須アイテム)があって、その脇役というかおまけ扱いになっているのが寂しい。
主要ファミリーを最低でも十人くらい登場させて撮影スポットにすれば子供に、そして子供を喜ばせたいパパママ、ジジババには大人気になるだろうに。少子高齢化対策などと行政が下手くそな策を講じているが、子供を喜ばせる施設をもっと大量に作って、じじばばに孫を連れ歩くようにすれば、つまり孫のために金をたっぷり使わせるネタを作れば、経済活性化と併せて良い試作になるのになあと思う。
子供が喜ぶ姿を見れば、パパママはもう少し子作りに頑張るだろうし、ジジババは孫っちの面倒を見ることで体を動かし健康寿命が伸びるというものだ。子供が一人では一回しか行かない「お子様向け施設」も孫の数が二人、三人となれば当然ながら行く回数も増える。

アン○ンマン文化が国を救う、社会を守る。まさに描き手が思い描いた元気百倍な良い社会の実現ではないか。来年、この著者を主演とした某国営放送の朝ドラの舞台になる高知県はどれだけどれだけ自分の金を突っ込むのだろうか怪しいものだ。ただのり便乗商法は避けて欲しいものだがなあ。

どうもアン○ンマンの理念は、子供にはよくわかってもらえるが、金儲けをしたい大人には難しすぎるらしい。

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文句を言ってはいけないとは思うが

高知市内で馴染みの店が休店していたので街中を彷徨い歩くことになった。忘年会シーズンのせいかどの店も満席で晩飯難民になりかかった。全国チェーンの大箱であれば何とかなるかと入ってみたら、幸運にも席が取れた。ただ、幸運はそこまでだった。
忘年会シーズンなので、料理の出てくるのが遅いのは何とか諦めがつく。隣の席が大人数の宴会で、そこから聞こえる大声の会話も居酒屋としては仕方がないとも思う。

ただ、高知に来ていてお江戸風の居酒屋料理を注文する気にもならない。高知県人が普段と異なる江戸風料理を食べたくなるのは理解できるが、こちらはそれに合わせる必要はない。高知でハンバーガーチェーンに入ると負けた気がする。居酒屋でも似たようなものだ。
だから全国チェーンの居酒屋ではあるが、店頭に観光客向けで高知料理のメニューが掲げられていたので、、それをいくつか注文することにした。

普通な「いものてんぷら」

ナスのたたきとは高知の家庭料理で、特別に決まったレシピーがあるわけではなく、それぞれの家庭で色々とアレンジされているそうだ。揚げなすをポン酢的なタレで食べる料理だと理解している。それを注文したらあまりのルックスの違いに驚愕した。
ただ、気になって店頭のメニュー写真と現物の写真を撮り比較してみたら、まあ、別物というほど違っているようでもない。メニュー写真の方がうまそうには見えるが、よく広告などに書いてある「写真はイメージです」的なものと考えれば許容範囲かもしれない。
注文する時にメニュー写真のイメージが勝手に膨らみ、現物が出てきた時に違和感を感じただけなのだろう。でもねえ、ちょっと違うよなあ、と心の中で声がする。

いも天は、高知日曜市で出店している有名な人気店の看板メニューだ。甘めの衣がついたさつまいもの天ぷらといったもので、高知のあちこちで「いも天」類似品は売られている。だから、当然のように各店ごと味も違い形も違う。
ただ、この時に出てきた「いも天」は、普通な衣の天ぷらだった。うむうむ、芋の天ぷらであることに間違いはないから、名称詐称とは言えない。確かに芋の天ぷらだ。普通にうまい。でもね、高知でいも天と言えばこの味ではないのでしょう?と言いたくなる。

このモヤモヤした感じは、高知市内の店で高知料理を注文した気分から来る、いわゆるご当地バイアスなのだと思う。同じものが高知名物料理としてお江戸の盛場、新宿・渋谷・池袋あたりで登場したのであれば何の抵抗もなく受け入れるだろう。
だから教訓として学んだことだが、旅先で全国チェーンの店に入ってはいけないし、もしも仕方がなく入ってしまった時はご当地メニューを注文しないこと。唐揚げとか肉じゃがとか冷奴であればご当地バイアスで悩むこともない。

責任はお店にあるのではなく、あくまで自分にあることをよく理解しておきましょう。だから、次回は絶対に居酒屋「葉牡丹」だなと思うのだが、葉牡丹でいつも注文するのはオムライス、酢豚、焼き鳥……………全く高知の匂いはしないのだけれどね。

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沖縄土産あれこれ

沖縄で買い揃えた土産物色々のうち、食べ物だけをピックアップしてみた。今まで一度も見たことのなかった塩煎餅を見つけたのは、ちょっと街外れにあった土産物店だった。見た目はなんとも素朴だが、お味も素朴だった。日頃見慣れたせんべいとは随分違うが、伝統的駄菓子というのであれば文句のつけyぷもない。名前が良いよね。

甘いイソ味のポーナッツは何度でも食べたいと思う悪魔的な旨さだった。バタピーの塩味もなかなか中毒的な旨さがあるが、この味噌味コーティングピーナッツは、人の意識を猿族にまで変更してしまう。それくらい魔物じみた中毒性がある。(個人的見解です)甘さとピーナッツに多い脂分が絶妙に絡まり合っているせいだ。和菓子の甘さには脂分が何のでここまで中速製が強くならない。洋菓子、バターやチーズを使った菓子が幼い子供に人気があるのは「糖」と「脂」が生存に直接繋がら重大な栄養分であり、それが本能に刷り込まれているからだ。
だから、このままいピーナッツはきっと子供も好きに違いないし、ヒト族と共通祖先を持つ猿族もきっと大好物に違いない。まさに「体が求める食べ物」だろう。サーターアンダギーもニアような特質をもつ。沖縄人、すごいなあ。

スーパーの惣菜コーナで見かけた沖縄風ぜんざいは、確かにお江戸あたりのぜんざいと違い豆が大きめでごろっとしていた。甘さは控えめなので、みつ豆とぜんざいの中間くらいの感じがした。
その常備版を見つけたので、ついつい喜んで買ってしまった。普段はあまり食べないぜんざいだが、この沖縄版ぜんざいであれば週一くらいで食べてみたい。しかし、沖縄は全県人口100万人程度のはずだが、オンリー沖縄の製品が豊かなことには驚くばかりだ。
ちなみにスーパーの食品売り場で必ず確かめるのが納豆売り場だ。納豆売り場は地域によって随分と異なる。並んでいる商品の種類や製造メーカーなど、東西南北で随分と異なっている。一般的に西国では納豆売り場は小さめの傾向にあるが・沖縄ではそこそこの広さがあり、これはちょっと意外だった。琉球王国時代に納豆文化が流入したのだろうか。このぜんざいは日本的というより大陸王朝的な匂いがするが、納豆は薩摩藩経由で入ってきたような気がする。

スッパイマンは100円ショップでよく見かけるので駄菓子の一種だと思い込んでいたのだが、沖縄では著名な菓子らしい。どこのコンビニでも大量に陳列されていた。疲れた時にはこの甘い梅を食べると元気が出る。沖縄名産だったとはなあ。

沖縄といえば〇〇の一つでもあるオリオンビールのコラボスナックがあった。ビール味がするのかと思ったが、普通にカリカリしょっぱいスナック菓子だった。これもコンビニに行けばどこでも買える人気商品だった。
グミも沖縄原産のものが売られていた。シークワーサー味は言われてみればそうかなという感じで、レモン味とかゆず味とか言われてもあまり差が感じられないくらいではないか。ただ、気分は沖縄になるところが重要なのだなあ。マンゴー味は、確かに一口食べたらあわかる「普通の味」に仕上がっている。個人的にはトロピカルフルーツの中でマンゴーが一番好みでもあり、この組は10個ぐらい大人買いしてくればよかったと後悔した。

ただ、色々と買い集めてきて楽しんだ後に気がついたのだが、やはり沖縄食品は銀座にあるアンテナショップに出かけていけば相当な種類を手に入れることができる。ここに並べてみたものも塩煎餅以外は手に入りそうだ。確かに、いつもアンテナんショップで買う「塩ちんすこう」は、本場に行っても買う気が起きなかった。お土産に頼まれたお菓子も銀座で買えたなあなどと後になって気がついた。

実に便利で、そしてちょっと味気ない世の中になったものだ。